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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「人生には人生を」

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シネマの冒険 闇と音楽 2012
ロシア・ソビエト無声映画選集
「人生には人生を」1916年 ロシア 監督:エヴゲニー・パウエル
Жизнь за жизнь

金持ちの未亡人の養女ナタは、遊び人の公爵と相思相愛となるが、公爵は持参金目当てに未亡人の実の娘ムーシャと結婚する。ナタは商人と結婚するが公爵と関係を続け、その事に未亡人は悩む。帝政ロシア時代の無声映画の黄金期を築いたパウエル監督の代表作。

眠気を必至に堪えて乗り切った「スペードの女王」との2本立て。
モウダメ、諦めました。おやすみなさい。

思わせぶりのタイトルからして文芸メロドラマといったところなんでしょうか。
なんとか覚醒して見ると、もうラスト。

未亡人が浪費によって娘の人生を台無しにした公爵に男らしくピストル自殺を勧めるが、公爵が同意しないため発砲。
ピストルを公爵の死骸に握らせ「公爵が自殺した」と叫ぶ。
2人の娘が駆け付け亡きがらに縋りつくも、どっちがナタでどっちがムーシャかさえ解らず・・・END

真面目な文芸映画なんでしょうけど、これはマルクスブラザースでドタバタにしたら楽しかっただろうな・・・、なんて。
太った未亡人の印象からついつい・・・

京橋 フィルムセンター
ピアノ伴奏:柳下美恵

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東京六大学野球 早VS明、慶VS法

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暑さ寒さも彼岸までをキッチリ守ってくれると気持ち良い。
この気温で晴天なら文句無しなんだが、曇天で今にも泣きだしそうな神宮球場。
紺碧の空に白雲なびく、とは行かない・・・

2012年秋季東京六大学野球
神宮球場 第1試合
早稲田大VS明治大 1回戦
明 000 000 000=0
早 220 000 000=4
早:有原(広陵・2)=土屋(早稲田実・2)
明:岡大(倉敷商・3)-今岡(横浜隼人・2)-上原(広陵・1)=坂本(履正社・1)

春に死闘を演じた早明が第3週で激突。優勝の行方を占う大事な一戦。
早稲田は有原が先発。今日の捕手は土屋。地引(木更津総合・4)はベンチ入りしていない。故障でしょうか。長引くようだと早稲田はキツいのでは。
明治は岡大が先発で4番を打つ。
今季は山崎と岡大は投手専念と聞いていたが、なかなかそうもいかない事情があるのでしょう。
その岡大が立ち上がり不安定。死四球を出しては満塁と攻め立てられ1、2回に各2点失点して1回2/3で左翼へ回り、打撃に期待。しかし、この日は打撃も振るわず。
対する有原は打たせて取るピッチングのお手本のよう。大学に入って一番の出来で見事3安打完封。



明治の救援、今岡、上原が粘って抑えていただけに(特に上原投手のピッチングは光る、2回を完璧に抑えた)岡大の乱調が誤算。

2012年秋季東京六大学野球
神宮球場 第2試合
法政大VS慶応義塾大 1回戦
法 300 000 000=3
慶 010 010 000=2
法:船本(桐蔭学園・3)-三嶋(福岡工・4)=木下(高知・3)
慶:竹内大(中京大中京・4)-只野(慶応・4)-白村(慶応・3)-福谷(横須賀・4)=阿加多(慶応・4)

第一試合終盤から晴れ間が見えてきた。

今季の法政は伊東諒(神港学園・2)河合(中京大中京・3)といった期待の有名処がレギュラー出場できない。法政の層の厚さとも言えるが、このあたりが順調に出てこないというのは厳しい。
第2試合の方も慶応が初回、竹内大の立ち上りを突かれた失点が響く試合となった。
初回、大城戸(寒川・3)の適時打で1点を先制すると畔上(日大三・1)の2点適時打が出る。
この日、7番中堅で入った畔上。春は他の日大三同期に後れを取った格好だったが、攻守に活躍して、やはり物の違いを見せた。


大城戸の適時打でまず1点


畔上、2点適時打

法政、先発の船本がピンチで粘りの投球を見せ、2失点に凌ぐと7回からエース三嶋にスイッチ。救援陣が好投。終盤の三嶋、福谷の18番同士の投げ合いは見ごたえがあった。特に三嶋の打者9人に対して5三振という投球で船本に初勝利を齎した投球はお見事。
慶応は春、誤算だった竹内大の復調が鍵なのだが・・・。その分、白村が良くなってきたようだ。

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「ぐしょ濡れ美容師 すけべな下半身」

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〈ピンク映画50周年記念特集〉
PINK FILM CHRONICLE 1962-2012 Part2
-午後8時の映画祭-

「ぐしょ濡れ美容師 すけべな下半身」1998年 新東宝 監督:女池充

酔った勢いで肉体関係を持った男女。火事になったホテルで彼らを救出した消防士。そんな三人の織りなす奇妙なトライアングル。四天王の次世代(ピンク七福神)の女池充監督作による爽快感あふれるラブ・コメディ。

またまた、女池充の傑作ピンクに出くわした。
いきなり男女のセックスシーンから始まり、タイトル・イン。ホテル火事で消防士(田中要次)に救出される麻子(佐々木ユメカ)とスプリンクラーのシャワーの中で踊る(ねぼけ)山田(川瀬陽太)のシーンをはさんで、また美容室で別のカップルのセックス・シーン。
もう開始5分で本作が傑作である事を確信して思わず前のめり。
そしてからみのシーンではボカシなどという野暮な物は現れず、カメラワークによって回避する陰部が不自然でなく、かつ、腰の動きなど充分に扇情的なのだから偉い。

