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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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LIGHTHOUSE AT LAGUNA

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Howard Rumsey's Lighthouse All-Stars * Barney Kessel * Hampton Hawes'Trio with Shelly Manne
LIGHTHOUSE AT LAGUNA

side 1

WITCH DOCTOR NO.2 Played by The All-Stars featuring Bud Shank on flute.
'ROUND ABOUT MIDNIGHT Guitar solo by Burney Kessel accompanied by The All-Stars.Arranged by Kessel.
MOOD FOR LIGHTHOUSE Played by The All-Stars.
WALKIN' Played by The Hampton Hawes Trio.

side 2
BLIND MAN'S BLUFF Played by The All-Stars.
LADY JANE Tronbone solo by Frank Rosolino accompanied by The All-Stars.
THE CHAMP Playd by The Hampton Hawes'Trio.
CASA DE LUZ Played by The All-Stars.

ジャズのジャケ買いに失敗は少ない。
これは購入時、すぐさまオーディオ環境が崩壊してしまいあまり聴いていなかったやつ。

ジャズ・ギター、バーニー・ケッセルは盲点でリーダーアルバムはまだ1枚も持っていない。
レコード屋でかかっていたギター音色に痺れた憶えがある。
ギターの音がれろれろと聴こえたのだ。
毎度お世話になっているよしはらさん家でPOLL WINNERSを取り上げていただいたのを観て早速、YOU TUBE散策
POLL WINNERSの3枚はジャケットも力が抜けるので必携のレコードアルバムとしてメモしておきたい。

このハワード・ラムゼイ・ライトハウス・オーケストラの1955年ライブ録音ではゲスト参加という形で1曲のみ収録されている。モンクのお馴染み名曲ラウンドアバウトミッドナイトを名演奏で聴かせてくれるのが嬉しい。

このところウエストコースト・ジャズを聴いていなかったけど、やっぱりいいね。
中編成のオーケストラ・サウンドはあまり聴かないけれど、このハワード・ラムゼイなら楽しくご機嫌に聴ける。また、バーニー・ケッセル、ハンプトン・ホウズ、フランク・ロソリノといったゲスト参加の名演がお値打ち。
フランク・ロソリノもこのアルバムだけでしか聴いていない。

ポールウィナーズとともにライトハウス・オールスターズも購入リストに入れておこう。

http://blog.goo.ne.jp/imapon2/e/0cee2fe57ae4df42dc881050f6c3bfd0

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「ビッグヒート/復讐は俺にまかせろ」

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「フィルム・ノワールの世界」

「ビッグ・ヒート/復讐は俺にまかせろ」1953年 監督:フリッツ・ラング

最愛の妻を何者かの手によって爆死させられた巡査部長が、執念の単独捜査に乗り出し、ギャングと癒着した署内の腐敗を暴く!個人的な恨みに突き動かされて悪に突進してゆくグレン・フォード、娼婦の顔に煮えたぎるコーヒーをぶっかけるリー・マーヴィン、鬼気迫るグロリア・グレアムらの迫力に目を見張る!

フリッツ・ラングのフィルム・ノワールは少しづつ観て行きたいと思ってます。
B級ノワールとして、ごく普通の作品と思うが、それでもやはり見所は多い。

家族団欒の日常から、妻の爆死のシーンへの展開。
復讐に燃えて、前のめりに突進するパニオン刑事部長(グレン・フォード)ドウドウ。
軽薄に登場するヴィンス(リー・マーヴィン)の情婦デビィ(グロリア・グレアム)

デヴィとパニオンが初めて会うバーのシーンが秀逸。
パニオンに気押されひとまず退散するヴィンスを尻目に、パニオンに一杯御馳走させてくれと声をかけるデビィ。
デビィの心理描写が希薄なだけに想像を膨らませて観ていく。
刑事の気を引こうとするが、パニオンは事件解決の事しか頭になく、相手にされない。

暴力描写は、昔の作品なのでそれなりですね。
一番の見せ場のコーヒーぶっかけの場面にしたって実はデビィの悲鳴が聞こえるだけ。
顔に大やけどを負って顔半分を包帯で覆われるデビィ。それによってグロリア・グレアムの横顔美人度がいや増すといった寸法もよろしい。モノクロ映像に美しさが映える。

それぞれに復讐という目的ができて、事件を暴いていく二人。

前がかりになって追及を続けてきたパニオン刑事だが、実際に復讐場面がやってくると実は理性的。

リー・マーヴィンの変態悪役ぶりも素晴らしいです。

シネマヴェーラ渋谷

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「恋人たちは濡れた」

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〈ピンク映画50周年記念特集〉
PINK FILM CHRONICLE 1962-2012 番外編
日活ロマンポルノセレクション
-午後8時の映画祭-

「恋人たちは濡れた」1973年 日活 監督:神代辰巳

5年ぶりにさびれた漁港に帰郷した男。映画館のフィルム運びをし、過去を隠して生きる彼と、そんな彼の過去に興味を抱く周囲の人々。やがて男の過去が明かされる。若者の浮遊感や倦怠感を見事に描写し、青春のさすらいを綴った神代辰巳監督の代表作。

この神代監督の名作をやっと観る事ができました。
それにしても印象的に残る映像に溢れた作品でんな。
うらぶれたピンク映画館主の妻でモギリの絵沢萌子がフィルム運びの青年(大江徹)に夜の漁船で言いよるシーン。絵沢さんの台詞回しがなんとも言えない味。「生意気言うのね」が堪りません。
主演は中川梨絵で、例によってアンニュイな雰囲気で魅せておりますが、この映画はエロ度の観点から言っても熟女・絵沢萌子の映画とは個人的な感想。
着物のまま漁港の繁華街を走る姿。
灯台で首を吊ろうとする姿。

もちろんヨーコの中川梨絵さんも負けていません。すすきの中での三浦(清水国雄)との青姦。
ここからの大江徹とカップルによる微妙な三角関係が70年代青春映画なのですが、それぞれのキャラのため一風変わっていて面白い。

大江徹を追ってバスに乗り、後部座席の窓。追う清水国雄の投げる果実が中川梨絵の眼前の窓で炸裂する。

延々と果てしなく続く3人の馬跳びのシュールさ。もちろん途中から中川梨絵は服を脱いでいきます。

清水に紹介されたブスい女・薊千露を林の中で強姦するシーン。尻に付く泥に、何の事は無いのにはっとさせられたり。

そしてラストでの港、ドロハンを逆さにした自転車での2人乗りから、唐突な幕切れ。

大江徹は謎の青年で、この港に来たばかりだと言っているが、漁港の人たちは皆、「カツだろ、カツだろ、何があったんだよ、隠すなよ」と決めつけてくる。本人があれだけ人違いだと言っているのに、まったく取り合ってもらえない。前半、この不条理感が妙に面白かったんだけど、真相はやっぱり脛に傷持つカツだったという結末。カツが過去を隠していたんじゃなくて、本当に人違いだった方が個人的には好みなんだけどな。それほど漁港の人々の決めつけが強烈だった。

大江徹がさびれた映画館の宣伝のため自転車で歌う春歌調の歌。神代監督はこういう音楽の選び方が好きなんだろうし、また上手いんですよね。

銀座シネパトス

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東都大学野球2部優勝決定戦 日大VS専大

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当初有給休暇の予定は午前中はのんびり散髪でもして、午後から阿佐ヶ谷にジャズを聴きに行く・・・。
しかし、今週の天候の関係で木曜と思われた2部優勝決定戦がこの日にずれこんだ。
というわけで、急遽神宮球場。

