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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「紅い発情 魔性の香り」

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「紅い発情 魔性の香り」2014年 OP映画 監督:池島ゆたか

ともえのルームメイトで大学の後輩、カオリは男遊びが激しいく夜な夜な男を連れ込む。ともえはカオリに男遊びを自重するように注意するが、モテるので仕方ないと自慢され逆に馬鹿にされてしまう。ともえは公務員で地味な生活を送り、最後のセックスも5年前だった。
また違う男を連れ込むカオリを横目に、ともえは久しぶりのオナニーに耽る。夢想世界の中では愛されるヒロインになれるのだった。
翌朝。身支度をしているともえの前に昨夜カオリが連れ込んだ男、一哉が現れた。ともえは彼に一目惚れしてしまう・・・。

猟奇的事件に発展する血の映画だけれども、ピンクのOP映画ではこの手の企画を通すには障壁があるというような事をどこかで聞いたような気がする。違うかな。
したがって、血みどろ映画としては何か一つ食い足りない。エグさが中途半端ではないのか。

ビッチなルームメイト、カオリの瀬戸由利亜はケバい小顔でスリム巨乳、役には合ってる。
かなりひどいビッチで男の方も単なる遊び対象の女としか見えないが、何故か、男どもは本気で惚れて求婚したりする。男の前で見せる姿が違う手練れって事でしょうか。

身もちの固いブス女(なぁに、彼氏居ない歴5年程度だからまったく魅力が無いわけではない微妙な感じ)が日高ゆりあ。こちらは例によってチンチクリンのポッチャリ微乳。(失礼!)今回は眼鏡女子だが、彼女の扁平な顔には良いアクセントになっていて正解。

後半のWゆりあのバトルは必見。真面目でまともに思えたカオリが崩れて狂気に向う様、日高ゆりあの演技が光る。
前半でのカオリと母親との会話(見合いの薦めと妹の出産)で、彼女の内面の鬱屈が垣間見える。
結婚したいけれど、モテない女。ストーカー化から狂気へ。けっこう切実な内容。

ある種の女性映画で、女性観客への意識は感じる。
スプラッタ表現もさほどでは無い事だし、同様の境遇の女性は感情移入しますでしょうか。



上野オークラ劇場

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