Quantcast
Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4203

「キャビン」

$
0
0
「キャビン」2011年 米 監督:ドリュー・ゴダード
THE CABIN IN THE WOODS

森の別荘へとやって来たデイナ(クリステン・コノリー)やカート(クリス・ヘムズワース)ら大学生の男女5人。彼らが身の毛もよだつような内容のつづられた古いノートを地下室で発見し、呪文を唱えてしまったことから、何者かが目を覚ましてしまう。一方、彼らの知らないところではその一部始終が監視され、コントロールされていたのだった。そして、何も知らない彼らに魔の手が忍び寄り……。

まず、JRのデジタル・サイネージ広告がイカしてました。閉じ込められた血まみれ女性が助けを求めている。
予告編を見ると「あなたの想像を裏切る」なんておもいっきり思わせぶり「こういうのに限ってしょうもないんだよなきっと」と全く相手にしていなかったんだけど、交通広告がいつの間にか深層心理にはびこっていたようで、新宿に新たに出来たミニシアターでの上映に駆け付けちゃいました。完全に広告戦略に乗せられてんだろが!



ホラー映画愛に溢れた作品という事で、最近になって漸く「死霊のはらわた」を見た程度の自分がこの映画を果たして何割楽しめているのか疑問ではあります。
でも「死霊のはらわた」見ておいて良かったな。
ストーリー展開は予告編のネタバレでほぼ予測範囲ながら、終盤の怪物パーティーのお祭り騒ぎは楽しい楽しい。

エレベーターホールの惨劇、ナイス展開です。

基本B級って事になるんだろうけど、何故か私の好きなB級の匂いをあまり感じない。これって致命傷で無理な展開やアラが気になっちゃうんですよね。そういうのを吹っ飛ばす楽しさという点が終盤のクリーチャー大集合だけではいささか弱い。
ホラーとして怖さが凄いわけでもないし、高みの見物の研究者たちのブラック・ジョークも今一。
アイデアが良かっただけにもう少し予算をかけて本格で勝負した方が面白かったか。

一番、予想を裏切る展開は組織の黒幕として大物女優さんの登場。
これは絶対ネタバレしちゃダメ。

「あきらめちゃいけない」とか「人類は不滅だ」なんて妄想をあざ笑うラストは潔くって好ましい。

それにしてもマーティーの傷の回復力はモンスター並みだろ。愚者と呼ばれているんだからしょうがないけど。

思わず駆けつけちゃった割にはちょと期待ほどじゃなかったが、
処女のデイナ役のクリステン・コノリーがかーいーので(特に下着姿)全て許す。



怖すぎる交通広告

新宿シネマカリテ


にほんブログ村 映画ブログへ blogram投票ボタン

Viewing all articles
Browse latest Browse all 4203

Trending Articles