晴天の野球観戦日和。

陰ながら、古豪専修大学野球部を熱く応援する身としては、神宮球場で専大の試合を観戦するなんて、久しぶり。

相手は、最終戦に連敗でもしようものなら、2部最下位決定戦に回っていたという日大。
そう、今季の2部リーグは大混戦。というかどんぐりの背くらべ状態。
リーグ前は、まさかこの2チームの伝統の一戦による決定戦になるとは思いませんでした。
すっかり2部定着で近年は3部との入替戦に回る事の多い専大がスタート良く、勝率で首位に立っていました。
確かに最上級生の学年は2年生の頃から期待されていましたから、漸く開花。

この決定戦、後半調子を上げてきた日大との比較で、上回れるのは日程くらいかとも思ったのですが、なんと専大が7季ぶり19度目の2部優勝を決めました。

神宮球場
2部優勝決定戦

日大 000 000 000=0
専大 101 000 000=2
専:○春山(桐蔭学園・4)-中園(筑陽学園・4)
日:●湊(日大高・4)−柴原(履正社・3)

埼京線が遅れたため球場入りしたのは2回表。なんと1回に早くも専修1点先制しているではありませんか。
先発は秋のエース春山投手。
この春山投手と鈴木投手(竜ヶ崎一・4)の両名、素晴らしい投手なんですが、何故か絶好調の周期が合わないようです。両輪揃えばもっと楽に優勝していたでしょうね。



その春山投手が立ち上がり、調子悪そう。四球で満塁としますが、なんとか切り抜けました。結果的にこの回に崩れず守りきったのが効きました。その後立ち直り、素晴らしい投球。不安の残る守備陣も今日は良く盛りたてています。
3回にはこちらの拙い守備が相手チームに乗り移ったかのように失策がらみで追加点。
ただ、中盤から後半にかけての打撃は相変わらず淡泊。日大、湊投手も素晴らしい投球でしたが。



なんだか、2部生活の長い専大側の方が学生、応援団、OB等関係者の執念が勝っての勝利のような気がしました。日大側、決定戦なのに応援寂しすぎ。7回の校歌無かったし・・・

4年生、まだまだ試合が出来ますね。

さて、1部との入替戦は、こちらも驚きの東洋大との戦い。
今季の東洋大はまったく調子が上がらなかったようですが、この所の1部での安定感は隋一。かなり厳しい戦いになると思いますが、4年生諸君、後輩に1部復帰の置き土産を残したいところですね。


マウンドに駆け寄り、歓喜のハイタッチ。控え目なのは、まだ次に大一番が待っているからでしょう。


投手戦で試合時間も短かかった(2時間10分)のは良かった。この後、当初予定通り阿佐ヶ谷へ・・・


専大が7季ぶりの2部優勝/東都大学
<東都大学野球2部:専大2−0日大>◇優勝決定戦◇26日◇神宮
専大が2−0で日大を下し、09年春以来、7季ぶり19度目の2部優勝を決めた。1回1死三塁、仁藤敬太内野手(4年=常葉学園橘)が中前適時打。「とりあえず先制点をと楽な気持ちでした」。3回2死二塁では、一塁への仁藤の強烈なライナーを一塁手がこぼし、二塁走者が生還した。11月3日には1,2部入れ替え戦で東洋大と対戦する予定。「みんなで戦って1部に行きます」と意気込んだ。(日刊スポーツ)

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阿佐ヶ谷ジャズストリート2012

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けやきの街がジャズで染まる2日間
金曜日、阿佐ヶ谷ジャズストリート2012というイベントを覗いてきました。

阿佐ヶ谷JAZZ STREETS 2012
2012年10月26日(金)27日(土)

2008年に訪れた時は黒船レディと銀星楽団と遭遇し、以来、ご贔屓にしておりましたが、その銀星楽団も解散状態。水林さんは富山に行ってしましました。たまに東京で歌う事もあるみたいですが・・・
4年ぶりの阿佐ヶ谷ジャズストリートです。

今回は迷った挙句、パスポート購入はせずにストリート会場の演奏をちゃっかり聴いちゃおうという魂胆。場合によっては投げ銭もありだが、こちらも懐は厳しいので。

南口噴水前特説ステージ
工事が終わって駅前の特設ステージが復活。イベントの顔ですから、重要。
出演者は毎年、お馴染みさんのようです。



HIBI★Chazz-K
世界に音楽という架け橋をかける工事作業員?でしたっけ。





前回、観た時は繋ぎ服でしたが、今日は違います。ただトレードマークのヘルメットは健在。防護メガネの方も居ます。
演奏内容は工事プレートに・・・
設計:HIBIアレンジが良いね。



この日はエレピ、ドラム、ベースのゲスト参加もあり。
路上パフォーマーとして、当イベントの幕開けには絶好のグループ。
楽曲もポピュラーな物ばかり(モーニン、ルパン3世、A列車で行こう、雨に濡れても、アイ・ガッタ・リズム、スイングしなけりゃ意味ないね、ワークソング、スペイン、シング・シング・シング・・・)なので、Jazzに縁のない人もしっかり掴めそう。
彼らのコンセプトは非常に正しいと思います。








続いて北口パサージュ前
ガチでビバップを演ってくれるというので一度、見たかった竹内郁人クインテット。
こちらも、もうこの場所で10年以上出演しているそうです。



今年はゲストとして澤田一範(as.)も参加。
メンバーがセット設営しているところから眺めていましたが、開演寸前に現れたおじさんが澤田さん(大御所なんだそうです)のようです。
このおじさんが一たび、演奏を始めると、いや、カッコ良いのなんの・・・
終始、目を瞑り瞑想の趣。
アルトを吹いている時も、待機している時も絵になります。
吹奏のため紅潮してくる喉元に西日に当たって超セクスィ。
同じ白髪髭のおじさんでもこうも違いますかね。





演奏の方もツイン・アルトで、チャーリー・パーカー、サド・ジョーンス、デューク・エリントン等の曲で大満足。
やはりチャーリー・パーカーはアドリブだけでなく、良い曲作ってまんな。







ピアノはリーダーのお嫁様。
小学生の子供衆もテント内にハロウィン衣装で待機。2人は投げ銭回収の役もあるようです。
両親の熱い演奏中、テント内でおやつ食べたりDSしたり、寛ぎの中にも退屈そうな様子が微笑ましくて、面白い絵でした。

竹内郁人 as.
澤田一範 as.
竹内亜理沙 p.
小林航太郎 b.
中矢彬弘 ds.

