気になる天気がきれいに回復したので急遽お休みをいただき神宮球場。
今季の東都も大混戦の気配。
最初のカードを1勝2敗と逃したチーム同士の生き残りをかけた戦いは前日、日大が快勝し1勝1敗とタイに持ち込み決戦の第3戦。
今季の専修大は野手陣の主力がごっそり抜けて心配でしたが、下級生を使った布陣でとても楽しみが増えています。それに対して投手陣が今ひとつ決め手に欠け不安定なのが気になるところ。
昨年は伝統のユニフォームを刷新。アスレチックスもどきのユニフォームは賛否ありましたが、斉藤監督が見事結果を出したことにより、ゲンキンなもんでとてもカッコ良く見えるユニフォーム。
ところが今季はここまでアスレチックス・ビジター仕様のグリーン・ツートン・ユニで戦っている。どうもツートンユニフォームは好きでないので残念だったけれど、グランドに出てみるとこの日は白を基調としたホーム仕様。
学生野球なので本当はリーグ戦を通して1種類で戦ってもらいたいところだけれど、斉藤監督の考えであれば納得しましょう。
いづれ1部定着して本当の意味で古豪復活となった暁には、伝統のユニフォームに戻せばよい。戻した途端にまた低迷しかねない戦国東都だけれど。
前日ビジター仕様のユニフォームで135m特大本塁打を放った専修大・森山主将。
周囲では1部2部の統合問題(まだ未決着)やら神宮球場の五輪問題など、気にかかるニュースが耳に入ってきます。今のうちに神宮を堪能しておきたいものです。
平日の第3戦。思った以上にガラガラな観客席。
いつもは高所から高見の見物ですが、たまには選手に近いところからと、この日は珍しくダッグアウト脇の最前列で観戦。
試合直前の一塁側
スターティング・メンバー
先攻 日大
1.右 住田(崇徳・4年)
2.左 関 (日大三・4年)
3.中 長沢(佐野日大・2年)
4.遊 京田(青森山田・4年)
5.一 山田(札幌日大・4年)
6.三 山口(報徳学園・3年)
7.D 中山(鳴門渦潮・4年)
8.二 上川畑(倉敷症・2年)
9.捕 佐藤健人(日大鶴ヶ丘・4年)
投手 木村光(習志野・4年)
日大三出身の関選手も4年になりました。久しぶり。法政の金子選手と同期。
後攻 専大
1.遊 池間(糸満・1年)
2.二 伊與田(明徳義塾・4年)
3.一 福永(天理・2年)
4.左 森山(星稜・4年)
5.三 和田(福岡大大濠・3年)
6.右 秦(二松学舎大付・2年)
7.中 山本力(熊本工・2年)
8.D 谷地(大田原・2年)
9.捕 上木(大垣日大・4年)
投手 高橋礼(専大松戸・3年)
専大、下手投げのエース・高橋礼投手。本日の制球はどうでしょうか。
日大先発は習志野の木村光彦投手。地味ながら好投手です。
プロ注目の京田陽太主将。この日2安打、1盗塁。ショート横の痛烈ライナーを横っ飛びの美技もありました。
専大のドラフト候補森山主将も1安打2打点と頼りになる活躍。
4回表
日大、関選手・京田選手の安打から5番山田選手の一塁ゴロの間に先制点。
5回裏
専大は上木選手がセーフティ・バント、打球はまるで犠打のようでしたが、相手の焦りを誘い出塁。1年生の池間選手も安打で繋ぎ無死一・三塁。
日大は弓削投手(佐野日大・4年)にスイッチ。打者伊與田選手の時に暴投が出て同点。二死後に森山主将の適時打で逆転。
日大二番手・弓削投手
ゲームは後半戦へ
日大は3番手大和田投手(日大東北・2年)
逆転直後の6回表
二死をとって、この回3人で終わらせたい所、和田三塁手の失策が出る。しっかり前に落としたがその後の処理に慌ててしまった。5番山田選手の適時三塁打が出て同点。
なおもエラーが重なり再逆転されてしまう。
それまで内野ゴロの多い高橋礼投手の投球を必死で守っていた野手陣でしたがこの回は残念。失策がらみで嫌な流れですが・・・
そのすぐ6回裏
安打の山本力也選手を置いて、代打平湯選手(長崎海星・1年)がやってくれました。逆転2点本塁打。
