野球観戦静岡遠征、草薙神社まで散策して、まだまだ午後に時間があるので静岡県立美術館へ行ってみました。
決勝戦が午前中というのは遠征にとって午後たっぷり時間が取れるので良いのですね。
神社大鳥居まで戻って再び勾配を登る形で歩く。
坂道を登って行くと、静岡県立大学に出る。ちょうどこの日は県立大学の文化祭でキャンパス内は賑わっておりました。
県立大学の正門を過ぎるとお隣に美術館があるわけですが、この一帯の文化に富んだ雰囲気はとても素晴らしいものがありました。いい場所です。
レンガ造の県立大学の脇には大芝生の広場があり、レジャーシートを広げて楽しむ近隣の静岡セレブ?
日曜日、曇天も穏やかな気温。混雑するでもなくちょうど良い塩梅。
それにしても歩くとなると美術館は遠い。館までの遊歩道アプローチには彫刻作品が点在。
この日開催されていた11月3日までの企画展
「徳川の平和 -250年の美と叡智-」後期展示
伊藤若沖のモノホン作品を見られるのかと色めきたちましたが、良く調べると伊藤若沖の「樹花鳥獣図屏風」は前期のみ、ザンネーンでした。
仕方がありません。
・・・ところが、後期にはモノホンではなく「樹花鳥獣図屏風」のレプリカがエントランスに展示されていて、レプリカだけにここは撮影OK。
これは嬉しいサービスじゃありませんか。撮影禁止のモノホンを肉眼で見たかったけれど、撮影許可のレプリカでも充分。見比べた所でその差を感じ入れるかどうかは怪しい。
入場すると、たまたま学芸員の方の説明ツアーが行われていたので、なんとなく後ろから付いて聞き耳を立てる。
江戸時代絵画に興味が深いわけではないので、これがとても助かる。説明無しに自由に観賞していたらぼんやり見逃してしまう点ばかりだったでしょう。
第一章
国家安寧-平和への道
1.徳川家康とその時代
2.徳川将軍家の御用絵師たち
第二章
諸人快楽-「徳川の平和」の世に生きる
1.都市の繁栄
2.都市と田園のエスプリ
第三章
雅俗交響-知の愉しみと好奇心
1.文芸と絵画の響き合い
2.異国へのまなざしと博物主義
第四章
変化と革新 新時代への胎動
から成る展示構成
徳川の歴史250年をかけ足で巡る企画展。
珠玉の名品が静岡に集結って事です。
江戸、狩野派の探幽と安信、益信の関係性。
英一蝶の生涯(幇間、島流し、絵師)と「吉原風俗絵巻」の技巧の妙。
久隅守景の「鍋冠祭図押絵貼屏風」と鍋冠祭の意味。
奇妙なポーズの平賀源内、油絵「西洋婦人図」
三熊花顚などの博物誌的作品群。
そして、北斎、広重の浮世絵で締める。
なかなか見応えがありました。
狩野深幽
狩野安信
狩野益信
英一蝶
バスで草薙駅に降りる。流石に歩くのは疲れました。
この時期(10月30日)ですから草薙駅前の商店街もご多分に漏れずカボチャのディスプレイでハロウィーンが盛り上がってました。
しかし、駅前の幽霊ディスプレイにはちょっと不気味すぎて一瞬、ど肝抜かれましたがな。
決勝戦が午前中というのは遠征にとって午後たっぷり時間が取れるので良いのですね。
神社大鳥居まで戻って再び勾配を登る形で歩く。
坂道を登って行くと、静岡県立大学に出る。ちょうどこの日は県立大学の文化祭でキャンパス内は賑わっておりました。
県立大学の正門を過ぎるとお隣に美術館があるわけですが、この一帯の文化に富んだ雰囲気はとても素晴らしいものがありました。いい場所です。
レンガ造の県立大学の脇には大芝生の広場があり、レジャーシートを広げて楽しむ近隣の静岡セレブ?
日曜日、曇天も穏やかな気温。混雑するでもなくちょうど良い塩梅。
それにしても歩くとなると美術館は遠い。館までの遊歩道アプローチには彫刻作品が点在。
この日開催されていた11月3日までの企画展
「徳川の平和 -250年の美と叡智-」後期展示
伊藤若沖のモノホン作品を見られるのかと色めきたちましたが、良く調べると伊藤若沖の「樹花鳥獣図屏風」は前期のみ、ザンネーンでした。
仕方がありません。
・・・ところが、後期にはモノホンではなく「樹花鳥獣図屏風」のレプリカがエントランスに展示されていて、レプリカだけにここは撮影OK。
これは嬉しいサービスじゃありませんか。撮影禁止のモノホンを肉眼で見たかったけれど、撮影許可のレプリカでも充分。見比べた所でその差を感じ入れるかどうかは怪しい。
入場すると、たまたま学芸員の方の説明ツアーが行われていたので、なんとなく後ろから付いて聞き耳を立てる。
江戸時代絵画に興味が深いわけではないので、これがとても助かる。説明無しに自由に観賞していたらぼんやり見逃してしまう点ばかりだったでしょう。
第一章
国家安寧-平和への道
1.徳川家康とその時代
2.徳川将軍家の御用絵師たち
第二章
諸人快楽-「徳川の平和」の世に生きる
1.都市の繁栄
2.都市と田園のエスプリ
第三章
雅俗交響-知の愉しみと好奇心
1.文芸と絵画の響き合い
2.異国へのまなざしと博物主義
第四章
変化と革新 新時代への胎動
から成る展示構成
徳川の歴史250年をかけ足で巡る企画展。
珠玉の名品が静岡に集結って事です。
江戸、狩野派の探幽と安信、益信の関係性。
英一蝶の生涯(幇間、島流し、絵師)と「吉原風俗絵巻」の技巧の妙。
久隅守景の「鍋冠祭図押絵貼屏風」と鍋冠祭の意味。
奇妙なポーズの平賀源内、油絵「西洋婦人図」
三熊花顚などの博物誌的作品群。
そして、北斎、広重の浮世絵で締める。
なかなか見応えがありました。
狩野深幽
狩野安信
狩野益信
英一蝶
バスで草薙駅に降りる。流石に歩くのは疲れました。
この時期(10月30日)ですから草薙駅前の商店街もご多分に漏れずカボチャのディスプレイでハロウィーンが盛り上がってました。
しかし、駅前の幽霊ディスプレイにはちょっと不気味すぎて一瞬、ど肝抜かれましたがな。