南口に戻って
後藤輝夫「ごめんね」



何故、グループ名が「ごめんね」なのか気になるところ。
ts. g. org. ds.の編成はややポップな感じ。
どうにも、もう一度、竹内クインテットの2nd.ステージを聴きたくなり北口に戻る「ごめんね」
イベントは同時多発で行われているので選択が難しいのです。

ただ、このバンドも、じっくり見れなかったがギターの爺さんがカッコ良かったし、ドラムは写真で解りにくいですがとても小柄な女性でした。



近年、各方面での女性の進出が目立ちますが、JAZZ界も同様。今回のイベントでも多数女性アーティストが参加している。HIBIさん処のas.澤田亜矢子しかり、メンバーに紅一点は欠かせない状況とも思えるくらい。
女性といえば、翌土曜日は国民栄誉賞のレスリング吉田沙保里もパレード参加。こっちも見たかったな。

夕方になりパールセンターまで足を延ばし(思ったより遠い)矢野忠と青空ロマンス楽団。
こちらは事前にYOU TUBEで下調べしていて、その音楽性が興味深かったので期待の楽団。

http://www.youtube.com/watch?v=AKoP1t3FRNw

若き才能の発掘にも尽力されているようで・・・

http://www.youtube.com/watch?v=Xob--WOfQLE&feature=related



ケンコバ風のリーダーとサックスは森三中の真ん中を少しスマートにした感じ(ごめんね)和服の女性のベース、ネズミ系道化メイクおじさんのウォッシュ・ボードと、その出で立ちから充分音楽の方も想像できるでしょ(できないか?)今回、バケツベースは不在。メンバーは流動的なのかもしれない。
特に懐かしい曲を取り上げてくれるようだし、音楽本来の楽しさを味わえます。今後も注目です。
ただ、この会場はさすがに音響がセコいのか、矢野さんの魅力的なボイスが聴き辛い感じ。





青空ロマンス楽団の前に演奏していた、カツラマズルカと言う3人組もちょっとだけ聴けました。こちらも非常に気になります。欧州ジプシーサウンド?、チェブラーシカっぽい。クラリネットのおばさんのスイングが楽しく、あの意地悪婆さんが被りました。

http://www.youtube.com/watch?v=n7gjXY1B4ls

パールセンター近くのバラエティ会場でもカツラマズルカが聴けるというのですが、
朝からずっと屋外で、また少し風邪がぶり返してきたか、熱っぽい。日高屋で餃子食って帰っちゃいました。


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安田学園初優勝 秋季東京都高校野球

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安田学園、早実倒し初センバツ当確!
デイリースポーツ

「秋季高校野球・東京大会決勝、安田学園2-1早実」(28日・神宮第二)

巨人・阿部の母校、安田学園が初優勝し、春夏通じて初の甲子園となる来春のセンバツ出場を確実にした。
二回1死一、三塁から7番・本宮のセーフティースクイズで先制。さらに敵失でこの回2点を挙げた。先発したエース右腕・大金は打たせて取る粘りの投球で1失点完投。要所を締めて、リードを守りきった。
“先輩超え”を果たしたことに、大金は「うれしいです。まだ、甲子園っていう実感がない」と興奮気味。「今日は日本シリーズを見ます」と、笑顔を振りまいた。
早実は五回に8番・利光が右中間にソロ本塁打を放ったが反撃はこの1点のみ。2失策が失点に絡んだ、二回の守備の乱れが響いた。

___________

何かというと阿部(巨人)の母校と言われるのが、ちょっとケッタクソ悪いですが・・・。
(安田学園の皆さん、私、巨人が大嫌いなのでお許しください)
初優勝おめでとうございます。

本日は、晴天で組合せが早実と日体荏原の古豪対決になれば神宮第二に行くつもりでしたが、雨の予報で大人しくしていました。

安田学園の試合は、この夏、見ている。

http://blog.goo.ne.jp/imapon1960/e/e889af90fb4676763f5379303625874d

2年生で11番を付けて先発していた大金投手が新チームのエースですね。
東京の高校野球は、甲子園常連校に及ばずとも強豪の部類に入るチームの試合を選んで、たまに観に行くのだけれど、強豪とは思えなかった郁文館が、その後日大三を倒す金星を上げたり、春の大会で日大鶴ヶ丘に敗れた試合を観戦した成立学園が夏に初出場を決めたり・・・
手前味噌ですが、自分自身、勝利の女神なんじゃないかと・・・

各地から秋季大会のニュースが入ってきます。
四国では高松商が、またまた出場を阻まれてしまいました。徳島の池田高校は26年ぶりの四国大会勝利。

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「(秘)色情めす市場」

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〈ピンク映画50周年記念特集〉
PINK FILM CHRONICLE 1962-2012 番外編
日活ロマンポルノセレクション
-午後8時の映画祭-

「(秘)色情めす市場」1974年 日活 監督:田中登

ドヤ街で客を引く19歳のトメ。40歳を過ぎながら売春をしている母。彼女たちの悲惨な暮らしとしぶとい生き方を描く。大阪の旧赤線地帯に生息する人々を硬質なモノクロ映像と自在なカメラワークで映し出した傑作。トメ役の芹明香の圧倒的な存在感も見もの。

2年ぶり3度目の鑑賞。
2年に1度観ている事になる。良いペースだ(?)

芹明香  ★★★★★
宮下順子 ☆☆☆☆☆
花柳幻舟 ★★★★★
脱がないけど絵沢萌子 ☆☆☆☆

今回は男優陣。

萩原朔美。
宮下順子の恋人役で、やくざな大人のおもちゃ屋に女を取られちゃう。
おとなしそうだけど、会社の金、横領してます。それで恋人が客取る事になってるようです。
真珠は無理だからパチンコ玉って・・・。

ダッチワイフ担いでストーカーのように付きまとう。この時の音楽が唐突で良いんですね。このサウンド展開、後半でのパートカラー展開同様に好きですね。
日活サントラCD。現在amazonでエライ高い事になっている。買っときゃ良かった。
煙草の火がダッチワイフに貯めたガスに引火、3人とも爆死。
古い煙突の跡と手前を走る国電。

岡本彰
強盗殺人手配の男にそっくりな青年。
トメ(芹明香)にとって、とても気になる存在。「人殺すってどんな気持ちやろ」
実雄が首を吊った後、町を出ようと誘ってくれますが、トメはこの町に残ります。
「この町何でやの、こいつが行ってもうたら、人、全然おらんようになってしもたんや。実雄が連れてったんやろか」
角刈り青年の訥々とした台詞回しが、妙にカッコ良いのであります。

今回は「恋人たちは濡れた」との2本立てでついでに鑑賞となったが、これは2年に1度くらいはわざわざ観ても良いと思える作品。今後もよろしく。

「(秘)色情めす市場」1回目

「(秘)色情めす市場」2回目

秘色情めす市場~日活ロマン・ポルノの世界SOLID RECORDS発売日:2006-10-21ブクログでレビューを見る»

銀座シネパトス

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「トルコ110番 悶絶くらげ」

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「ロマンポルノの時代」

「トルコ110番 悶絶くらげ」1978年 日活 監督:近藤幸彦

吉原の風俗街。この街に住み、女をソープランドに斡旋しながら生きている三浦は、ある日、若いアベック、チヨマ(原悦子)と則夫に出会った。チヨマはトルコで三年間だけ辛抱して、自分たちの店を持つという夢をもっていた。三浦はチヨマをトルコに斡旋し、則夫を住込みのボイラーマン見習いとして働かせた。三浦は、沖縄から飛びだしてきた由起(吉沢由起)に声をかけ、その夜、由起は三浦に処女を捧げるのだった。しかし三浦は、由起がこの街で勢力を持つ青葉会の島谷(益富信孝)の絡む女と知り、彼女が覚醒剤で体を滅茶苦茶にされ、トルコに売られることを知りながらも、彼女から手を引く・・・。

当時の原悦子人気というのはすごかったですよね。ポルノ界から一般的なアイドルが出現するというのも、まだ珍しかったんでしょう。大学の学園祭にも呼ばれてましたな。

本作はそんな原悦子がトルコ嬢となる作品で、当時から見ておきたい作品としてこのタイトルを記憶しておりました。

タイトルと言い、吉原風俗街のトルコの看板と言い、古き良き時代の青春物語。トルコという名称が使えなくなると聞いた時は頭に来たね。まぁ、その後の命名ソープランドが秀逸だったのが幸いしてすっかり定着したから良かったものの・・・。手前たちの国名変えろよ、ソープランドの首都はアンカラってね。