脚本良し、カメラ良し、音楽良し、役者良し・・・。
大袈裟でなく、今まで見たピンクの中でベストかもしれない。

佐々木ユメカがこんなにも魅力的であるとは気づかなかった。甘える可愛さ、気の強さ、怒った時も素敵。
胃のあたりのTATOOが玉に瑕ではあるが・・・。
多いセックス・シーンもとても自然でなんだか心の奥が温かくなるような・・・。女性も安心して見られるんじゃなかろか。

素朴な消防士・須藤の田中要次も良い。麻子に裏切りがばれてキッチンの向こうで凝固。
男同士の奇妙な友情。裏切りに気づいた山田の川瀬陽太が怒りに走らずそっと消える。まさに「あ〜あんあ、やんなっちゃった。あ〜あ、ああ、驚いた」
ウクレレやピアノ曲の使い方も壺を得ている。
描くユメカの似顔絵がまた似ている。

須藤が行きずりの男に成り替わったって所は、成り行きもあるのだろうが、
「エッチ、すごかったね」と、その1点だけ記憶がある麻子に対して、その男に成り済まそうというのだから、考えれば大胆。須藤さん、そっちの方自信あったんかな。素朴な佇まいしておいて、憎いね。

もう1人の脱ぎ要員、相沢知美の方もお顔はともかく、綺麗な乳で、美容室店長とのからみは最初から、かなりエロいのです。重要な脱ぎ要員。
とにかくラブコメディの中でのからみシーンがまったくだれる事なく、無駄が一切無いというのはお見事。

手紙文の中での消防士が山田と麻子2人と同じ部屋に登場するラスト・シーン感覚もとっても好き。

(STOP USING)SEX AS A WEAPON+(JUST LIKE)STARTING OVER
シナリオタイトルです。

ぐしょ濡れ美容師。実は本当にぐしょ濡れになるのは美容師ではなく、そのお相手の川瀬陽太なんですね。

銀座シネパトス

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「あぶない情事 獣のしたたり」

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〈ピンク映画50周年記念特集〉
PINK FILM CHRONICLE 1962-2012 Part2
-午後8時の映画祭-

「あぶない情事 獣のしたたり」1998年 国映 監督:鎌田義孝

現金輸送車を襲った三人の男達。生き延びた男、その恋人、出所した仲間、謎の少女、それぞれの欲にまみれた愛情が交錯する。瀬々敬久の脚本を〈ピンク七福神〉の鎌田義孝監督が硬質な作品に仕上げた緊迫感あふれるサスペンス。人気熟女女優・佐々木麻由子のピンク映画初主演作。

最近は映画館で眠ってしまう事が多く、これは年をとったせいなのか、嫌になる。

この日は「ぐしょ濡れ美容師 すけべな下半身」との2本立て。1本目の「ぐしょ濡れ・・・」があまりにも魅力的だったので、目は冴え冴え。今日は調子いいぞと思ったのだが、2本目になっていきなり睡魔が襲ってきた。
必死に目を開けようとするのだが、どうしても落ちてしまう。
ついに・・・
映画が終わって、場内が明るくなって、目を覚ます。
ラストシーンを完全に見損なうのは流石に珍しい。

最近、気になる中途半端な熟女(今となっては褒め言葉)佐々木麻由子の初主演というので、頑張ったのだけれど・・・

「私は、シュッとした男が好き」という名言によって物語はループしていたようです。
田舎のさびれた喫茶店で一人店番をする女。強奪犯の伊藤猛との名コンビぶり。

病弱な女・鹿島春海とともにファム・ファタールぶりが良さそうだった。

上手い具合にスケジュールがリベンジ、吝かでない1本。

銀座 シネパトス


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「SHAME -シェイム-」

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「SHAME -シェイム-」2012年 英 監督:スティーブ・マックィーン

ニューヨークの高級マンションに暮らす独身男性のブランドン。会社での評判も良く、魅力的な外見は多くの女性が好印象を抱くこと間違いなし。ところが、そんな彼には誰にも言えない秘密があった。彼は、極度のセックス依存症だったのだ。行きずりの女や娼婦とセックスし、暇さえあれば自慰に耽る。職場のパソコンの中さえわいせつ動画でいっぱいだった。それでも、それなりに平穏な生活を送っていたブランドン。ところがそこへ、恋人にフラれた妹のシシーが転がり込んでくる。すると、ギリギリのところで踏みとどまっていた彼の日常は徐々にバランスを崩しはじめ…。

セックス依存症を扱った作品は「素粒子」「ブラック・スネーク・モーン」と見てきたが、このマイケル・ファスベンダー演じるブランドンのエリートサラリーマンが一歩、家に帰ったら見せる別の顔って、男としては良くある事では?性欲の強弱はあっても、そんなもんでしょ。違うかな?

