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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「血の祝祭日」

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「夏のホラー秘宝まつり2016」

「血の祝祭日」1963年 米 監督:ハーシェル・ゴードン・ルイス
Blood Feast

古代エジプトの女神を崇拝する料理人の主人が次々と美女を殺害。鮮血滴る四肢と臓物を女神復活の儀式に捧げる。目玉をえぐり、腿を切断し、舌を引き抜くショッキングな流血描写、稚拙ゆえに異様な迫力を生むカメラワーク。ルイスを一躍有名にした永遠の問題作。

今年の夏のホラー秘宝まつりはハーシェル・ゴードン・ルイス初体験としました。
ホラースプラッターの元祖という奴ですね。貴重な作品はDVD発売され、容易にレンタルもできるのでいつか借りようと、相変わらずグズグズしておったわけです。そもそも、もはや家でDVD観賞する時間が取れないし、あくまで劇場派を貫こうと。
上映日、上映時間が決められるとやにわに積極性が出るわけです。
この日はまず1本見て、場合によっては3本連続観賞も辞さずと息まえて。



カニバル・カーニバル!
B級の中の正しいB級、否C級D級Z級・・・
怪しい眉、髪形の殺人鬼ラムゼスが迫る。恐怖を増長しているのか微妙な打楽器劇伴
狙われるのが、これまた中途半端な金髪美人、GOODじゃないですか。時代を感じる大き目のおパンツが萌。



ペンキのような真っ赤な血のり。派手派手しい作り物の見え見えの肉塊なのに不思議なリアル感覚。
デスク越しに考えてばかりいる少数派2名の警察。

狙われる婦女子のセレブ感。
娘を殺され、嘆き泣き崩れる母親の外出はおしゃれな帽子に白い手袋。どんな非常事態でもおしゃれは大事ですね、おばさま。





プール、ビキニにはあまりそそられない。
ヒロイン女子のルックスがチト残念。
殺人料理人ラムゼスの生贄儀式をなかなか本気にせずにグダグダと殺人鬼を困惑させる様は面白い。



殺人鬼の哀れな最期に放つ有能警察の突き離した台詞、切れきれ?

本家である事。そのチャレンジ精神は讃えられるべきで、本作無かりせば、その後の名作スプラッター群だってどうなっていた事か・・・
でも、各1,100円払って一気に見るのはキツすぎる。3本立て1,400円が妥当な線か。
残り2本はレンタルにて観賞で良かろうと退散。
果たして、いつ借りますでしょうか・・・

2000人の狂人

ゴアゴア・ガールズ












キネカ大森

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