「エイリアン2」1986年 米 監督:ジェームズ・キャメロン
ノストロモ号事件唯一の生存者、二等航海士リプリーが眠るシャトルは57年の後にようやく発見されゲッタウェイ・ステーションに回収された。エイリアンの存在と危険性を会社に訴えるリプリーを驚愕の事実が襲う。今やアチェロンと名付けられたあの惑星LV426は数十家族が移り住み植民惑星となっていたのだ。そしてアチェロンからの連絡が途絶え、リプリーの危惧は現実のものとなった。宇宙海兵隊と共にアドバイザーとして宇宙船スラコ号に乗り込んだリプリーは再び悪夢の星へと旅立つのだが……。
まだまだエイリアン初心者です。
シリーズの中で「2」がベストだという意見を良く耳にしますので、借りてみました。
Blu−rayは劇場公開版と1990年の完全版を見る事ができるので、最初に劇場版、次に完全版を鑑賞。
もちろん完全版の方が解り易くて良い。(自分の年を超えて亡くなった娘の写真、ニュートの家族のカットなど追加)
なるほど、第1作で感じた中途半端な古くささというのは無く、現在見てもその展開は面白い。前作のSFスリラーからSFアクションへスタイルを大幅に変更して娯楽活劇として成功。これはまったく別物と考えるべきなんでしょう。
タイトルは安易な邦題よりも複数形にしただけのややこしい原題の方が好ましい。
シガニー・ウィーバーの男前振りに磨きがかかり、これは完全に彼女の映画。
勇気、判断力、正義感に加え、最初に地球に残してきた娘と同年代の少女を使う事による母性の表現。
「人類にしてはやるね」どころの騒ぎじゃありませんよ。
銃火器が絶えてパワーローダーでのクイーンとの格闘対決!のカッコええ事ったら・・・
男前の女兵士がもう一人、ダクトを逃走する際も殿を務めたバスクエスのジェニット・ゴールドスタイン。
小柄だけど、やります。男と間違われるほどの神取タイプのカッコ良さ。
女の子・ニュートの使い方も上手いけど、この子役はなかなか良いですね。キャリー・ヘン
前作で魅了されたエイリアンやそれに関わる造形デザインの美の方はやや影をひそめましたか?これは造形デザインよりも活劇展開に圧倒されたためかもしれません。
うじゃうじゃ出てくるエイリアンは壮絶ではあるけど、シューティングゲームのようにあっさり退治されていってしまうのが不満。前作は1匹だけに手こずり、悩まされたのにね。
しかし、57年間も漂流していたリプリー。その間エイリアンは活動していなかったのに、リプリーが目覚めた途端LV426で活動開始ですか。あなたが呼び寄せてるんですか?そういう意味では悪党バークよりも性質悪いぞ。
では、前作とどちらが好みかというと、やっぱり前作かなぁ。面白いのは圧倒的にこっちだけど。これは好みの問題でアクションよりスリラーの方が好きなんだな、きっと。
決してシガニーウイーバーのサービス・ショットが前回の方がエロっぽかったという理由ではありませんぞ。誤解無きよう。
ノストロモ号事件唯一の生存者、二等航海士リプリーが眠るシャトルは57年の後にようやく発見されゲッタウェイ・ステーションに回収された。エイリアンの存在と危険性を会社に訴えるリプリーを驚愕の事実が襲う。今やアチェロンと名付けられたあの惑星LV426は数十家族が移り住み植民惑星となっていたのだ。そしてアチェロンからの連絡が途絶え、リプリーの危惧は現実のものとなった。宇宙海兵隊と共にアドバイザーとして宇宙船スラコ号に乗り込んだリプリーは再び悪夢の星へと旅立つのだが……。
まだまだエイリアン初心者です。
シリーズの中で「2」がベストだという意見を良く耳にしますので、借りてみました。
Blu−rayは劇場公開版と1990年の完全版を見る事ができるので、最初に劇場版、次に完全版を鑑賞。
もちろん完全版の方が解り易くて良い。(自分の年を超えて亡くなった娘の写真、ニュートの家族のカットなど追加)
なるほど、第1作で感じた中途半端な古くささというのは無く、現在見てもその展開は面白い。前作のSFスリラーからSFアクションへスタイルを大幅に変更して娯楽活劇として成功。これはまったく別物と考えるべきなんでしょう。
タイトルは安易な邦題よりも複数形にしただけのややこしい原題の方が好ましい。
シガニー・ウィーバーの男前振りに磨きがかかり、これは完全に彼女の映画。
勇気、判断力、正義感に加え、最初に地球に残してきた娘と同年代の少女を使う事による母性の表現。
「人類にしてはやるね」どころの騒ぎじゃありませんよ。
銃火器が絶えてパワーローダーでのクイーンとの格闘対決!のカッコええ事ったら・・・
男前の女兵士がもう一人、ダクトを逃走する際も殿を務めたバスクエスのジェニット・ゴールドスタイン。
小柄だけど、やります。男と間違われるほどの神取タイプのカッコ良さ。
女の子・ニュートの使い方も上手いけど、この子役はなかなか良いですね。キャリー・ヘン
前作で魅了されたエイリアンやそれに関わる造形デザインの美の方はやや影をひそめましたか?これは造形デザインよりも活劇展開に圧倒されたためかもしれません。
うじゃうじゃ出てくるエイリアンは壮絶ではあるけど、シューティングゲームのようにあっさり退治されていってしまうのが不満。前作は1匹だけに手こずり、悩まされたのにね。
しかし、57年間も漂流していたリプリー。その間エイリアンは活動していなかったのに、リプリーが目覚めた途端LV426で活動開始ですか。あなたが呼び寄せてるんですか?そういう意味では悪党バークよりも性質悪いぞ。
では、前作とどちらが好みかというと、やっぱり前作かなぁ。面白いのは圧倒的にこっちだけど。これは好みの問題でアクションよりスリラーの方が好きなんだな、きっと。
決してシガニーウイーバーのサービス・ショットが前回の方がエロっぽかったという理由ではありませんぞ。誤解無きよう。