始めの頃は、ブランドンはダメ男でなくて成功者であり、電車でガン見した可愛い子ちゃんが逆に微笑んできたり(あり得ない!気持悪がられるだけだろ)とか、バーで友人が目を付けたイイ女をちゃっかりいただいちゃったりと、嫉妬混じりで感情移入できずに嫌な野郎だと思っていた。(もてる男はやらしてくれる女を見分ける嗅覚を持っていやがる)しかし、だんだん話が進むと、どうもこの男、心を通じ合った女と事におよぼうとするとEDになっちゃうという、まさに病気的一面を持っている事が解ってくる。それなら面白いぞとこっちの感情も穏やかになる。

さらに、妹のシシー(ケリー・マリガン)が登場し、この妹の方は逆に心の繋がりを強く求めてすぐに男と寝ちゃう性質があったりして、兄妹の対比が面白い事になっている。
そもそも、「ドライヴ」で可愛い人妻を演じたケリー・マリガンの他作を見たいと思い選んだ作品だけど、ケリー・マリガンはここでも実に可愛い。
「ドライヴ」ほどでは無いと思うのは、人妻と妹の違いによる物と思われる。
シシーはクラブ歌手でもあるのだが、クラブでしっとりと歌う(何とフルコーラス、たっぷり)シーンには大満足。

物語はこの兄妹の秘められた過去(セックスを隠れ箕にした本当のSHAME・恥)っていったい何だろうと気になってしょうがなくなるが、思わせぶりな台詞のみで明確には示してくれず、観客の想像に委ねられるといった寸法。

一人暮らしから、妹という同居人が出来た事による不都合。ただ、それ以上の何かがあり、ブランドンの心理的バランスが崩れて行く過程はミステリアスで、次第に引き込まれてしまう。

それにしてもこの映画、当然セックス・シーンは多いのだが、この撮り方がなかなかに美しい。
一番美しく、というか良かったのは、な・な・なんとマイケル・ファスベンダーの果て顔演技ではありませんか。
セックスにしてもせんずりにしても果て顔が素晴らしく、数数の主演男優賞はこの果て顔のおかげじゃないのか。
女優のイキ顔に魅了される事は多々あろうが、男優の果て顔に魅了されるなんて珍しいな。
もちろん、こっちはのファスベンダーの果て顔がおかずになるわけじゃないですけどね。

早稲田松竹

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映画INDEX

「鍵泥棒のメソッド」

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「鍵泥棒のメソッド」2012年 クロックワークス  監督:内田けんじ

35歳にして定職もなく、売れない役者稼業にもほとほと嫌気がさした桜井(堺雅人)は自殺にまで失敗してしまう。その後、出掛けた銭湯で見るからに勝ち組男のコンドウ(香川照之)が彼の目の前でひっくり返り、頭を強打したせいで記憶を失ってしまった。桜井は衝動的に彼の荷物をくすねてコンドウに成り済ましたのだが、実はコンドウの職業は殺し屋で……。

宣伝が面白そうだったので、暇つぶしに見てしまいました。
非常に良質でライトなコメディといった塩梅で楽しめましたよ。

テーマらしきものはかなり多方面に拡散して散漫な気もしたけれど、最終的には散りばめた伏線もしっかり回収してよく練れた脚本ではないかと・・・。
この監督の作品はこれ1本しか見てないけれど、これを見る限り、深堀をしないところが良い面なのかもしれない。

桜井とコンドウという真逆なキャラを対比させる手段は、記憶を失くしたコンドウを良い事に、図らずも(行きあたりばったりですから)人生を入れ替えてしまうというやり方。
金も定職も無い悲惨な人生を引き継いだ努力家で几帳面なコンドウはきれいに記していくメモを手掛かりに演技の勉強の努力も怠らず、どん底から這い上がりかける。
一方、計画性の無い行きあたりばったりで、部屋も散らかし放題の桜井は、整理整頓されたコンドウのマンションをあっという間に散らかして、そのだらしなさから、結局成功者の座を堕ちて行く。
この図式をもっともっと深堀して作品を作って行くと、かなり好みの映画が出来上がりそうな気がする。
出来る奴は何をやっても出来るしダメな男は何をやってもダメという・・・

その理想からすると、コンドウが記憶を取り戻す時期がちと早すぎた。

ただ、そんな不満は置き去りにして、終わってみれば結構楽しめたじゃないと思えたのは、ハッピーエンドのやってられない臭いラストに対して森口瑤子の強烈な一撃があったからかもしれない。

香川照之の上手さが堪能でき、なおかつ、デビューのころから、いったい何処か良いのか理解に苦しむ広末涼子が、本作ではとても良い糞真面目キャラを演じていて、ちょっと見直した。

MOVIX川口

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「Blossom Dearie」

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JAZZのレコードなりCDなりを偶に買い足して行くのだけれど・・・
この所、女性ヴォーカルの購入率が高くなってしまっているようで、これはいけない。
デクスター・ゴードンのCDをしこたま購入したろうと思っているのに。

このBlissom Dearireはジャケット写真が前から気になっていました。
眼鏡女史の弾き語りJAZZ。
音楽の先生ですかい?
昔から女教師物はAVにしろJAZZにしろ(女教師物JAZZなんてのはありませんね)当りが多いという・・・

これは、眼鏡女教師のカマトト・ヴォイスがキモ可愛い。
バックでコーラスを付けてる男子諸君(生徒では無い)もなかなかよろしいですぞ。

BLOSSOM DEARIE

1. 'Deed I Do
2. Loverman
3. Everything I've Got
4. Comment Allez Vous
5. More Than You Know
6. Thou Swell
7. It Might As Well Be Spring
8. Tout Doucement
9. You For Me
10. Now At Last
11. I Hear Music
12. Wait Till You See Her
13. I Won't Dance
14. A Fine Spring Morning
15. They Say It's Spring (Previously Unreleased)
16. Johnny One Note (Previously Unreleased)
17. Blossom's Blues (Previously Unreleased)

BLOSSOM DEARIE p.vo.
RAY BROWN b.
JO JONES ds.

