Quantcast
Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4203

「少女娼婦 けものみち」

$
0
0
「にっかつ傑作選 エロチック69(シックスナイン)〜内田裕也特集」

「少女娼婦 けものみち」1980年 日活 監督:神代辰巳

サキは、屋台を引いて生計をたてている母・圭子と二人暮らしの十六歳の少女。サキはボーイフレンドの外男と初体験を済ませた。ダンプカーの運転手のアタルとも関係を結んだサキは、成人した男に、外男では得らたない陶酔感に浸る。そんなサキを追い続けている外男は、彼女を見つけるとむしゃぶりついた。サキは子供を宿してた。アタルの子とも外男とも分らない。アタルは妊娠の事実をサキに聞くと、「産めよ」とやさしく言うのだった。一方、外男は、その知らせに動揺、堕胎費用を集め、彼女に渡すのだった・・・

ロマンポルノとは言え3本立ての3本目ともなるともうかなりキツい。勘弁してください。
ダレた、ダレた。
あまり高くない評価になるのは観る側の問題という事でご容赦。

ダメ男でワルの内田裕也は相変わらず良いのだけれど、ここではちょっと大人の面を見せてカッコ良すぎたりもする。
海辺のシーンなんてカッコ良すぎて笑っちゃう。

内田裕也のワル演技パターンに人を足でもって扱うというのがある。
ここではサキを後ろ抱き状態から二人羽織的にサキの足を使って人を足下にするというのが面白く、且つチャーミング。

「嗚呼!おんなたち猥歌」同様に男の足の裏を包丁で刺すというシーンが出る。このシチュエーション、神代監督、よほど気に入ってたんでしょうか。
ルーチン確認が容易なのが特集上映の妙味。

サキ役の吉村彩子という娘は女子高生としてとてもナチュラルで良い感じ。
浜辺の穴で砂まみれの濡れ場。こういうのは岸田今日子様には敵わないけど。
他にどんな作品に出ているのか調べて観たけど、これっきりのようだ。この素材はあまりに勿体ない。

母親はこのところ気になってしょうがない珠留美。
あ、水島美奈子出てました。

母親と同じように屋台を引くサキのカットで終わる。

ちなみにサキは売春しているわけでは無い。娼婦性という意味合いの判断で良いかな。




新橋ロマン劇場


にほんブログ村 映画ブログへ blogram投票ボタン


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4203

Trending Articles