先輩方から「良くやった!」の祝福。そして高橋投手との歓喜の抱擁。
平湯選手のバッティング。と言っても写真は本塁打ではなく、2打席目のセンターフライですけど。
しかし、試合はこのまま終わりそうにはありません。
安打を打たれながらも必死に堪える高橋投手でしたが、9回表、上川畑選手に二塁打を浴びると、犠打で送られ三塁、1番住田選手が前進守備の伊與田二塁手の横を痛烈に破ってついに同点。
負けられない両チームの1点を争うシーソーゲーム。
9回裏
専修大は、上木選手、伊與田が安打で出塁サヨナラの好機。
防戦の日大はエース東範(履正社・4年)を投入。
そして最後は満塁から、森山主将が中堅へサヨナラ犠飛を打ち上げ勝負が付きました。
森山選手の犠飛に手を叩いて生還する上木選手。捕手は日大・尾関選手(横浜・4年)
のどから手が出るほど欲しい初勝ち点をゲット。
専修はやはり池間、平湯、山本力(3安打)の1年生が光ってました。
これは矢幡世代、濱田世代以上に楽しみ。
12安打の打線でしたが、日大の木村光、弓削、大和田の投手陣から10三振というのは気になります。
苦しみながら完投した高橋投手。コーチからの声掛けに感極まる表情も見せていました。よく頑張りました。
2016東都大学野球春季リーグ
第3週
専修大VS日本大 3回戦
神宮球場
日本大 000 102 001=4
専修大 000 022 001X=5
専 ○高橋礼=上木
日 木村光-弓削-大和田-●東範=佐藤健人-東海林(札幌日大・3年)-尾関
本塁打 専:平湯6回(2点)
三塁打 専:山本力 日:山田
二塁打 専:上木 日:長沢、上川畑
専:安打12 日:安打9
専:失3 日:暴投1
次節は苦手とする國學院大戦。まだまだ熱い戦いは続きます。
勝ったり負けたりでしょうけど第3戦をものにできるようなチーム力向上に期待。
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今季の東都も大混戦の気配。
最初のカードを1勝2敗と逃したチーム同士の生き残りをかけた戦いは前日、日大が快勝し1勝1敗とタイに持ち込み決戦の第3戦。
今季の専修大は野手陣の主力がごっそり抜けて心配でしたが、下級生を使った布陣でとても楽しみが増えています。それに対して投手陣が今ひとつ決め手に欠け不安定なのが気になるところ。
昨年は伝統のユニフォームを刷新。アスレチックスもどきのユニフォームは賛否ありましたが、斉藤監督が見事結果を出したことにより、ゲンキンなもんでとてもカッコ良く見えるユニフォーム。
ところが今季はここまでアスレチックス・ビジター仕様のグリーン・ツートン・ユニで戦っている。どうもツートンユニフォームは好きでないので残念だったけれど、グランドに出てみるとこの日は白を基調としたホーム仕様。
学生野球なので本当はリーグ戦を通して1種類で戦ってもらいたいところだけれど、斉藤監督の考えであれば納得しましょう。
いづれ1部定着して本当の意味で古豪復活となった暁には、伝統のユニフォームに戻せばよい。戻した途端にまた低迷しかねない戦国東都だけれど。
前日ビジター仕様のユニフォームで135m特大本塁打を放った専修大・森山主将。
周囲では1部2部の統合問題(まだ未決着)やら神宮球場の五輪問題など、気にかかるニュースが耳に入ってきます。今のうちに神宮を堪能しておきたいものです。
平日の第3戦。思った以上にガラガラな観客席。
いつもは高所から高見の見物ですが、たまには選手に近いところからと、この日は珍しくダッグアウト脇の最前列で観戦。
試合直前の一塁側
スターティング・メンバー
先攻 日大
1.右 住田(崇徳・4年)
2.左 関 (日大三・4年)
3.中 長沢(佐野日大・2年)
4.遊 京田(青森山田・4年)
5.一 山田(札幌日大・4年)
6.三 山口(報徳学園・3年)
7.D 中山(鳴門渦潮・4年)