それはさておき、
原悦子のチヨマは17歳。いくらアイドルとはいえ、良く見ると意外と老け顔なのでちと辛いが・・・。関西弁を操る原悦子も意外な感じ?
かなり、強かで、恐ろしいトルコ街でもたくましく立ち振る舞い、人気者。天性のものなんでしょう。恋人の男の方が青葉会にびびり気味。
対照的に沖縄から出てきた吉沢由起は、毒牙にかかり廃人状態。

チヨマに技術を仕込む先輩トルコ嬢が片桐夕子。クールな先輩と思われたが悪い男に捕まっている様子。店の階段下でねだってのシーンが良いね。
ショートヘア好みの私だが、原悦子より片桐夕子派だと再確認。

業界で上手く生きていけてたはずのチヨマも、気づけば恋人、三浦と周囲は去ってしまい・・・。
今一何を撮りたいのか釈然としなかった本作でしたが、ラストでそれまで薄化粧のトルコ嬢チヨマがケバケバしいメイクでサービスをしているシーンは、妙に説得力があり惹きつけられた。

何はともあれ、刺青スジ彫、青葉会島谷役の益富信孝の強面で軽快な演技が見れたのが嬉しい。
この人、本当にイイよね。

高倉健の「唐獅子牡丹」が巧妙に使われている。

ラピュタ阿佐ヶ谷


映画見逃しリスト

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東京に居ると次から次へ名画座の特集が組まれ、映画鑑賞には事欠かない。
もちろん、スケジュールの都合やらで観たいものは全て観れるわけでは無い。
最近の各々特集の中で、関心を持ちながら見逃してしまった映画を列挙しています。
いつか、また機会があればと、劇場での上映を待ちます。
中にはDVDで妥協して鑑賞していくものもあるでしょう。
中には上映の度に、パスし続けてる作品もあります。


今月の追加(*)6件
悲願達成 1件


【あ行】
愛のきずな (坪島孝)
「エロ事師たち」より 人間学入門 (今村昌平)
アレクセイと泉 (本橋成一)
ある殺し屋 (森一生)
嵐を呼ぶ楽団 (井上梅次)
俺にさわると危ないぜ (長谷部安春)
俺の故郷は大西部(ウェスタン) (西河克己)
おじさん天国 (いまおかしんじ)
穴場あらし (太田昭和)
一刀斎は背番号6 (木村恵吾)
ああ爆弾 (岡本喜八)
女めくら物語 (島耕治)
赤い殺意 (今村昌平)
エノケンの頑張り戦術 (中川信夫)
越前竹人形 (吉村公三郎)
女吸血鬼 (中川信夫)
女殺し屋 牝犬 (井上芳夫)
ある脅迫 (蔵原惟繕)
女探偵物語 女性SOS (丸林久信)
異人たちとの夏 (大林宣彦)

【か行】
「空白の起点」より 女は復讐する (長谷和夫)
恐怖の時間 (岩内克己)
狂熱の季節 (蔵原惟繕)
喜劇 男の泣きどころ (瀬川昌治)*
喜劇 女は男のふるさとョ (森崎東)
喜劇 特出しヒモ天国 (森崎東)
黒い画集 ある遭難 (杉江敏男)
怪談お岩の亡霊 (加藤泰)
怪盗X 首のない男 (小杉勇)
狂い咲きサンダーロード (石井聰亙)
かえるのうた (いまおかしんじ)
関東女やくざ (井上昭)
県警対組織暴力 (深作欣二)
河内カルメン (鈴木清順)
月光ノ仮面 (板尾創路)
神々の深き欲望 (今村昌平)
空想天国 (松森健)

【さ行】
ゼロの焦点 (野村芳太郎)
曽根崎心中 (増村保造)
聖母観音大菩薩 (若松孝ニ)
新宿アウトロー ぶっ飛ばせ (藤田敏八)
ジーンズブルース 明日なき無頼派 (中島貞夫)
33号車応答なし (谷口千吉)
セックスチェック 第二の性 (増村保造)
スタア (内藤誠)
女番長(スケバン) (鈴木則文)
史上最大のヒモ 濡れた砂丘 (依田智臣)
集金旅行 (中村登)
春婦伝 (鈴木清順)
笹笛お紋 (田中徳三)
女囚さそり 第41雑居房 (伊藤俊也)


【た行】
東京の孤独 (井上梅次)
団地七つの大罪 (千葉泰樹)
旅の重さ (斎藤耕一)
東京夜話 (豊田四郎)
ときめきに死す (森田芳光)
でんきくらげ (増村保造)
断崖の決闘 (佐伯幸三)
月は地球を廻ってる (春原政久)
東京湾 (野村芳太郎)



【な行】
内海の輪 (斎藤耕一)
人魚伝説 (池田敏春)
ナージャの村 (本橋成一)
ネオンくらげ (内藤誠)
女体 (恩地日出夫)
情無用の罠 (福田純)
肉体の門 (マキノ正博)


【は行】
濹東綺譚 (豊田四郎)
本陣殺人事件 (高林陽一)
反逆のメロディー (澤田幸弘)
ヒバリ (いまおかしんじ)
秘録おんな蔵 (森一生)
豚と金魚 (川崎徹広)
秀子の応援団長 (千葉泰樹)
秘録おんな寺 (田中徳三)
平成ジレンマ (齊藤潤一)


【ま行】
めまい (斎藤耕一)
燃える南十字星 (斎藤武市)
桃尻娘 ラブアタック (小原宏裕)
祭りの準備 (黒木和雄)
(本)噂のストリッパー (森田芳光)


【や行】
四万人の目撃者 (堀内真直)
奴が殺人者だ (丸林久信)
夜のいそぎんちゃく (弓削太郎)
妖星ゴラス (本多猪四郎)
四畳半物語 娼婦しの (成沢昌茂)
やくざ絶唱 (増村保造)*

【ら行】
竜馬暗殺 (黒木和雄)


【わ行】
わたしを深く埋めて (井上梅次)
若い傾斜 (西河克己)
われらの時代 (蔵原惟繕)


【洋画】
嘆きの天使 (ジョセフ・フォン・スタバーク)
嵐が丘 (ウィリアム・ワイラー)
ロイドの要心無用 (サム・テイラー・フレッド・ニューメイヤー)
変身 (ワレーリイ・フォーキン)
チェチェンへ アレクサンドラの旅 (アレクサンドル・ソクーロフ)
小人の饗宴 (ヴェルナー・ヘルツォーク)
アギーレ/神の怒り (ヴェルナー・ヘルツォーク)
イタリア麦の帽子 (ルネ・クレール)
キートンのセブン・チャンス (バスター・キートン)
コンチネンタル (マーク・サンドリッチ)
ストレート・トゥ・ヘル (アレックス・コックス)
レスラーと道化師 (ボリス・バルネット)
ネクストドア/隣人 (ポール・シュレットアウネ)
魔女 (ベンヤミン・クリステンセン)
セルビアンフィルム (スルディアン・スパソイエヴィッチ)
ベレジーナ (ダニエル・シュミット)
女囚大脱走 (ロジャー・コーマン)
サンタ・サングレ/聖なる血 (アレハンドロ・ホドロフスキー)
実演!淫力魔人 (ジョーイ・キャリー)
真昼の決闘 (フレッド・ジンネマン)
僕の村は戦場だった (アンドレイ・タルコフスキー)
悪魔の往く町 (エドマンド・グールディング)*
青い凧 (ティエン・チュアンチュアン )*
北京の自転車 (ワン・シャオシュアイ)*
レニングランド・カウボーイズ モーゼに会う (アキ・カウリスマキ)*

