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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「ピンクセーラー 私に火をつけて」

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「ピンクセーラー 私に火をつけて」1993年 大蔵映画 監督:小林悟

とある港町に密輸された宝物の剣を取り戻すように依頼された探偵コンビ。彼らが目を付け潜入したクルーザーの乗り組み員は全員女性。
サトル・コバヤシこと小林悟監督がポルノの本場アメリカ・サンディエゴに乗り込んで撮影した国産洋ピンク映画!日本からはシネマジックのSM作品で当時大人気だった美人女優・叶順子が出演!モンド映画ファンも必見のレア作品!



これは珍品。国産洋ピン?オール海外ロケでもってガイジンさん出演多数。これに日本語のアフレコをつけてるもんで妙な味わいを生み出してる。ってか、可笑しいだろ。
女装した探偵コンビが侵入したクルーザー乗組員の寮みたいな家に、居るは、居るはガイジン女・・・。
男が来たってんで取り合いになるハーレム展開?
質的にもエロシーン的にも今一のような気もしないでもないが、中にラテン系黒髪ロングの娘がちょい良かった。チョイ役で出番少ないけど。





ボス女はズングリしたチョイブスでなかなか良い。




退屈なガイジン女のエロシーンの中にあって日本人女優(なんと叶順子という名前?、こちらの叶順子さんは存じ上げませんでした)のベッド・シーンがじっくりと良く見えてしまう。決して素晴らしいエロシーンじゃないんですけど。しかも探偵たちのミッション、件の剣奪還に大貢献。簡単すぎるだろ。




どこかで聞き覚えのあるBGM。
なかでも終盤の曲はあきらかにザ・バンドの「ウエイト」っぽくて密かに盛り上がる。似てるとか猿印とかを越えて盗作と言って過言でない長閑さが良い。
ウエイトは名曲で好きな1曲だけれども、後日鑑賞がかなう「イージー・ライダー」にも使われていた事は恥ずかしながら知りませんでした。
国産洋ピンはアメリカン・ニューシネマを気取っていたんですね。
こういう作品に偶々出会えるラッキーを喜ぶ。




上野オークラ劇場



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