8.二 上川畑(倉敷症・2年)
9.捕 佐藤健人(日大鶴ヶ丘・4年)
投手 木村光(習志野・4年)
日大三出身の関選手も4年になりました。久しぶり。法政の金子選手と同期。
後攻 専大
1.遊 池間(糸満・1年)
2.二 伊與田(明徳義塾・4年)
3.一 福永(天理・2年)
4.左 森山(星稜・4年)
5.三 和田(福岡大大濠・3年)
6.右 秦(二松学舎大付・2年)
7.中 山本力(熊本工・2年)
8.D 谷地(大田原・2年)
9.捕 上木(大垣日大・4年)
投手 高橋礼(専大松戸・3年)
専大、下手投げのエース・高橋礼投手。本日の制球はどうでしょうか。
日大先発は習志野の木村光彦投手。地味ながら好投手です。
プロ注目の京田陽太主将。この日2安打、1盗塁。ショート横の痛烈ライナーを横っ飛びの美技もありました。
専大のドラフト候補森山主将も1安打2打点と頼りになる活躍。
4回表
日大、関選手・京田選手の安打から5番山田選手の一塁ゴロの間に先制点。
5回裏
専大は上木選手がセーフティ・バント、打球はまるで犠打のようでしたが、相手の焦りを誘い出塁。1年生の池間選手も安打で繋ぎ無死一・三塁。
日大は弓削投手(佐野日大・4年)にスイッチ。打者伊與田選手の時に暴投が出て同点。二死後に森山主将の適時打で逆転。
日大二番手・弓削投手
ゲームは後半戦へ
日大は3番手大和田投手(日大東北・2年)
逆転直後の6回表
二死をとって、この回3人で終わらせたい所、和田三塁手の失策が出る。しっかり前に落としたがその後の処理に慌ててしまった。5番山田選手の適時三塁打が出て同点。
なおもエラーが重なり再逆転されてしまう。
それまで内野ゴロの多い高橋礼投手の投球を必死で守っていた野手陣でしたがこの回は残念。失策がらみで嫌な流れですが・・・
そのすぐ6回裏
安打の山本力也選手を置いて、代打平湯選手(長崎海星・1年)がやってくれました。逆転2点本塁打。
先輩方から「良くやった!」の祝福。そして高橋投手との歓喜の抱擁。
平湯選手のバッティング。と言っても写真は本塁打ではなく、2打席目のセンターフライですけど。
しかし、試合はこのまま終わりそうにはありません。
安打を打たれながらも必死に堪える高橋投手でしたが、9回表、上川畑選手に二塁打を浴びると、犠打で送られ三塁、1番住田選手が前進守備の伊與田二塁手の横を痛烈に破ってついに同点。
負けられない両チームの1点を争うシーソーゲーム。
9回裏
専修大は、上木選手、伊與田が安打で出塁サヨナラの好機。
防戦の日大はエース東範(履正社・4年)を投入。
そして最後は満塁から、森山主将が中堅へサヨナラ犠飛を打ち上げ勝負が付きました。
森山選手の犠飛に手を叩いて生還する上木選手。捕手は日大・尾関選手(横浜・4年)
のどから手が出るほど欲しい初勝ち点をゲット。
専修はやはり池間、平湯、山本力(3安打)の1年生が光ってました。
これは矢幡世代、濱田世代以上に楽しみ。
12安打の打線でしたが、日大の木村光、弓削、大和田の投手陣から10三振というのは気になります。
苦しみながら完投した高橋投手。コーチからの声掛けに感極まる表情も見せていました。よく頑張りました。
2016東都大学野球春季リーグ
第3週
専修大VS日本大 3回戦
神宮球場
日本大 000 102 001=4
専修大 000 022 001X=5
専 ○高橋礼=上木
日 木村光-弓削-大和田-●東範=佐藤健人-東海林(札幌日大・3年)-尾関
本塁打 専:平湯6回(2点)
三塁打 専:山本力 日:山田
二塁打 専:上木 日:長沢、上川畑
専:安打12 日:安打9
専:失3 日:暴投1
次節は苦手とする國學院大戦。まだまだ熱い戦いは続きます。
勝ったり負けたりでしょうけど第3戦をものにできるようなチーム力向上に期待。
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