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【あ行】

【か行】
 
【さ行】
 
【た行】 

【な行】

【は行】
 
【ま行】

【や行】

【ら行】

【わ行】


取残され中

「死霊のはらわた」「マルクス兄弟オペラは踊る」「ロストワールド」「ギミー・シェルター」「モールス」以上DVDまたはVHS

「殺られる」「ダーティー・ハリー」「四畳半襖の裏張り」「花と蛇」「嵐を呼ぶ楽団」「エロスは甘き香り」「暴行切り裂きジャック」




「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語」

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「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語」2012年 アニプレックス 総監督:新房昭之、監督:宮本幸裕

平凡な日常を送っていた少女・鹿目まどかの通う中学校にある日、謎めいた転校生・暁美ほむらがやってくる。その日の放課後、謎の声に導かれ、「キュゥべえ」と名乗る不思議な生き物と出会ったまどかは、キュゥべえから「僕と契約して、魔法少女になってほしい」と告げられる。

エヴァンゲリヲン以来とも言えるエポックな話題となっているアニメ。遅ればせながら知った以上は一度是非見ておきたい(と言っても当方、いまだにエヴァンゲリヲン未体験爺です)とここ数カ月、気が向けばレンタル屋で在庫確認してきたが、いつも貸出し中。
たまたま1巻だけ返却されていた時、同道していた小六男子のHero-Nに
「これ、面白いらしいから借りてみろよ」と出汁にしようとするも
「なんで、オレがこんなの借りなきゃいけないんだよ」と取り合ってくれない。
彼奴もまた、萌キャラ魔法少女のビジュアルに騙され、女の子の見る物と決めつけ、食わず嫌いを決め込む愚かな奴のようだ。
先週、やっと1巻が在庫されていたのを賺さず借りて観た。慣れない絵柄や声優の口調、声に戸惑いながらも事前情報で第3話からこそが衝撃展開でぐっと面白くなるという事をキャッチしていた事もあり、第3話以降へ期待を高めるには充分な面白さではないか。
しかし、在庫の間隙をついて全6巻借りようとすれば全話鑑賞はいつになる事やら。

劇場版の前後編がTV版の総集編という形態になっている事を知り、なら、思い切って劇場で見てしまえと決起。幸い上映館では連夜のサービスデイと言う事で前後編、併せて2000円の出費で済むようだし・・・。

それにしても、ゴマ塩スーツ姿で入館は、少し気恥かしいではないか。
やはり、あの萌キャラが鬼門となる。
多くの年齢層から指示を受けている話題作だけにスーツ姿の男性も見かけるが、ぐるっと見渡したところ、当方が最年長か。



借りた1巻では、結界の背景のコラージュを使いダーク・ファンタジーの雰囲気を醸す美術が目を引き、気に入っていたのだが、これは劇団イヌカレーというユニットの仕事。私の嵌った「絶望先生」でも仕事をしているユニットらしい。どうりで・・・・



大画面でこのコラージュや魔女たちを観たいというのが実は劇場版鑑賞動機でもあった。
興味はその1点にかなり集中していたが、前編を観る限り、確かに劇団イヌカレーの仕事は素晴らしいのだけれど、それは本作の重要な魅力の一つにすぎない模様。他にも魅力がいっぱい詰まった傑作である事が実感できた。



今回、ストーリーへの言及を敢えて避けて、本作のテーマとはほとんど関係しない、暁美ほむらの登場シーンで、彼女がかますボケというかギャグがTV版よりも解り易く、個人的に凄く好きである。と言う事だけを記して、後編へ続きましょう。



シネリーブル池袋

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東都大学野球 1部2部入替戦 東洋大VS専修大

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2勝した方が来春1部リーグを戦う事が出来る入替戦。勝てば天国、負ければ地獄。
1部リーグのチームにとってはリーグ戦の不調を断ち切る事ができるのか。2部リーグのチームは好調で優勝の勢い、モチベーションも的にも有利と思われ、過去、何度も入替が実現している。果たして今秋はどうなるか。
このところの低迷ぶりは2部優勝もおぼつかない状況だった専修大が好スタートを切り、勝率で優位に立ち、結局日大との決定戦を制し、7期ぶりに挑戦権を獲得。2部チームにとって決定戦で神宮を経験した事は大きい。
長の低迷でやきもきしていた学生、およびOB。明らかに応援の数では勝る専修大一塁側のスタンドの思いは、古豪復活。

1部2部入替戦
神宮球場
東洋大 100 010 020=4
専修大 031 010 00X=5
専:春山(桐蔭学園・4)−大野(星陵・1)=中園(筑陽学園・4)
洋:藤田(浜田・4)−土肥(埼玉栄・4)−佐藤翔(東洋大姫路・4)=酒井亮(埼玉栄・4)
本塁打:(専)荒木2回(3ラン)

専大先勝
「東都大学野球・1部2部入れ替え戦、専大5‐4東洋大」(3日・神宮)
専大(2部優勝)が東洋大(1部最下位)に先勝した。
1点を追う2回2死一、三塁から9番・荒木が右越えに3ランを放ち逆転。3回には3番・仁藤の右翼線適時二塁打で加点。5回にも仁藤が2打席連続の適時打を放った。
先発した春山は8回4失点でしのぎ、最後は1年生右腕の大野が締めた。
東洋大は初回1死二塁から、阪神にドラフト6位指名された3番・緒方(PL学園・4)の中前適時打で先制。3点を追う八回には、8番・酒井の適時内野安打などで1点差としたが、追い上げも届かず。3安打した緒方の奮闘も実らなかった。
4日の2回戦で専大が勝つと、専大の07年春以来となる1部復帰が、東洋大は98年秋以来の2部降格が決まる。
デイリースポーツ

確かに第1戦が大事なので、先勝したのは大きいけれど、まだどうなるか解りません。デイリー、気が早すぎます。



先発はこの秋、絶大の信頼を置けるエース春山。
充実した時の専大投手力は1部といえども手こずるのでは。
この日も打たれながら要所を締め、凌いで行く。春山投手で3点差は心強いと思ったが、そう簡単には勝たせてくれない。


東洋大、先発は藤田投手。後輩にも続けて1部でプレーしてもらいたい。


逆転3ランを放ち本塁で迎えられる荒木選手(横浜・2)

8回に1点差に詰め寄られなおもピンチの場面でのセカンド渡辺(作陽・3)が外野に抜けるかというライナーをジャンプ一番の好捕とか、9回、同点の走者の盗塁を、この日打撃ではまったく冴えなかった中園捕手が見事に二塁で刺すなど、痺れるプレーも出て、見事逃げ切った。

結果的に5回、仁藤(常葉橘・4)の適時が大きかった。矢幡(相洋・4)も良く走った。


1年生守護神、大野投手

長打も良く出た専修大。だが、簡単にポップフライを打ち上げる場面も目立った。そして、やはり失点にからんだ失策(この日のは強襲気味でしたが)

少し元気の無い東洋大ですが、つけ入る隙はあります。近年、東都の盟主と言われる東洋大の意地を見せる事ができますでしょうか。

第2戦、専修大は拓大戦で久々に好投した山田(県岐阜商・3)投手でしょうか?
東洋大は能間(桐蔭学園・3)投手?

