Quantcast
Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4203

「レイジング・ブル」 DVD

$
0
0
「レイジング・ブル」1980年 米 監督:マーティン・スコセッシ

プロ・ボクシング元ミドル級チャンピオンで、"ブロンクスの怒れる牡牛(レイジング・ブル)"の異名をとったジェイク・ラモッタ。スラム街から這い上がり、不屈の闘魂で王座に君臨した栄光と破滅の半生とは……?

恥ずかしながら初めて観ました。やられました。
事前情報は実在のミドル級ボクサーをモデルにしたボクシング映画でロバート・デ・ニーロが所謂デ・ニーロ・アプローチで役者魂を見せているというのんと、男子なら誰でも感動できまっせというお勧めの言葉。
知らないというのは愚かな事ですが、知らないからこそ、驚きがあって楽しめるってのを久々に体感。









オープニングのシャドーボクシングのカッコ良さ、試合シーンの迫力。まぁ、このあたりは想定内。
ビッキーとの出会いから初デート。試合前のストイックな情事までの展開の超エロさ。でもこのあたりまではジェイクのカッコ良さばかりが見えて、何だかなぁと今一のめりこむ事はなかったんです。「百円の恋」の新井浩文のダメさを愛する者としては…

















冒頭で嫌がる弟・ジョーイ(このジョー・ペシがまた素晴らしかったですね)に自分を殴ってみろと執拗にからみますよね。ここが弟同様、なんでこの男はこんな事をさせるんだ?と不思議に思ったわけですが、その後見えてくるジェイクの異常性の一端だったんですね。
彼のダメさ、破滅のポイントは執拗なやきもち焼き。
そこからの転落はもう大好物。









ジェイクが一人ごちます。
「アニマル?そりゃあ俺はケダモノさ。だけどそんなに悪かないだろ。」

これですよ!



まず、ロバート・デ・ニーロのデ・ニーロ・アプローチは聞いておりましたが、実際にあの腹の違いを見ると驚かざるを得ません。
赤井英和のライザップもいいけどね。

 







スコセッシ=デ・ニーロといえば「タクシー・ドライバー」と思っていましたが、こんな名作があるのを知らなかったなんて、なんともお恥ずかしい。ごめんなさいです。









さて、こうなると次は未体験の「ロッキー」をどうするかですが、「レイジング・ブル」がとても良かったので、あっちは食わず嫌いのままで終わらせてしまおうかとも思ってます。今さら見るのも気恥かしい・・・


にほんブログ村 映画ブログへ blogram投票ボタン

Viewing all articles
Browse latest Browse all 4203

Trending Articles