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町田康 「夫婦茶碗」

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夫婦茶碗 (新潮文庫)町田康新潮社発売日:2001-04ブクログでレビューを見る»

町田康、初体験。
パンクロックが流行りだした頃を境にロックから離れちゃったので、パンクの事をほとんど知らないというのが残念でなりません。
ましてや日本のパンクなんて、完全に未知の世界。ミュージシャン町田康がどれだけ良いのか悪いのか、さっぱり解らんのですが・・・。小説も評判になっていましたが、現代作家に近づくとガッカリする事が多いのでなんとなく接触しなかった。
西村賢太の文庫に書いていた解説が面白かったので・・・

これ、実は去年読み始めたんですよね。
「夫婦茶碗」を読んで「人間の屑」を途中まで読んだところで気乗りがしなくなったのと、もっと他に読みたいのが出てきたので中断。
こんな形で中断すると、もう読了しない事が多いんですけど。

中断までは、確かに面白いんだけど「何故、落語口調なんだよ。」とか、筒井先生との類似点もあったりして。何か好きな物の近親憎悪みたいな感情ってあるんですよね。実際、筒井色を感じた作家で許せたのは時代を遡った山田風太郎ぐらい。

ところが、また読む本が無くなって、再チャレンジ。そうしたら、何故か今度は実に素直に受け入れる事ができました。

筒井先生の言う所の高度な思考実験。あの狂気を受け継ぐ者として、これは実に面白い。告白している人物がまったく労働という物に就く事に向いていないダメな奴。でも、その狂気の中にチラリと覗く妻への愛、子への愛、って・・・、なんじゃ、こりゃ。

これはもう少し、他の作品にも手を伸ばして行く必要がありそう。

西村賢太が追いつき始めたので、良い頃愛で出会ったものよ。

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ウルトラマン テレポーテーション

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久しぶりに怪獣フイギュアネタ。

これは「奇っ怪博士!怪獣博士!大判昌司の大図解展」に行った時にHero-N(小6)にねだられた物。
ウルトラマンシリーズ45周年スペシャル限定「テレポーテーションVer.」

まだまだ怪獣とかヒーローを卒業したわけではないけれど、流石にオモチャを欲しがるような事は無くなってきたんだけど。
こういうおネダリ物には滅法弱いので即購入。
自分が欲しいかなと思う物を後押ししてくれたような感じか・・・

何で今更、こんなものを欲しがったのか、あとで聞いてみると
「なんか、限定商品に弱いんだよね」・・・Hero-N、お前もか・・・
完全に円谷・バンダイに嵌められとるやないですか。

さて、このウルトラマン テレポーテーションVer.は、言わずと知れたウルトラマン第16話「科特隊宇宙へ」に於いて、バルタン星人(2代目)との対戦で披露した超能力、テレポーテーションの一瞬のシーンを捉えた物です。

さて、問題です。
このウルトラマンはテレポーテーションを始めた時でしょうか?テレポーテーションで移動して現れた時でしょうか?

はい、もうお解りですね。正解は「移動して現れる瞬間」です。

移動始めは上半身の方から消えて行き、移動後はの上半身の方から出現するんですね。

50周年で「移動する瞬間Ver.」を出してくれれば、さっと差し替えてテレポーテーションごっこが出来ると言う寸法(そんな悠長な企画はボツるでしょうけど

 

「テレポーテーション。
ウルトラマンは瞬間的に他の場所へ自分を移し替える事が出来るのである。
しかし、これを使う事は彼自身の生命を著し縮じめる事になるのだ。」by石坂浩二

このようなフィギュアを作るのなら、ウルトラQ「2020年の挑戦」での宇田川刑事のラストシーンなんかも作って欲しいですね。

と言う事で、背後にケムール人が・・・



夢の共演。代役不能の古谷敏さんのスタイルは最高ですよね。

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平井大橋袂の秋桜

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10月8日体育の日は晴天で絶好のスポーツ日和。
涼しくなったら、と約束していたHero-N(小6)とサイクリング。



いつもの荒川CRを葛西臨海公園まで。
6段変速とは言え子供の自転車のペースだと片道3時間強と踏んだのですが、甘かった。
やたら休憩が長いは寄り道したがるはで片道4時間。
往復で6時間半(帰りは良く頑張りました)

写真は平井大橋袂での休憩の時だけ使いました。











毎朝降りている葛西臨海公園駅。
祝日となると、こうも人が多いのでしょうか。
昼はマックも日高屋も長蛇の列(ま、この2つしか無いからね)
コンビニ弁当も売りきれていたので、惣菜パンを買って浜で昼食。

観覧車に乗りたがる。
世の中で観覧車ほど、コスパの悪い乗り物は無い。
ここも3歳以上は700円。子供料金無いんかい。

ここは、「1人で乗って来ないか」と提案すると意外とあっさり1人で・・・
下で待機。助かった。
1人で乗って面白いんだろうか?
そのうち彼女と乗ってね。

どこかでグローブの片方を失くした。大損失。



「狂ったバカンス」 DVD

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「狂ったバカンス」1962年 伊 監督:ルチアーノ・サルチェ
原題:La voglia matta

精力的で女性に目がない39歳のアントニオは、久しぶりに会う息子のもとへ向かう途中、浜辺のバンガローで青春を謳歌する若者達と知り合う。その中のドライな美少女フランチェスカに惹かれた彼は…。

未知なるイタリア・アイドル女優、カトリーヌ・スパークはちゃんと勉強しておかなければと思う。
しかし、この年でカトリーヌ・スパーク初体験というのは、なんだか危険な匂いがしないでもないが・・・。
「女性上位時代」を借りる前にまずは、こちらを借りてみた。
大ブレイクするきっかけになった映画だそうだ。

中年男が小娘に翻弄される様を描く、ありがちな物語、ストーリー展開としては他愛のない、並のもので、今見ると退屈ともいえる。
小悪魔フランチェスカを初めとして無軌道な若者たちに完全にコケにされ弄ばれるアントニオ。(ウーゴ・トニャッツィ )
それでも年長者であるプライドを保ちながら、「俺なんでこんな事してんだ?アホらしい」と思いつつのめりこむアントニオが可哀想なくらい滑稽なんだけど・・・。