他のスケジュールがあるため神宮観戦できません。ネットで結果をお楽しみに。

ゲーム終盤、お隣の国立競技場、ヤマザキナビスコ杯決勝の声援が凄かった。
こちらは鹿島アントラーズが優勝した模様。

プロ野球は気に入らない結果。

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「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[後編]永遠の物語」

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「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[後編]永遠の物語」2012年 アニプレックス 総監督:新房昭之、監督:宮本幸裕

思いを寄せる恭介のため魔法少女になったさやかだったが、魔法少女の真実を知って絶望に飲まれていき、ついに魔女へと変貌してしまう。まどかは、さやかを救おうとする杏子の提案に乗るが……。どんな願いでも1つだけ叶えることができるかわりに、魔法少女として戦う道を選んだ5人の少女がたどる過酷な運命を描いたダークファンタジー。

2日連続のまどマギ。本当は1日で一気見したいくらいだけど。
ある程度事前情報を仕入れていた前編より情報の少なかった後編の展開。まさに「まどマギが凄い事になってる」・・・

絶望から抜け出す事のできない魔法少女の過酷な運命。

キャラとしては萌ちゃんで、いっこうに魔法少女に踏み切れない、鹿目まどか。とりえの無い自身に自己価値を見いだせないダメっ子設定はヒーロー・ヒロインとして正解だけど、どうしても声優の台詞回し、息つぎが馴染めない。それは物語にのめり込んでも解消されず。
登場から謎めいていてクールな暁美ほむら。実は時間旅行者で、元はまどか同様のキャラ、しかも眼鏡っ子だった。保健室前でのターンがクール
普通に良い娘の美樹さやか。
巨乳な先輩、巴マミ。まどかたちが尊敬するが、実は魔法少女のシステムの事をほとんど知らずに悲惨な戦死。
登場時は美樹さやかとともに勘違いしていた佐倉杏子。お菓子好きでキバあり。ゲームセンターでステップを踏みながら暁美ほむらとの会話のシーンが良いですね。自分、最終的には佐倉杏子派ってのも意外。

美樹さやか、暁美ほむらの台詞にウルッと来る場面もあるので油断ならない。

後半のSF展開。ちょっとキュウべえによる説明調にはなっている物のなるほど、なるほどと楽しめる。このキュウべえが感情を持たない種族で、まったく人間と価値観が違い、通じ合えないという設定も良いですね。

途中、「ワルプルギスの夜」って何なんだ?ひょっとして鹿目まどかがワルプルギスの夜なんじゃないかと思いましたが、そんな事ではありません。では、あいつ誰だったんでしょう?無名の少女なんですかね。

話題としては、TV放映期間に東日本大震災が起こり、一時期放映が中断され最終回を前に打ち切りの危機があたという事だけど、それが単に特番の関係だけでは無い事も解りました。

劇伴もなかなか良いのですが、オープニングとエンディングが萌え系アニメの絵にのって、まったくこちらの許容範囲外のつまらない曲なのが残念。これは制作者側の戦略だからしょうがないんだけどね。
やはり、劇団イヌカレーの世界が良いです。



TV版は1話、2話しか見ていないけど、単なる編集の総集編でなく、細かい改訂が加えられていて、TV版鑑賞した人でも2度楽しめる。
では、逆にTV版も最終話まで後追い鑑賞してみようか、とも思うが、それは面倒だな。

劇場版[新版]来年公開ですと。
この2回で済むと思ったのに・・・

世界各地で上映され、ますますエポックな作品となっていくでしょうから、萌キャラに縁のないおじさんも一度は見ておくと良いですよ。



シネリーブル池袋

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専修大野球部12季ぶり1部復帰 東都大学野球

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専大が12季ぶり1部復帰=東洋大98年以来の2部―東都大学野球入れ替え戦

東都大学野球秋季リーグ1、2部入れ替え戦は4日、神宮球場で2回戦が行われ、2部優勝の専大が1部6位の東洋大に2―1で連勝し、2007年春以来12季ぶりの1部復帰を決めた。東洋大は1998年秋以来の2部に降格する。
専大は1点を追う八回、市原の犠飛と仁藤の適時打で逆転し、3投手の継投で逃げ切った。
(時事通信)

全日本連覇から1年、東洋大が2部降格…東都
東都大学野球秋季1,2部入れ替え戦は4日、専大(2部1位)が東洋大(1部6位)に2―1で連勝し、2007年春以来の1部復帰を決めた。
エース藤岡(現ロッテ)を擁し、2010、11年の全日本大学選手権を連覇した東洋大は、1998年秋以来の2部降格となった。
(読売新聞)

陰ながら専修大学硬式野球部を応援しております。
家に帰ってネットですぐ確認しました。
まさに戦国東都、恐ろしいですね。
専修大学野球部の皆さん、おめでとうございます。
4年生は最後に素晴らしいプレゼントを残しました。
後輩は1部リーグでの戦いは非常に厳しいものとなると思いますが、1部定着、そして1989年春以来32度目のリーグ制覇を目指す事になります。それが達成できて初めて古豪復活ですね。

春山投手、鈴木投手と安定した信頼のおける投手が抜けますが、今日投げた山田投手、池田投手の復調と、守護神大野投手を擁すれば、1部でも充分戦える投手力と思います。

来春は池田投手の威勢の良い投球、奪三振ショーを神宮球場で是非、見たいものです。

とは言え、東都は平日開催。
入替戦に回れば、また観戦できる、けどなぁ。

◆東都大学野球1、2部入れ替え戦最終日(4日・神宮) 1部6位の東洋大が専大に逆転負け。1998年秋以来、29季ぶりの2部降格が決まった。昨年まで全日本大学選手権を2連覇するなど、戦国東都で黄金時代を築いていたが、わずか1年で2部転落。それでも、就任41年目のベテラン・高橋昭雄監督(64)は「もう一度、日本一を取りたい」と続投に強い意欲を燃やした。専大は07年春以来、12季ぶりの1部復帰を決めた。

リーグ最多となる31度の優勝を誇る名門が、神宮に帰ってくる。1点を追う苦しい展開も、8回の好機を生かして鮮やかな逆転勝ち。三塁側の応援席から7色の紙テープが舞い込む中、マウンド上に集まった専大ナインが体をぶつけ合う。就任2年目の高橋薫監督(56)は「選手たちがよく辛抱してくれました」と目を細めた。

どん底からはい上がった。就任1季目の昨春は、2部でも最下位に沈むという屈辱を味わった。昨秋も5位。だが、かつて文星芸大付(栃木)で監督を務めた指揮官は、「野球だけじゃダメだ」と文武両道を徹底させた。ナインは講義に出席するため、シーズン中でも朝4時30分に起きて真っ暗闇の中で練習。決勝打を放った仁藤敬太は「苦しかったけど、最高の終わり方ができました」と胸を張った。

歓喜の胴上げはしなかった。10年秋まで監督を務めていた江崎久GM(69)は「相手にも失礼だし、まだ喜ぶには早すぎる」と説明する。前回昇格時の07年春、その前の02年秋もわずか1季で2部降格の憂き目にあっている。まずは1部定着、その先には89年春を最後に遠ざかっている優勝を見据えている。
(スポーツ報知)

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サイクルモード2012

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この日は東都の入替戦とか各地区秋季高校野球の結果とか気になるところでしたが、当初予定通り「サイクルモード」ちゅうイベントに行ってみました。

当初予定と違ったのは、子連れになった事。
一緒に来るかい?と聞いたところ二つ返事。最近の様子から付いてくるとは思わなかった。果たして小6が来て面白いのだろうか・・・(私も初めてなので、良く解らん)

