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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」

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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」2007年 クロックワークス 監督:庵野秀明(総監督)、摩砂雪、鶴巻和哉 
EVANGELION:1.11 DVD 

世界を壊滅状態へと導いた「セカンド・インパクト」から15年後。14歳の碇シンジは、特務機関NERV(ネルフ)の最高司令官で父親でもある碇ゲンドウから、謎の巨大生物“使徒”と戦う人造人間エヴァンゲリオンのパイロットに任命される。使徒との戦いが困難を極める中、地球存続のための任務を背負う彼らは、ある国家規模の作戦を実行に移すことになる。

ついに、今更ながら、エヴァンゲリヲン初体験。
1995年のTV放映開始。その後一大センセーショナルになり、気にはなりつつも、巨大ロボットは馴染みがなく、未だにガンダムさえ解らん世代なので放置しておりました。
昨夏、庵野秀明特撮博物館に行って、やはりエヴァは一度、挑戦してみようと思っていたのです。ナウシカも見たしね。

思った通り説明は敢えて省いて展開される物語も、なかなか楽しめました。

まず、やはりアニメーションとしての美術が素晴らしいですね。
光と影の陰影。ディティールに拘ったリアルな背景。魅力的な構図。
実写で実相寺さんなんかがやると、「おいおい」と思っちゃう芸術性がアニメだと素直に受け入れられる?メカニックに投影される日本語、特に漢字までもレタリング・アートとして質が高いもんね。

NERV基地や要塞都市第3新東京市

基地オペレーションでは複数人の指令ボイスで臨場感を出していますが、これはウルトラセブンのように男声単独の方が好み。あくまで好みですが。

主人公が13歳の思春期男の子
この男子が父親との何がしか歪んだ関係から精神的に問題だか疾患を抱えていそう。普段ウジウジなのに突然キレるようで、その資質がエヴァ・パイロットとしての天分なのか?という設定も良いんじゃないでしょうか。

このウジウジくんがチョッチ綺麗で強いお姉さま方の間で成長を遂げて行くのでしょうか?・・・ワクワク。

有名人の綾波レイはどんだけ萌えなのかと期待しましたが、こちらは暗いばかりで今のところ不発。今後に期待です。

謎の生命体使徒に関しては、これはもう第6の使徒が最高です。
幾何学的展開を行う無機質なものが大きな悲鳴を上げる。これなんかを見ていると「まどかマギカ」もやはりエヴァンゲリヲン無くしては生まれなかったんだろうな、なんて妙に感概。

物語としてはまだまだ始まったばかり。最後に登場する男子キャラに、次作への不安をやや憶えますが、取りあえず、この新劇場版4部作はコンプリ鑑賞する事に決定。



それにしてもこのところ寒い日が続きますね。
今夜あたり、ローズ系の入浴剤を浴そうに入れて湯を赤く染め、エヴァンゲリヲンごっこで温まりたい。なんてね・・・

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