これはコメディーですから。その点で言うとアントニオが若者たちにウケようとボケてみたり、ジョークを言ったりしても、世代のギャップからか、まったくウケずにはずしまくる。このお寒いオヤジギャグが実は、私にとっては妙にツボでした。
洒落た小噺を披露しようとして落ちを先に言ってしまうなんて、まるで「つる」みたいなギャグまで飛び出す。
水泳で良いところを見せようとすると溺れてしまうし、英国兵を狙撃した過去のトラウマから、若者が扮した英国兵にマジでびびっちゃうとか、可愛いったらありゃしない。
フランチェスカを口説く時にベッドの柵が一本はずれたりする小ネタも楽しい。

アントニオのみならず、ゴーカート場で出会った旧知の男が、フランチェスカに盲目的に疾走するアントニオを見て「アントニオじゃない。髭がない、誰なんだ」と繰り返し呟くところなんかも妙にツボに入ってくる。

ま、結局この中年男、気の毒なほど小娘に翻弄されるわけだけど、当然、娘を手に入れる事もできずに失意で息子の元へ向かうものの、別段何かを失ったわけでも無いし、持ち前のイタ公プレイボーイぶりで16の娘とやれはしなかったけどけっこう楽しんだわけで、一夏のバカンスとしては羨ましい限りですな。

さて、問題のカトリーヌ・スパーク。
確かに綺麗で可愛い。スタイルやヘソ出しファッションもナイス。
イタリア語でパァパァまくし立てるテンポ。ゴーカートの運転もイケてる活発さがキュート。
ただ、まだまだエロは感じない。
フランチェスカの名台詞2点
「サッソリーノ・ディ・サッサリ」
「150 ジェームス・ディーンが死んだ速度よ」

おじさんとしてはカトリーヌ・スパークより、ウーゴ・トニャッツィがやけに気になってしまった1本。

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Miles Davis 「Bitches Brew」

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初めてJazzを聴いて、「カッコ良いなぁ」と感じたのは何だったろうか?と思い返して見ると、どうも電化直前のマイルス・デイビスのサウンド「ネフェルティティ」あたりではないかと思い当るのです。
そしてマイルスを聴いて行って、60年代に「イン・トーキョー」をはじめとして立て続けにリリースされたライブ音源に行きつく。まだまだJazzなんて齧り始めたばかりの頃。
だから、このあたりが個人的に一番JazzっぽいJazzと感じるのです。あのスピーディなフレーズ。
それでも電化のマイルスはどうも好きになれず、敬遠していた。電化と言う事にのみ拘ってしまったんでしょうね。
そもそも、足を踏み入れた経緯がロックから入った者ですので、ロックからJazzに擦り寄る方々には寛容で、Jazzからロックに擦り寄る、その後のフュージョンやらには懐疑的ではありました。(そう、ジャンルに捉われちゃうタイプ?)
マイルスは楽器が電化したというだけで、60年代〜70年代の流れは極めて継続性があるように思います。

YOU TUBEという便利な試聴ツールがあるので、先日ふと「ビッチェズ・ブリュー」を聴いてみたら、これが素晴らしいので早速、中古CDを入手して、電化のマイルス、4日連続聴きました。
本作をマイルスの頂点とする人が多いのも頷けます。
マイルスのアルバムで言えば個人的にもっと好きな物が沢山ありますが、それらは、クール、ハードバップ等の名盤の一つでもあるわけで、マイルスサウンドという意味ではこっちの方なのかと思いますね。

ただ、Disk2の方に移ると・・・
これはちょっと、電化のバックが騒がしすぎて好きになれませんでした。
あとテオ・マセロの編集というのが、どうなんでしょう?
今のところマイルス頂点のアルバムというより「ビッチェズ・ブリュー」がマイルス頂点の楽曲って処でしょうか。

Disk1
1. Pharaoh's Dance
2. Bitches Brew

DISK2
1.Spanish Key
2.John McLaughlin
3.Miles Runs The Voodoo Down
4.Sanctuary

Miles Davis tp.
Wayone Shorter ss.
Bennie Maupin b-cl.
John McLaugghlin e-g.
Joe Zawinul e-p.(left)
Chick Corea e-p.(right)
Larry Young e-p.(on Pharaoh's Dance、Spanish Key)
Dave Holland bs.
Harvey Brooks e-b.
Lenny White ds.(left)
Jack DeJohnette ds.(right)
Charles Alias ds.(on Miles Runs The Voodoo Down)cong.
Jim Riley perc.

「ビッチェズ・ブリュー=あばずれ女の醸成」この不思議なタイトルの意味について調べたサイトが興味深いものでしたので・・・

http://ameblo.jp/mizki-mchi/entry-11010831230.html

なるほど、個人的には「ビッチ女の企み」なんて解釈してみると楽曲とフィットするような気も・・・
エコーのかかったトランペット音のバックで印象的でトリッキーなリズムを刻むベースがビッチの雰囲気を醸成しているとも聴ける。

Bitch



では、この方のお顔を拝見しながらCD架けてみるか。

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「私が、生きる肌」

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「私が、生きる肌」2012年 西 監督:ペドロ・アルモドバル
LA PIEL QUE HABITO

