訃報　オース！　バタヤン　田端義夫さん

マドロス歌謡の“バタやん”田端義夫さん死去

「玄海ブルース」「別れ船」などのマドロス歌謡で人気を集め、“バタやん”の愛称で親しまれた歌手、田端義夫（たばた・よしお、本名・田畑義夫＝たばた・よしお）さんが25日、死去した。94歳だった。葬儀日程などは未定。

昭和13年、名古屋市の新聞社主催の新人歌手コンクールに入賞、翌年上京して「島の船唄」でデビュー。「大利根月夜」のヒットで人気歌手の座を確立した。

マドロス姿にギターを抱え、弱音を生かして哀愁を表現する歌唱法で、「別れ船」「かえり船」などの“船シリーズ”をヒットさせた。舞台から「オースッ！」とあいさつする時のポーズが有名。映画にも多数出演した。

産経新聞

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田端義夫

子供の頃からナツメロ番組での、あのギター位置の高さに珍妙な魅力を感じていた、カッコいいオッサン、田端義夫、バタやん。
ラスベガスで大儲けして羨ましい田端義夫　バタやん。
談志家元が述懐で絶賛していた田端義夫、バタやん。

音楽的に苦手な部類で、それは年を取った今でも変わらないのですが、バタやんの曲ならという思いがあるのは、やはりあの高位置ギターがあるからなんですよね。

つい先日、映画館で90歳ギタリストのドキュメント映画「オース！バタヤン」のチラシを発見し、「まだ、ご健在でしたか」と驚いたばかりでした。
この映画の公開5月18日を楽しみにしていた矢先･･･



公開を待たずに逝かれてしまいました。
追悼映画という意味では図らずも興行収入が増収するという皮肉な事になりそうですね。

映画『オース！バタヤン』予告編

「オース！バタヤン」映画情報

映画「オース！バタヤン」公開記念イベント
「バタヤンの音楽人生」
田端義夫と親交の深い様々なゲストをお招きして、バタヤンの音楽や魅力について語って頂きます。
第一部：長田暁二と楽しむバタヤンの歌
第二部：歌手・バタヤンを語る（浜村 淳 / 宮田紗穂里 / ミッキー・カーチス / 司会：柊瑠美）
【日程】2013年5月2日（木）
【会場】古賀政男音楽博物館（コガ・ミュージアム）けやきホール
【時間】開場 14:00／開演 14:30／終了予定 17:00
【入場】無料



映画には勿論、故立川談志も登場するようです。
バタやんを語らせるには欠かせない家元です。

お二人とももうこの世ないはいらっしゃらないのですね。合掌。
映画、楽しみにしています。






大利根月夜　田端義夫　本人映像

ふるさとの燈台　田端義夫

十九の春　田端義夫

かえり船　田端義夫　本人映像

ご冥福をお祈りいたします。