「セカンド・コーラス」

「映画史上の名作11」

「セカンド・コーラス」1940年　米　監督：ヘンリー・C・ポッター

大学生楽団のトランペッターであるダニーとハンクが、アーティ・ショウの楽団員の座と、元マネージャーのミラーを巡って激しく足を引っ張り合うドタバタ・コメディ。ヒロインのミラーを演じるポーレット・ゴダードが、アステアを相手にコミカルなダンスを披露している。

フレッド・アステア（セカンド・コーラス）

ここでのアステアはダンサーじゃなくてトランペッターなわけだけれども、当然トランペット（勿論演奏は吹替え）よりもタップの方が見せ場になってる。
いつだって細見のアステアは手足が長くって、なといっても粋で華がある。
同窓のライバル・ハンクのバージェス・メレディスが陰気であまり好ましくないけど、コメディとしては安心して楽しめます。

マンドリンのスポンサーがお間抜けで良い。またそれを皮肉な歌詞にしちゃうダニーの歌も良いですぞ。

アーティー・ショウ楽団の演奏が見れるのもお値打ち。
楽団のリハの際、後ろで掃除してるオッサンがやけに気になるんですけど･･･







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