「「黒い落葉」より　青春を吹き鳴らせ」

「素晴らしき哉、SHOW BIZ人生！」

「「黒い落葉」より　青春を吹き鳴らせ」1959年　日活　監督：舛田利雄

悪徳ボスの罠により麻薬中毒となった名サックス奏者・岡田真澄が復帰、新しいメンバーを集めて楽団を結成する。しかし、またしてもヤクザの魔の手が──。人気歌手・水原弘のヒットソングを織りこんだ歌謡アクション。

若い頃のファンファンがサックスを吹くのだから、カッコ悪いはずがありませんよね。
他にあまりにもおぼっちゃんな和田浩二が歌手を目指している弟分。
ファンファンの旧友、ヴォーカルが水原弘。
第1回日本レコード大賞「黒い花びら」の人ですが、当時、子供心にこの人の胡散臭さが苦手でした。
今、見るとトッポさの下品ぶりはなかなか味わいがあります。第一、歌唱力が並じゃない。
「嵐を呼ぶ楽団」にも出ていましたがどちらも楽しめると思います。スクリーンの水原弘はもう少し注目しても良いかもしれません。

黒い落ち葉

水原　弘

悪役はファンファンを麻薬中毒にさせた男、大沼（この役者さんの名が解らなくなりました。ネットで調べたら宍戸錠･･･って、そんなわけはありません）
復讐すべくドンパチアクションになりますが、ファンファンはサックス吹きでガンは素人のはずだけどなかなかです。
っていうか悪役の大沼さん、やることが卑劣だけどもいかにも小悪人。

まぁ短い歌謡アクション映画ですから、音楽を楽しめれば･･･
和田さんの歌はダメです。やはり水原さんです。

実はまたしても鑑賞から時間が経ってしまって、あまり印象が残ってないのが本当の所でした。
悪しからず･･･

ラピュタ阿佐ヶ谷