トレドの大邸宅に暮らすロベル・レガルは、最先端のバイオ・テクノロジーを駆使した人工皮膚開発の権威としても知られている世界的な形成外科医。そんな彼の屋敷の一室には、初老のメイド、マリリアの監視の下、特殊なボディ・ストッキングをまとった美女ベラが幽閉されていた。彼女はロベルの妻ガルに瓜二つだった。しかし、実際のガルは12年前に交通事故で全身に火傷を負い、非業の死を遂げていた。以来、失意のロベルは愛する妻を救えたであろう“完璧な肌”を創り出すことに執念を燃やしていく。そして6年前、ある忌まわしき事件が、ついにロベルを狂気の行動へと駆り立ててしまうのだった。

これ、8月に見た映画だからね。思い出しながら・・・

ちらりとあらすじを確認した時、ちょっと先般観た「死なない頭脳」と同類の物のように思えたので関心を持ちました。

確かにとんでもな、マッド・サイエンティスト物ではありますが、それをアントニオ・バンデラスによって、ごくごく大真面目に取り組んでいるという・・・

何だかなぁ、という感じで鑑賞。
ロベル・レガルの心情が復讐なのか、何なのか、今一良く解らないし。早い段階で男女の摩り替えが判明すると、目まぐるしい展開も今一つ乗りきれずに・・・

黒の全身タイツで動き回る小柄なベラ(エレナ・アナヤ)
部屋の白壁にびっしり書き込んだ文字の中にいるベラ。
視覚的に、ウムと感じる物はあるのですが。

くだらなさで言うと「死なない頭脳」の方が圧倒的ですが、あれはあれでB級として楽しめたわけです。

やはりマッドサイエンティストはB級臭が良く似合うんであって、正道に走ろうとするとコケるんですね。好みの問題でしょうけど。
ところで、この映画って正道なのか?

結局、勝手な先入観と期待があって、それを飛び越えるだけの物が無かったって事か。
ペドロ・アルモドバルはもう少し他作を観てみたい。

早稲田松竹

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秋季東京六大学野球 早VS法

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昨日の朝、天気予報を見て観戦を決めたものの、その後の天気予報を見ていなかった。
スポーツ観戦日和になるはずが、曇天で小雨もパラつく始末・・・

神宮球場に入ると第1試合の明治VS慶應6回裏。3-1で明治がリード。
明治が上原-関谷-山崎と繋いで逃げ切った。
この日の明治は楽しみな1年生主体の先発オーダー。
前回見た救援時も良かったが上原の好投は明るい。この学年でしっかりした投の柱が出来るとますます楽しみですね。

第一試合
慶應義塾VS明治2回戦
慶大 000 010 000=1
明大 000 300 00X=3
慶:●竹内大(中京大中京・4)-仲井(時習館・4)-只野(慶應・4)-福谷(横須賀・4)=阿加多(慶應・4)-黒須(宇都宮・4)
明:○上原(広陵・1)-関谷(日大三・3)-山崎(日大三・2)=坂本(履正社・1)

明治雪辱で1勝1敗

得点シーンは見れなかったが明大、高山(日大三・1)の好走塁二塁打が見れた。一瞬の隙を付いてセーフ。春ほど目立ってないみたいだけど、やはり良い物を持ってるんだね。


好救援の山崎福也投手。

第二試合
早稲田VS法政2回戦
法大 000 020 000=2
早大 000 000 001=1
法:○三嶋(福岡工・4)=木下(高知・3)
早:●吉永(日大三・1)-横山(聖光学院・3)-高梨(川越東・2)=地引(木更津総合・4)
本塁打:(法)木下(2ラン)

法政が雪辱で1勝1敗

優勝争いの大きなポイントの対戦。1戦目を今季初黒星で落とした法政はエース三嶋を先発起用。吉永・三嶋の投手戦になると期待したが、まさにその通り。三嶋が気魄のある投球をテンポ良く続ければ、吉永もはっきりボールと解る球が気になるが4回まで無安打。
5回に入ると、雨足が強くなり、傘を刺そうか、スタンドに潜ろうかとまごまごしているうちに法大初ヒット。



8番木下の打球は相当見通しが悪い雨空に・・・本塁打となった。

最上級生となったエース三嶋の責任感が前面に出る充実ぶりが目立つ。
あわや完封かと思われた9回の早稲田反撃も1点に抑え、あっぱれな完投勝利。



9回裏は、寒いのと家路を急ぐのとでスタンド内のモニター観戦。
球場の歓声から一瞬映像の方が遅れてくるので、見ていてハラハラ度が増す。

この試合、熾烈なレギュラー争いで注目している選手が両チームとも3番に起用された。
法政の河合(中京大中京・4)と早稲田の吉澤(日大三・2)だ。
河合は1安打放ったが、吉澤Jr.は2打席凡退で途中交代となった。両者とも新チームまでにレギュラー獲得して欲しい選手。

これで両対戦ともに第3戦にもつれ込んだ。こうでなくっちゃ、早明慶法。

早稲田は有原、法政は石田でしょうか。早稲田は落とすと連覇がなくなる。

■法大・三嶋が完投勝利
156球の熱投を披露した法大の先発・三嶋が、4月21日の立大1回戦以来となる完投勝利を挙げた。圧巻は1点差に迫られた九回1死一、二塁からの投球。早大の茂木、代打・丸子に対し、9球すべて速球勝負。丸子の4球目は、この日最速の152キロを計測。最後まで球威は衰えることなく、2人を空振り三振と遊飛に仕留め、優勝を争うライバルに一泡吹かせた。今季は初戦の東大1回戦で先発勝利した後は、抑え役としてチームをけん引。この日の朝、金光監督から先発を言い渡されたという三嶋は「先発として(大学で)一番のピッチングができました」と胸を張った。
(毎日)

