「ベルリン・アレクサンダー広場」1979年 独 監督:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
1920年代末ドイツのベルリン。二つの世界戦争に挟まれた不穏な時代。第一次大戦敗戦の痛手で社会は不安定を極め、失業者は日々増加し、犯罪が横行していた。またナチスと共産主義者の対立も激しさを増していた。その半面ベルリンはヨーロッパ有数の大都市として爛熟した文化が花開いた。そんな激動の時代を一人の“普通”の男、フランツ・ビーバーコップに数々の受難が降りかかる。
戦争、失業、犯罪の増加、ファシズムの台頭…不安に満ちた大都市ベルリンを舞台に一人の男の生き様を描く。ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの集大成的超大作。全14話、15時間を一挙上映。
最後までスケジュール都合付くかどうか解らないまま、やっぱり挑戦し始めてしまいました。どうすんでしょ。
果たしてエピローグまでたどり着きますでしょうか。
第1話[プロローグ]処罰が始まる
フランツは恋人イーダ殺害の罪でテーゲル刑務所に服役していた。出所していた彼は大都会ベルリンの中で行き場を失う・・・
第2話 死にたくなければどう生きるか
「まっとうに生きる]と誓ったフランツはネクタイ留めやポルノ雑誌販売を始めるがうまくいかない。ある時、深い考えもなくナチスの党新聞販売に手を染めるが・・・。
第3話 脳天の一撃は心をも傷つける
今度は、訪問販売を始めたフランツ。とある玄関先に立った彼を見て、住人の女性は動揺した。フランツは彼女の死んだ夫にそっくりだったのだ・・・。
第4話 静寂の奥底にいる一握りの人間たち
友人たちの前から姿をくらましたフランツは、日々酒に溺れている。フランツは自身の窮状を旧約聖書のヨブになぞらえる・・・。
第5話 神様の力を持った刈り手
フランツはイカサマ商売の元締プムスと知り合うが、仲間に加わる事は拒む。だがその一味のラインホルトに強く心を奪われる・・・。
この日は、ひとまずここまで。
いや、だんだん面白くなってきました。特に3話と5話。
フランツの受難の連続ですが、良いに付け、悪いに付け、友人、隣人に恵まれ、そしてどうやら噛みつく性技が巧妙らしく簡単に女をものにして行く。
第5話でラインホルトの捨てたがっている女を引き取っては、捨てる件が音楽ともども素晴らしいです。彼のものにする娘は自身同様小太りのフレンツェとか婆さん顔のチリィとか、美男美女でないところが妙になまめかしい。
元カノ役のハンナ・シグラがチラホラ登場してきますが、ついに第5話で発情。久しぶりに結ばれました。
ちょっと吃音のラインホルトはゴットフリート・ヨーン。最近すっかりお気に入り・・・。
酔っ払いの第4話ではちょっと眠ってしまいました。
渋谷 ユーロスペース
1920年代末ドイツのベルリン。二つの世界戦争に挟まれた不穏な時代。第一次大戦敗戦の痛手で社会は不安定を極め、失業者は日々増加し、犯罪が横行していた。またナチスと共産主義者の対立も激しさを増していた。その半面ベルリンはヨーロッパ有数の大都市として爛熟した文化が花開いた。そんな激動の時代を一人の“普通”の男、フランツ・ビーバーコップに数々の受難が降りかかる。
戦争、失業、犯罪の増加、ファシズムの台頭…不安に満ちた大都市ベルリンを舞台に一人の男の生き様を描く。ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの集大成的超大作。全14話、15時間を一挙上映。
最後までスケジュール都合付くかどうか解らないまま、やっぱり挑戦し始めてしまいました。どうすんでしょ。
果たしてエピローグまでたどり着きますでしょうか。
第1話[プロローグ]処罰が始まる
フランツは恋人イーダ殺害の罪でテーゲル刑務所に服役していた。出所していた彼は大都会ベルリンの中で行き場を失う・・・
第2話 死にたくなければどう生きるか
「まっとうに生きる]と誓ったフランツはネクタイ留めやポルノ雑誌販売を始めるがうまくいかない。ある時、深い考えもなくナチスの党新聞販売に手を染めるが・・・。
第3話 脳天の一撃は心をも傷つける
今度は、訪問販売を始めたフランツ。とある玄関先に立った彼を見て、住人の女性は動揺した。フランツは彼女の死んだ夫にそっくりだったのだ・・・。
第4話 静寂の奥底にいる一握りの人間たち
友人たちの前から姿をくらましたフランツは、日々酒に溺れている。フランツは自身の窮状を旧約聖書のヨブになぞらえる・・・。
第5話 神様の力を持った刈り手
フランツはイカサマ商売の元締プムスと知り合うが、仲間に加わる事は拒む。だがその一味のラインホルトに強く心を奪われる・・・。
この日は、ひとまずここまで。
いや、だんだん面白くなってきました。特に3話と5話。
フランツの受難の連続ですが、良いに付け、悪いに付け、友人、隣人に恵まれ、そしてどうやら噛みつく性技が巧妙らしく簡単に女をものにして行く。
第5話でラインホルトの捨てたがっている女を引き取っては、捨てる件が音楽ともども素晴らしいです。彼のものにする娘は自身同様小太りのフレンツェとか婆さん顔のチリィとか、美男美女でないところが妙になまめかしい。
元カノ役のハンナ・シグラがチラホラ登場してきますが、ついに第5話で発情。久しぶりに結ばれました。
ちょっと吃音のラインホルトはゴットフリート・ヨーン。最近すっかりお気に入り・・・。
酔っ払いの第4話ではちょっと眠ってしまいました。
渋谷 ユーロスペース