〈ピンク映画50周年記念特集〉PINK FIRM CHRONICLE 1962-2012 Part1
-午後8時の映画祭-
「少女縄化粧」1979年 新東宝 監督:渡辺護
父を死に追いつめた後妻への復讐を遂行してゆく少女。ピンク黄金期を支えた渡辺護監督が「雪之丞変化」をモチーフにした復讐譚。
日野繭子の少女しの(美少女役としてはちょっと無理があるけど、当時は人気だったんですよね)が緊縛されるのだとばかり思っていたら、復讐鬼と化して縛るほうでした。
復讐のため一生懸命鬼になったと言うしのに向かって
思わず「オニ!」と罵声を浴びせるアヤ(岡尚美)・・・「お前に言われたくない。」と思わず心中、叫んだよ。
巡礼回想シーンが美しく印象的。
父親似の乞食に食糧と身体を施すしの。近親相姦シナリオ。
やはり下元哲朗が良い。
「この辺では顔が効くんだ」とアヤと番頭(野上正義)の手下になったり、犯したしのに本気で惚れたと復讐に一役買う、軽い立ち位置のキャラが良いです。
芸者化粧で日野繭子が尚更ブサイクに見える。
でも不思議、復讐を遂げたラストシーンの浜辺での巡礼姿はとても美しいものがありました。
岡尚美のド淫乱エロの下品さも光ってる。
上映後、渡辺護監督トークショー
「雪之丞変化」というより本作は自身の「あばずれ」のリメイク。
予算オーバーになったのはカメラマンのせい。
拘りを持った物作り現場の雰囲気を彷彿とさせる楽しいお話の数々。
日野繭子はバカ。風待ちのエピソード「監督、風が・・・」
監督、登壇の際、老体が心配に見えたが元気元気
納得のいく物撮って満悦、納得がいかないと怒鳴り散らしてる。
熱を帯びて、進行役の井川氏が叱責されそうになる場面も・・・
監督自身の、緊縛作品のお勧めは
「少女を縛る!」
要チェック。
銀座シネパトス
-午後8時の映画祭-
「少女縄化粧」1979年 新東宝 監督:渡辺護
父を死に追いつめた後妻への復讐を遂行してゆく少女。ピンク黄金期を支えた渡辺護監督が「雪之丞変化」をモチーフにした復讐譚。
日野繭子の少女しの(美少女役としてはちょっと無理があるけど、当時は人気だったんですよね)が緊縛されるのだとばかり思っていたら、復讐鬼と化して縛るほうでした。
復讐のため一生懸命鬼になったと言うしのに向かって
思わず「オニ!」と罵声を浴びせるアヤ(岡尚美)・・・「お前に言われたくない。」と思わず心中、叫んだよ。
巡礼回想シーンが美しく印象的。
父親似の乞食に食糧と身体を施すしの。近親相姦シナリオ。
やはり下元哲朗が良い。
「この辺では顔が効くんだ」とアヤと番頭(野上正義)の手下になったり、犯したしのに本気で惚れたと復讐に一役買う、軽い立ち位置のキャラが良いです。
芸者化粧で日野繭子が尚更ブサイクに見える。
でも不思議、復讐を遂げたラストシーンの浜辺での巡礼姿はとても美しいものがありました。
岡尚美のド淫乱エロの下品さも光ってる。
上映後、渡辺護監督トークショー
「雪之丞変化」というより本作は自身の「あばずれ」のリメイク。
予算オーバーになったのはカメラマンのせい。
拘りを持った物作り現場の雰囲気を彷彿とさせる楽しいお話の数々。
日野繭子はバカ。風待ちのエピソード「監督、風が・・・」
監督、登壇の際、老体が心配に見えたが元気元気
納得のいく物撮って満悦、納得がいかないと怒鳴り散らしてる。
熱を帯びて、進行役の井川氏が叱責されそうになる場面も・・・
監督自身の、緊縛作品のお勧めは
「少女を縛る!」
要チェック。
銀座シネパトス