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東都大学野球 亜大が3連覇

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<東都大学野球>亜大が3連覇

東都大学野球秋季リーグ戦は17日、1回戦2試合を行い、亜大以外に唯一優勝の可能性が残っていた駒大が中大に敗れたため、亜大の3季連続20回目の優勝が決まった。亜大は11月の明治神宮大会に出場する。今週試合のない亜大は8戦全勝で勝ち点4。6勝3敗で勝ち点3の駒大が、勝ち点で亜大に並んでも勝率で上回れない。亜大は最終週に青学大と対戦する。
中大は延長十回に2点を勝ち越し。国学大は杉浦(3年・帯広大谷)が2試合連続完封勝利で先勝。勝ち点0の東洋大は7連敗となった。
(毎日新聞)

駒大が中大に敗れ、亜大の3季連続20度目の優勝が決まった。23日からの青学大戦を残すのみで試合のなかった亜大ナインは、駒大戦を観戦。優勝決定後、主将の東浜が取材に応じた。
シーズン前のオープン戦では打ち込まれ「どうしていいか分からなかった」という状態からの3連覇。フォーム修正が実って4戦全勝とエースの責任を果たし「くじけちゃいけないと入ったシーズン。結果を残せたことは満足」と、安どをにじませた。
ドラフト会議を25日に控えるが「まだ試合は残っている。全勝優勝できるように」と、気を引き締めていた。
(デイリースポーツ)

東浜、九里の亜大優勝は予想通りだけど、ここまでブッチ切るとはね・・・。
青学大戦で全勝優勝を目指します。
意外だったのは最下位争いが東洋と青学。
戦国東都は恐ろしいですね。藤岡が抜けたとはいえ、東洋がここまで不振になるとは。春に続いての最下位争い。

さて、早法戦の記事コメントでも触れましたが
東都2部の優勝争いが凄い事になってます。
本日、専修大が勝ち、勝ち点3で勝率でトップに立ちましたが、最終週に、なんと日大が連勝すれば優勝決定戦。日大は逆に連敗したら、最下位決定戦に回るというダンゴ状態。
戦国というより各校、決めてに乏しいのか。
青学か東洋と戦わなければならない入替戦。
2勝勝負なので何が起きるか解りませんが、入替は無さそうな予感がします。・・・楽しみですね。

東都大学野球優勝回数

専修大・・・31
駒沢大・・・26
中央大・・・24
日 大・・・22
亜 大・・・20
東洋大・・・16
青学大・・・12
芝工大・・・ 3
学習院・・・ 1
国士大・・・ 1
立正大・・・ 1
國學大・・・ 1

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若松孝ニ監督 死去

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若松孝二監督、死去 76歳  12日に交通事故で入院

映画監督の若松孝二さんが17日、死去した。76歳。若松さんは12日に東京都新宿区内でタクシーにはねられ、重傷を負って入院していた。若松プロダクションの担当者によると、告別式の日程については未定だという。
若松さんは1963年に映画『甘い罠』で映画監督としてデビュー。その後、自身が代表を務める若松プロダクションを設立し、政治や暴力をテーマにした作品を発表。『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』は第58回ベルリン国際映画祭にて最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)と国際芸術映画評論連盟賞(CICAE賞)をダブル受賞、『キャタピラー』では主演の寺島しのぶが銀熊賞(女優賞)を受賞するなど、その作品は国内外から高い評価を得ていた。
第69回ベネチア国際映画祭に出品された、中上健次の小説を原作にした映画『千年の愉楽』が生前に発表された最後の作品。今月行われた第17回釜山国際映画祭では、アジア映画人賞を受賞したばかりだった。(シネマトゥデイ)

12日の交通事故のニュースは見落としていました。
命に別条はないという報道だったようですが、様態が急変してしまったようです。
若松監督の初期作品は、4年前の大レトロスペクティブを足繁く通ったので、けっこう見てるんですね。
見ると睡魔との戦いになる事が多かったように記憶しています。
当時、不覚にも眠ってしまった作品は機会があればもう一度見たいなんて思っていたりしますが、あれからこちらも4年、歳を取ってる訳で、あまり気力はありません。
若松監督のように老いてもバリバリ、盛んという訳には行かないのです。
今となっては眠気と戦った諸作よりも、スクリーンに釘付けになれた、一連の暴行暗黒史ものを再見したいと思う訳です。シリーズとはいえ、内容はバラエティーに富んでいて、すごく面白かったですから・・・

監督作としては、どうしても見ておきたいのが1982年の「水のないプール」
これは若松監督追悼と見せかけて、中村れい子目当てというのがバレバレですね。

水のないプール デラックス版 [DVD]パイオニアLDC発売日:2001-12-21ブクログでレビューを見る»

まだまだ監督として活躍できる方と思いますので事故死は残念です。

裏切りの季節
壁の中の秘事
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
処女ゲバゲバ
新日本暴行暗黒史 復讐鬼
性賊 セックスジャック
赤軍-PFLP世界戦争宣言
続日本暴行暗黒史 暴虐魔
胎児が密漁する時
天使の恍惚
鉛の墓標
日本暴行暗黒史 怨獣
裸の銃弾(やわ肌無宿 男殺し 女殺し)
腹貸し女
秘花

先日、シネパトスにポルノを観に行ったら上映前に横山リエの「ここは静かな最前線」がかかっていて、「かなんなぁ」と閉口したものですが、そのすぐ後に様態悪化したんですね。
あらためて追悼の意味で視聴しましょう。




ご冥福をお祈りいたします。

訃報 シルビア・クリステル

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シルビア・クリステルさん死去=「エマニエル夫人」が世界的ヒット

