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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「若妻の性欲 だらしない肢体」

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「若妻の性欲 だらしない肢体」エクセス 監督:金田敬
「若奥様狩り 性感帯をなぶれ!」1991年の改題

フィリピンから出稼ぎに来ていたはるみ(須磨れい子)とさゆり(五島めぐ)は、実の姉妹ではないが、さゆりははるみのことを姉のように慕っていた。ビザが切れてしまったはるみは、日本にいたいがため、村岡の斡旋で偽装結婚をすることにした。籍を入れるだけの結婚でもさゆりは反村した。何も変わらないと言っても聞こうとしない。さゆりの心配はうれしかったが、偽装結婚以外に日本に居ることの出来ないはるみは、強引に話を進めた。
この偽装結婚の仲介を務める村岡は、別れた妻・今日子(岸加奈子)とズルズルと肉体関係を続けていた・・・。


須磨れい子と五島めぐがフィリピーナの役ってのが、そもそも無理ありなんだけど、そんな事言っても仕方ないか。
なんだか騒々しいな。

門司港発祥のバナナの叩き売り口上のセリ歌「バナちゃん節」(もちろん知りませんけど)を使ったりしていて面白い。

「この棒一本備えあれば、世の中のあらゆる悪事は逃れ、安全は保障される」?でしたっけ?

偽装結婚を仲介する村岡(小林節彦)とその別れた妻(岸加奈子)のずるずるべったり情事。
こたつを使っての濡れ場が素晴らしい岸加奈子さんでしたが、その後あまり物語にからまない。所謂脱ぎ要員で終わってしまって、極めて勿体ない。
本作のエロ・シーン、ナンバー・ワンは須磨、五島の姉妹でなく、岸加奈子で間違いありません。

なんだかんだ有って(もう細かい所はあまり憶えてない)、フィリピン店従業員のケンちゃん(松村透)とさゆりが河原のワゴン車内でアヘアヘ。
夢中になってサイドブレーキがさゆりの足ではずされ、川にドボ〜ン。
画面からゆっくり消えるワゴン車と音だけで表現する演出は予算の関係の苦肉の策で苦笑もの。
え?結局それでさゆりは死んじゃったんだ。

個人的には、山本竜二が「高砂や」(ウェディングマーチの節に乗せるエノケン物真似)を歌っているのが嬉しい。

山本竜二の歌と岸加奈子の炬燵からみだけでも満足です。

シネロマン池袋

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