少なくとも試乗しまくり計画は無理となった。

140cm超で大人と同様に試乗できるというが、キッズバイクはあまり置いてないようで、キッズ専用の試乗コーナーで再登録。
当然、ここは保護者の監視がルール。

ただ、本人は初めて乗ったロードバイクがやはり嬉しかったようで、展示内容も面白自転車に興味を持ったり、「来て良かった」との感想にこちらも一安心。








日頃、スチールバイクなので、一度、カーボンとかアルミの乗り味を試してみたかった。
コルナゴのアルミ1台とピナレロのカーボン1台に乗れたので一応目的は達成。

短いコースですが、「あぁ、これが言う所のアルミのゴツゴツ感ね」「カーボン軽くて快適」とかは実感しました。
でも、私にとってカーボンは値段の割に心もとなく、おもちゃっぽく感じてしまうので、やっぱり見た目も乗り味もクロモリが良いな、と・・・

Hero-Nもコルナゴのロードフレーム430のサドルを最大限に下げてもらって試乗。





自分は、仮に金銭的な問題がクリアになっても、このブランドは無いだろうという、ドエロのDe ROSA 
いやん、本物見るとなかなかカッコ良いじゃない。特にネオプリマートのマット・ブルーの美しさに見惚れちゃう。でもエロチックDe ROSAはむっつり系ダサ親父には、向かんよ。

BMXの関東選抜戦をやっていたので覗く。
こういうのは子供受けするので良いです。





華麗なるテクニックに魅了されっぱなし。
運動神経の良い人はスゴイです。
Hero-Nは親に似ず、そこそこ運動神経が良いようなので、「どうだ?やってみたいか」と唆そうとするも色よい返事は無く・・・。
安田大サーカスの団長に会えなかったのは残念なようでしたが、大満足で帰りました。

サイクルモード2012


サイクルモード2012 BMX関東選抜決定戦


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「殺られる」

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「フィルム・ノワールの世界」

「殺られる」1959年 仏 監督:エドゥアール・モリナロ
原題:Des Femmes Disparaissent

マルセイユの平凡な労働者・ピエールは、友人の結婚パーティーに招かれた婚約者のベアトリスを会場の外で待つうち、見知らぬ男たちに襲われ気を失う。そのパーティーとは、ギャングが若い女をさらって海外に売り飛ばすための罠だと知ったピエールは・・・。

この映画は子供の頃から一度観てみたかった1本。と言うのは映画好きだった父親が持っていた数少ないレコードの中でも唯一のジャズ。猪俣猛のウェスト・ライナーズ「モダン・ジャズ・スクリーン・ムード」の中に入っている1曲「殺られる」がメチャカッコ良かったから。
その油井正一ライナーによると「マルセイユに巣食う肉体密輸団の正体をつきとめて戦う一職工の活躍を描いたもので、スリルにつぐスリル、快適なスピード感にあふれた秀作」とあります。これを読んでまだ見ぬ映画に思いを馳せたものです。そもそも肉体密輸団という意味が良く解らなかった。ミッキー・スピレインの「女体愛好クラブ」を思い浮かべますな。

さて、映画の方ですが、
まずオープニングから、モノクロの暗い映像にアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの渋い主題曲で、もう開始そうそうワクワク・・・おお、これぞ、フィルム・ノワールの傑作なのか?
外出しようとするベアトリスの美脚に這う嫌らしい手とか、ピエールとベアトリスを逃がそうとするコラリーヌ(マガリ・ノエル)のキリリとした美貌とかも良いではないの。

ところが、中盤、少しだらけて、ちょっと居眠りしちゃった。

そして、ラストでの警官によるドンパチ。
若い女性が捕らわれている屋敷に向かってマシンガンさえも、持ち出しての銃撃戦。最後にパァっと派手に、という意図なんだろうが、この銃撃戦がまったく子供のピストルごっこのよう。流石に、ここではジャズ・メッセンジャーズは使えず、鳴りを潜めているのだけど、落着してのエンディングにまた、唐突にジャズ・メッセンジャーズのテーマ曲。最早、シブい、だのカッコ良いだのとは程遠い物に感じてしまい・・・
フィルム・ノワールにジャズと来れば、どう転んでも間違いなく決まるもんだろうと思っていたが、そうではないのです。映画における音楽の使い方って、そう安直な物ではないんだなぁと、あらためて認識。

期待が大きかっただけに、ちょっと残念。

でも、ジャズのテーマ曲はやっぱりカッコ良いですよ。
ウェスト・ライナーズの方もGOOD

シネマヴェーラ渋谷

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「ダーティー・ハリー」

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「ダーティー・ハリー」1971年 米 監督:ドン・シーゲル

サンフランシスコ。屋上プールで泳ぐ女性が何者かに狙撃されるという事件が発生した。捜査にあたるのは、いつも汚い仕事をまかされることから“ダーティハリー”なる異名をつけられたハリー・キャラハン刑事。やがて“さそり”と名乗る犯人から「十万ドルを渡さなければ市民を殺し続ける」という脅迫が届いた。予告通り、次々に無差別殺人を繰り返す“さそり”だったが、ハリーと相棒のチコはついに犯人の正体に迫る……。

今や映画監督として大成功を収めているクリント・イーストウッド。
当然、わたいらの世代ではマカロニ・ウエスタン、ダーティー・ハリーのイーストウッドって事になりますが、個人的には映画を見ない子だったので、「加川良の手紙」に出てくる映画であり俳優さんでありって処。

初めて、まともに鑑賞しました黄色いスクールバスの「ダーティー・ハリー」
正義のためには暴力も辞さず、悪に立ち向かう刑事物の走り。不朽の名作ってわけですね。
72年の映画ですから、今観てどうなんでしょうと思いましたが、イーストウッドの渋さは不滅なんですね。

ホットドッグ頬張りながらの銃撃。
「(弾丸が残っているか)賭けてみるか?」の名台詞。
スクールバスジャックのスコーピオの前、鉄橋に立ちはだかるキャラハン刑事。

アクションは思ったよりおとなしめ。それでも凄味や迫力は感じられる。

スコーピオ。アンディ・ロビンソンが迫真の演技で、その卑劣さは今観ても観客の反感を誘い、キャラハンへの感情移入がスムースとなる。

それにしても登場人物の皆様が一様に詰めが甘いというのがご愛嬌。
スコーピオ、ご近所の病院で手当て受けるなよ。とか、・・・
スクールバスの人質を使いこなせていないとか、・・・
ミランダ警告を無視した逮捕と少女の居場所を自白させたやり方が違法だったと言っても釈放は無いだろう、裏技使っても拘留しとけや、とか、・・・

小ネタとしてホモの使い方がとてもナイス。これも当時のアメリカ社会への風刺が入ってるって事でしょうか。

人気ヒット作となりシリーズ化。5まであるとは知らなんだ。
全部を観るには及ばないけど2くらいまでなら観てもよいかも。

池袋 新文芸座

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WEST LINER'S 「MODERN JAZZ SCREEN MOOD」

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「殺られる」の記事中で紹介した親父所有のレコード

MODERN JAZZ SCREEN MOOD
モダン・ジャズ・スクリーン・ムード
ウェスト・ライナーズ

Side A
地下室のメロディ ■ MELODIE EN SOUS-SOL 1963年 監督:アンリ・ヴェルヌイユ
褐色のブルース ■ BLUES DE MEMPHIS 「墓にツバをかけろ」1959年 ミシェル・ガスト
グリズビーのブルース ■ LE GRISBI 「現金に手を出すな」1954年 ジャック・ベッケル
ジェームス・ボンドのテーマ ■ JAMES BOND THEME 「007は殺しの番号」1962年 テレンス・ヤング
マリア ■ MARIA 「ウェスト・サイド物語」1961年 ロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンス
殺られる ■ DES FEMMES DISPARAISSENT 1959年 エトゥアール・モリナロ

Side B
危険な関係 ■ LIAISONS DANGEREUSES 1959年 ロジェ・ヴァデム
ムーン・リヴァー ■ MOON RIVER 「ティファニーで朝食を」1961年 ブレイク・エドワーズ
黄金の腕 ■ THE MAN WITH THE GOLDEN ARM 1955年 オットー・プレミンジャー
私は死にたくない ■ BLACK NIGHTGOWN 1958年 ロバート・ワイズ
絶望のブルース ■ ASCENSEUR POUR L'ECHAFAUD 「死刑台のエレベーター」1958年 ルイ・マル
彼奴を殺せ ■ UNTEMOIN DANS LA VILLE 1959年 エトゥアール・モリナロ

ウエスト・ライナーズ
伏見哲夫 tp.
鈴木重男 as.
原田忠幸 bs.
前田憲男 p.
滝本達郎 b.
猪俣猛  ds.
[ゲスト]
西条孝之介 ts.
沢田駿吾 g.

