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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[後編]永遠の物語」

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「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[後編]永遠の物語」2012年 アニプレックス 総監督:新房昭之、監督:宮本幸裕

思いを寄せる恭介のため魔法少女になったさやかだったが、魔法少女の真実を知って絶望に飲まれていき、ついに魔女へと変貌してしまう。まどかは、さやかを救おうとする杏子の提案に乗るが……。どんな願いでも1つだけ叶えることができるかわりに、魔法少女として戦う道を選んだ5人の少女がたどる過酷な運命を描いたダークファンタジー。

2日連続のまどマギ。本当は1日で一気見したいくらいだけど。
ある程度事前情報を仕入れていた前編より情報の少なかった後編の展開。まさに「まどマギが凄い事になってる」・・・

絶望から抜け出す事のできない魔法少女の過酷な運命。

キャラとしては萌ちゃんで、いっこうに魔法少女に踏み切れない、鹿目まどか。とりえの無い自身に自己価値を見いだせないダメっ子設定はヒーロー・ヒロインとして正解だけど、どうしても声優の台詞回し、息つぎが馴染めない。それは物語にのめり込んでも解消されず。
登場から謎めいていてクールな暁美ほむら。実は時間旅行者で、元はまどか同様のキャラ、しかも眼鏡っ子だった。保健室前でのターンがクール
普通に良い娘の美樹さやか。
巨乳な先輩、巴マミ。まどかたちが尊敬するが、実は魔法少女のシステムの事をほとんど知らずに悲惨な戦死。
登場時は美樹さやかとともに勘違いしていた佐倉杏子。お菓子好きでキバあり。ゲームセンターでステップを踏みながら暁美ほむらとの会話のシーンが良いですね。自分、最終的には佐倉杏子派ってのも意外。

美樹さやか、暁美ほむらの台詞にウルッと来る場面もあるので油断ならない。

後半のSF展開。ちょっとキュウべえによる説明調にはなっている物のなるほど、なるほどと楽しめる。このキュウべえが感情を持たない種族で、まったく人間と価値観が違い、通じ合えないという設定も良いですね。

途中、「ワルプルギスの夜」って何なんだ?ひょっとして鹿目まどかがワルプルギスの夜なんじゃないかと思いましたが、そんな事ではありません。では、あいつ誰だったんでしょう?無名の少女なんですかね。

話題としては、TV放映期間に東日本大震災が起こり、一時期放映が中断され最終回を前に打ち切りの危機があたという事だけど、それが単に特番の関係だけでは無い事も解りました。

劇伴もなかなか良いのですが、オープニングとエンディングが萌え系アニメの絵にのって、まったくこちらの許容範囲外のつまらない曲なのが残念。これは制作者側の戦略だからしょうがないんだけどね。
やはり、劇団イヌカレーの世界が良いです。



TV版は1話、2話しか見ていないけど、単なる編集の総集編でなく、細かい改訂が加えられていて、TV版鑑賞した人でも2度楽しめる。
では、逆にTV版も最終話まで後追い鑑賞してみようか、とも思うが、それは面倒だな。

劇場版[新版]来年公開ですと。
この2回で済むと思ったのに・・・

世界各地で上映され、ますますエポックな作品となっていくでしょうから、萌キャラに縁のないおじさんも一度は見ておくと良いですよ。



シネリーブル池袋

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