「人妻女医 性奴隷の悦び」2013年 OP映画 監督:友松直之
職場結婚で同じ病院の医師、村上雄介・玲奈夫妻は、結婚後も周りが羨むラブラブっぷりを見せつけていた。それを見る助手・春子の嫉妬の眼差しが厳しい。それもそのはず、春子は雄介と過去に一度、肉体関係を結んでいたのだった。平穏と思われていた病院内に嵐の予感が…。しかも雄介の従兄弟である宮田が軽い鬱となり、診療内科専門の玲奈に診断を依頼したことから、宮田の歪んだ欲望が玲奈へと向かい…。
あまり足を向けたくない上野に行ってしまうのは傑作予感の羽月作品と友松直之監督作品が上映されているからでした。
前出の通り「恋するプリンセス・・・」にがっかりした後だったせいもあるけれど、打って変わってこちらは大傑作。流石の友松テイストをビンビンに仕掛けてくれてる。当然エロ満開です。
成人映画の本質は何たるか、というのを一番理解しストレートに表現してくれるのが友松監督なんじゃないだろうかってもうベタ誉めです。
もてない男の本質、実際に久しぶり刺激を受けましたもの。
やはり成人映画は男のための物であってほしい。男に都合の良い展開で何が悪いのか。なまっちょろい作品なんか糞くらえだ。
女性監督の場合は作品としての何らかの力が無いと、やはり信用に至らない。
「レイプゾンビ」出演コンビの小沢アリス、小林さや。
小沢アリスの眼鏡女医が顔もボディもエロい。診察室の暗い照明にPCの明りで浮かび上がる黒縁眼鏡にぽっちゃり体型。この時とても気になるお鼻をしていらっしゃるが、そこもエロい。ただ当人にとってはコンプレックスであっただろう事は容易に想像できるわけで、現在の小沢アリスさんを確認しましたところ、鼻はいじられていてスッキリしております。ちょっと残念。
亭主がエロビデオ観賞中に風呂から上がってくる玲奈。ここんところの夫婦の描写も細かい芸だ。
津田篤が妻の浮気現場に遭遇、離婚、リストラと同時に見舞われ鬱病気味になったダメ中年男。津田篤のこういう役も珍しいかな。今回も実に好演。この人上手いなぁ。
従弟夫妻宅で、一瞬嫌がった玲奈にいちゃもんを付け暴行を仕かけるが、ここで厭がる玲菜を濡れない女と描いてるのが効いてんのか。
カウンセリングから立場が逆転してーの言葉攻め、そしてついに陥落まで。非常に長い性交シーンとなるのだけれど、そのシーンになると退屈で睡魔が襲うピンク映画が多い中にあって、まったく目が離せず飽きないのが素晴らしい。
落ちに関しては終盤からは大抵の観客が気づいてしまうと思う。それは普通、破壊力を失うマイナス要素のはずなんだけれど、それさえも何か強い共感を伴い、「やっぱりそうくるんだな」という喜びに昇華される。実に後味がよろしい。
「恋するプリンセス・・・」のファンタジーに空振りした後、これこそファンタジーでないですか。
陰々鬱々としていたり世の中から疎外感を味わったり辛い時期にも本作を見ればストレス発散して元気になれる。そんな傑作。
数年後に上映機会があればリピートしたい。
・・・褒めすぎですか?
しかし、こんなの作られると今後も友松監督作のピンクもチェックし続けたくなるので困ったもんです。
上野オークラ劇場
職場結婚で同じ病院の医師、村上雄介・玲奈夫妻は、結婚後も周りが羨むラブラブっぷりを見せつけていた。それを見る助手・春子の嫉妬の眼差しが厳しい。それもそのはず、春子は雄介と過去に一度、肉体関係を結んでいたのだった。平穏と思われていた病院内に嵐の予感が…。しかも雄介の従兄弟である宮田が軽い鬱となり、診療内科専門の玲奈に診断を依頼したことから、宮田の歪んだ欲望が玲奈へと向かい…。
あまり足を向けたくない上野に行ってしまうのは傑作予感の羽月作品と友松直之監督作品が上映されているからでした。
前出の通り「恋するプリンセス・・・」にがっかりした後だったせいもあるけれど、打って変わってこちらは大傑作。流石の友松テイストをビンビンに仕掛けてくれてる。当然エロ満開です。
成人映画の本質は何たるか、というのを一番理解しストレートに表現してくれるのが友松監督なんじゃないだろうかってもうベタ誉めです。
もてない男の本質、実際に久しぶり刺激を受けましたもの。
やはり成人映画は男のための物であってほしい。男に都合の良い展開で何が悪いのか。なまっちょろい作品なんか糞くらえだ。
女性監督の場合は作品としての何らかの力が無いと、やはり信用に至らない。
「レイプゾンビ」出演コンビの小沢アリス、小林さや。
小沢アリスの眼鏡女医が顔もボディもエロい。診察室の暗い照明にPCの明りで浮かび上がる黒縁眼鏡にぽっちゃり体型。この時とても気になるお鼻をしていらっしゃるが、そこもエロい。ただ当人にとってはコンプレックスであっただろう事は容易に想像できるわけで、現在の小沢アリスさんを確認しましたところ、鼻はいじられていてスッキリしております。ちょっと残念。
亭主がエロビデオ観賞中に風呂から上がってくる玲奈。ここんところの夫婦の描写も細かい芸だ。
津田篤が妻の浮気現場に遭遇、離婚、リストラと同時に見舞われ鬱病気味になったダメ中年男。津田篤のこういう役も珍しいかな。今回も実に好演。この人上手いなぁ。
従弟夫妻宅で、一瞬嫌がった玲奈にいちゃもんを付け暴行を仕かけるが、ここで厭がる玲菜を濡れない女と描いてるのが効いてんのか。
カウンセリングから立場が逆転してーの言葉攻め、そしてついに陥落まで。非常に長い性交シーンとなるのだけれど、そのシーンになると退屈で睡魔が襲うピンク映画が多い中にあって、まったく目が離せず飽きないのが素晴らしい。
落ちに関しては終盤からは大抵の観客が気づいてしまうと思う。それは普通、破壊力を失うマイナス要素のはずなんだけれど、それさえも何か強い共感を伴い、「やっぱりそうくるんだな」という喜びに昇華される。実に後味がよろしい。
「恋するプリンセス・・・」のファンタジーに空振りした後、これこそファンタジーでないですか。
陰々鬱々としていたり世の中から疎外感を味わったり辛い時期にも本作を見ればストレス発散して元気になれる。そんな傑作。
数年後に上映機会があればリピートしたい。
・・・褒めすぎですか?
しかし、こんなの作られると今後も友松監督作のピンクもチェックし続けたくなるので困ったもんです。
上野オークラ劇場