通常のジャズのように各パートがアドリブで競演する事もなく、ウエスト・ライナーズお得意のグループサウンド(油井正一)でテーマ部を聴かせる。

何故か子供の頃は「殺られる」に惹きつけられていた。
冒頭とラストのドラムが不安感を募る効果を出しているというが、ジャズ演奏としてはちょっと変。スクリーン・ムードなのだ。

他もけっこうシブい。

そして、このジャケットのカッコ良さ。
針を落とすとノイズが激しい部分があるが、今後も愛好盤として行こう。

ところが、これらの映画、ほとんど見ていない。
ジャズにアレンジした「マリア」「ムーンリヴァー」の「ウエストサイド物語」「ティファニーで朝食を」といった有名作品でさえ、未見。

観ているのは「007は殺しの番号」「殺られる」「危険な関係」「死刑台のエレベーター」のみ。

今後、機会を作って片っ端から観てよろうかしら。
特に「黄金の腕」は作曲家のショーティ・ロジャーズとジャズドラマーのシェリー・マンが、フランク・シナトラ演じるフランキー・マシーンのオーディションシーンに本人役で出演しているそうですから。必見。
「私は死にたくない」にもジェリーマリガン、アートファーマー、バドシャンク、フランクロソリーノ、シェリーマン出演かぁ・・・。

レンタルも辞さず。死ぬまでに・・・
また、ちっぽけなライフワークに追加。

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谷中 2012.11.10

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明治神宮野球大会、京都翔英の試合を見に行きたかったのだが、事情があって自宅待機の予定。

でも、あまりにも天気が良いので、珍しく小6が散歩に行きたいと言いだした。

日暮里から谷中へ・・・







三遊亭円朝の墓を探したかったが、ゆっくり探させてくれない。



本日のヒットは笑吉と伊藤製作所、しにものぐるい。
多満留に飾ってあった写真も、すごく欲しくなるが、あれを買って家に飾るわけでもあるまいに。





戦うTシャツ屋

邪悪なはんこ屋 2,600円はいたしかたない値段か。

おしゃれ小物

行列に並んで肉のすずきの元気メンチカツをお土産に・・・
美味しいので2個食べたら、胃がもたれた。







指人形のショートコント
これ侮れません。指人形なのに、なんという表現力。
出張興行も受けてくれるようです。
寄席の呼んでも充分通用する。
ニューマリオネット、伊藤先生亡きあと・・・

人形のパントマイムに説明を騙る人形師さんの口調や声が、何だか談之助に似ているのも気に入った。
芸としては上?

何故か人形は老人ばかり。このフェチっぷりも良いよね。
志ん生の人形、欲しい。

笑吉

ショート・コントで空手家が割った瓦煎餅が振る舞われる。
これに、小六がいたく気に入った様子。初体験なのか。
売ってはいないので、駄菓子屋のココアシガレット30円でごまかす。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B3%E3%82%A2%E3%82%B7%E3%82%AC%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121110-00000052-mai-base

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「カリフォルニア・ドールズ」

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「カリフォルニア・ドールズ」1981年 米 監督:ロバート・アルドリッチ

名匠ロバート・アルドリッチ監督(1918〜83年)の遺作「カリフォルニア・ドールズ」(DVD未発売)のニュープリント版。シアターN渋谷(12月2日閉館)のクロージング作品として公開。

成功を夢見てドサ回りを続ける女子プロレスラーのぺア「カリフォルニア・ドールズ」と、ピーター・フォーク演じる中年マネジャーが、悲喜こもごもの旅の果て、人生を懸けてラスベガスでの大一番に挑む。

シアターN、シネパトスと、また東京から名画座が消えて行くのも寂しい事。
同様に近年の女子プロレスの凋落も・・・
90年代(特にかみさんの方が嵌っていたんだけど)よく後楽園ホールに行ったもんです。

アメリカの女子プロレス興行を真っ向から描いたロードムービーという事で一度観たかった本作。クロージング上映選定としては、申し分なし。

70年代アメリカの光景の中、黄色いポンコツキャデラックで旅を続けるカリフルニア・ドールズ。ブルーネットで強気なアイリス(ビッキー・フレデリック)、とブロンド美人のモーリー(ローレン・ランドン)、そして冴えないけれどやる時はやるマネージャー・ハリー(ピーター・フォーク)
運転するマネージャーの助手席にアイリス。1人後部座席のモーリー。
早々に、ハリーとアイリスが恋人関係である事が解る、これが意外なんだけど脚本として絶妙な効果を生む。
時には喧嘩で殴り合うが、嫉妬したり、父親のように優しく包むハリー。アイリスのツンデレぶり。
車中のBGMは終始ハリーのお気に入りのイタリア・オペラが流れていて、一層、旅回りに味が出る。



地方興行のプロレス・シーン。カリフォルニア・ドールズは反則もハードプレイもなくスピーディーで華麗なスタイル。JBシスターズ系。

対戦相手の日本人女子プロレスラーにミミ萩原とジャンボ堀が登場して、ますます盛り上がる。
彼女らのリング・ネーム、クレジットは芸者1・芸者2(例によってという感じですね)2人の必殺技、回転えび固め(字幕では回転逆えび固め・・・、って、どんな技よ)をハリーがたいそう気に入ったらしく、常に執っこく2人に回転えび固めを推奨。一向にその技を見せないドールズだけど、これは感動のラストまでお預け。

リング演出資金を稼ぐためにはいかさま博打もかつあげも辞さないバット1本の打撃王ハリー。
ラスベガスでのセミ・ファイナルでのタイガーズとの因縁の対戦。
ハリーの演出で挑戦者のカリフォルニア・ドールズが完全に王者を食う。
なんか、カリフォルニア・ドールズが叶姉妹に見えてきた。
これにはメイン・イベンターのビッグ・ママも面白くないが、その試合の熱さは、スクリーン内の観客のみならず、映画観客のこちらまで熱くなるほどなのだから、しまいにビッグ・ママもカリフルニア・ドールズを応援。

試合終了間際、「体当たりには回転えび固めよ!」
ついに必殺技がダブルで炸裂。見事、王座奪還したカリフォルニア・ドールズ。
盛り上がる事、盛り上がる事。
でもビッグ・ママの試合も見てみたかったな。

鑑賞後、とても爽やかな気持ちになれる。
大観衆の中での女子プロレス興行、ブーム再来を待ち望む気持ちになろうっていうもの。

ピーター・フォークに尽きる作品だけど、プロモーターのエディ・シスコ役、バート・ヤングも良い味です。アメリカの金子信雄といった趣。



渋谷シアターN

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