【パリ時事】世界的ヒットとなったフランスの官能映画「エマニエル夫人」で主役を演じたオランダの女優シルビア・クリステルさんが死去した。60歳だった。AFP通信が18日報じた。
6月に咽頭がんの治療を受けた後、脳卒中を起こし危険な状態が続いていた。17日夜から18日にかけての就寝中に亡くなったという。死去した場所は明らかにされていない。
アムステルダム郊外のユトレヒト生まれ。20歳の時にミス・テレビ・ヨーロッパで優勝し映画デビュー。エマニエル・アルサンの小説を映画化した1974年公開の「エマニエル夫人」で、奔放な性生活を送る主演の若妻役に抜てきされた。同作品は記録的ロングランとなる成功を収め、一躍トップスターの座を射止めた。
 その後、続編の「続エマニエル夫人」(75年)、「さよならエマニエル夫人」(77年)、「エマニュエル」(84年)にも出演した。その他の出演作に「チャタレイ夫人の恋人」(81年)、「プライベイト・レッスン」(81年)など。 

(時事通信)

早すぎる訃報に触れ、追悼の意味で深夜、Larks Tangs In Aspic Part2を聴いております。

やはり「エマニエル夫人の・・・」になっちゃいますよね。
あれだけセンセーショナルなヒットしますと。
でも他にも良い作品に出演されてるんですよね。
かく言う私もエマニエル作品しか観てませんが・・・

中学生でしたから、見たくて見たくてしょうがなかったけれど、望みを敵えるわけにもいかず。
高校の時にはGOROだったかの雑誌のヌードグラビアを切り抜き、またまた見たくてしょうがなくなった。小ぶりだし、かといって美乳というわけでもない胸に魅了されたもんです。
大人になってから、まだ大人の関係になる前の女子とシリーズ3本立てを観ました。
内容的にはちょっと拍子抜けの感もありましたが、シリーズ化された「2」や「さよなら・・・」が想像以上に良かったような記憶がありやなきや。
「レイプ・シーン  何でキング・クリムゾンかかってんだ?」というのが一番の感想でした。

太陽と戦慄(Larks' Tongues in Aspic)

映画『エマニエル夫人』(1974年)の公開後かなり時間がたってから、劇中で使用されている音楽が「太陽と戦慄パート2」の盗作だとしてロバート・フリップが訴訟を起こし、最終的には示談で解決した。
(Wikipedia)

「夜明けのマルジェ」という作品は観ておきたいです。










ご冥福をお祈りいたします。

「ジャズ娘乾杯!」

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「娯楽の達人 監督井上梅次の職人芸」

「ジャズ娘乾杯!」1955年 東宝 監督:井上梅次

曲芸師タニマンの三人姉妹は歌と踊りが大好きで、レビュー女優を夢みる。しかし、父親は、娘たちがその道に進むことに大反対──。父を想う姉妹の愛情と、スター誕生の物語を豪華キャストで描いた音楽映画。

芸人一家の物語をミュージカルにした本作は「ショウほど素敵な商売はない」の翌年に作られている。まぁ、あっちを見ちょうと、ね・・・。
そもそも3人娘の寿美花代、朝丘雪路、雪村いづみが、イモっぽくて。寄席芸人の娘で貧しいのだから最初のうちはこれで良いのだけれど、映画出演が決まってのミュージカルとなっても一向に垢抜けない。
三人娘で話題になり新聞記事にもなったようですが、脇でしょ。
三人のレビュウ。映画の中ではむしろ寄席で急遽出演した歌(ボンボンボンって奴)が一番良かったからね。衝撃のデビューって奴ですか。

これではあんまり地味だってんで途中から、助っ人として唐突に登場するのが江利チエミですから、ねえ。
ジャズ歌手は歌が上手くても、美人には敵いやしませんから。(美人でも下手じゃしょうがないけど)
だいたい、江利チエミによって撮影所若者たちの制作する「黄色いマフラー」が抜擢されるけど、それって結局、祖父(映画会社社長)の七光、コネ採用じゃん。

まぁまぁ、それぞれ夢を抱く撮影所の若者たちによる、青春映画としては微笑ましく良かったです。キリヤマ隊長のダンスも見れたし・・・。

浪花節的お涙ちょうだい展開も、ある意味日本的で逆に好感が持てます。エンターテイメントとのギャップが面白い。
きたないオーバーに身を包む伴淳三郎、藤原釜足の並んだ姿は絶品ですな。

ジャズ娘乾杯!大拍手!!タニマン一家に幸あれ!!!・・・という大団円が狙いと思われる秀逸なタイトルも、ちょっと苦笑。

「ショウほど素敵な・・・」を観てなければ、もう少し素直に観れたかな。しょうがないね。

ラピュタ阿佐ヶ谷


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法大7季ぶり44度目優勝 東京六大学野球

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法大が7季ぶり44度目V 胴上げされる金光監督。

東京六大学野球リーグ第7週第2日は21日、神宮球場で2回戦2試合を行い、法大が明大を6−1で下し、2009年春以来7季ぶり44度目の優勝を決めた。法大は9勝2敗の勝ち点4。最終週で早大または慶大に勝ち点で並ばれても勝率で上回る。(産経ニュース)

絶好のスポーツ観戦観光日和といった週末。体調崩して寝込んじゃいました。

明治が意地を見せるかと思いましたが、やはり今季の法政三嶋一輝投手(4年)の気迫に乗った勢いは止められませんでした。
2試合連続の完投勝利。まさに最上級生エースとして責任を果たす素晴らしい結果ですね。
はずれ1位候補と言われるドラフトの方も、さぞ楽しみでしょう。
明治神宮大会でも活躍を見せ、自らの価格を吊り上げたいところですね。

44度目の優勝で今春に早稲田に追いつかれた最多優勝をまた単独最多優勝回数とした。

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