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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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Kenny Burrell /Guitar Forms

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おかげさまでここ数年ジャズ・ギターを良く聴くようになりました。
今、一番のお気に入りはバーニー・ケッセルおじさんです。他にタル・ファーロウ、ジョニー・スミスやジム・ホールまで。
それ以前はジャズ・ギターといえばジョー・パスとウェス・モンゴメリー、それにケニー・バレルくらいしか聴いてなかったですね。

ジャズ齧り始めの頃にギターも一つってんでケニー・バレルおじさんを良く聴きました。

どうも、バーニー・ケッセルもケニー・バレルもおじさんと呼びたくなる風貌。

名盤としてはアンディ・ウォーホルのジャケット、「KENNY BURRELL Vol.2」が好みですが、たまにこの「Guitar Forms」が無性に聴きたくなるんよね。



ただ、これはジャズ・アルバムではありませんね。ギター・アルバムです。
邦題「ケニー・バレルの全貌」ってくらいで、トラディショナル・ブルース、クラッシック、フラメンコ、モダンブルース、ボサノバ、バラード、民謡、スタンダード、モダン・ジャズとあらゆる要素を楽しむ事ができます。
私の苦手なギル・エバンスがアレンジしています。ギル・エバンス楽団との競演もありますが、マイルスとだとちっとも良さが解らないギル・エバンス楽団。
ここでのLotus Landなんかも困ってしまうのですが、アルバム・コンセプトの中の一つなので耐えられます。Guitarが良いですから。

KENNY BURRELL/GUITAR FORMS
ARRANGED AND CONDUCTED BY GIL EVANS
modern interpretations of the classic guitar styles played by Kenny Burrell against a tight and glowing orchestral backdrop.

Side One
1.Downstairs
2.Lotus Land
3.Terrace Theme
4.Prelude #2 excerpt

Side Two
1.Moon And Sand
2.Loie
3.Greensleeves
4.Last Night When We Were Young
5.Breadwinner


特筆すべきはブルース・フィーリング
1曲目のDownstairsだけを何度も何度も繰り返し聞いたもんです。カッチョ良いんですもの。






ただ、ケニー・バレルは管の人との競演が多すぎるような気がします。ジャズを楽しむならそれも良しですが、ジャズ・ギターを楽しむのなら、やはり最小限の編成、ギタートリオなんかの方が好ましいので。「ジャズ・ギターを聴くか」という感じでケニー・バレルのレコード、CDをピック・アップする事はあんまりないのですね。
ジャズ・ギターを良く聴くようになった近年は敬遠されがちなんです。

少し逆襲を試みたい。

Bluesy Burrell
On View At The Five Spot Cafe
K.B.Blues

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