月に1回は中古レコード屋二三回ってエサ箱漁り。
このところずっと探しているけど出合わない物がShelly Manneの「Li'l Abner」
一回見つけたんだけどジャケットの痛みが激しい割に高価だったんで止めました。
手頃な値段で欲しいのです。「Li'l Abner」ジャケットが滅茶苦茶良いのでね、アナログ盤で欲しいんです。オリジナル盤は高いでしょうから再発盤でいいんです。
amazonでCDが安く入手できるのでCDで手を打つかと何度も思いましたが、まだ我慢してます。CD買ったとたん何故かアナログ中古が出回ると言う事が多々ありますんでね。
こんな素敵なジャケット。
というわけで、中古屋に来たついでだからというのでShelly Manneの他のレコードを少しづつ買ってます。
先日はバーニー・ケッセルのコーナーに「ポールウィナーズ・スリー」(ds.シェリー・マン)を発見したので、「今日はこれで決まり」と思いながらも他のエサ箱を漁っていて、いざ、レジへとバーニー・ケッセルの場所に戻ったら、さっきまであった「ポール・ウィナーズ・スリー」がもう無い。トホホ・・・恨めしい。
まだ店内に持ってる奴が居るのではと思うのも悔しい。やはりこれはという盤を見つけたら大事に抱えながら他の箱を漁らんといかんらしい。
当盤「Shelly Manne & His Men at Manne Hole Vol.1」はキングレコード発売で、昔ながらの裏ジャケに日本語ライナーが印刷されている野暮い盤ですけれど、最近はそういうのも悪くないと思うのでね。1964年の盤です。
嘘か本当かShelly Manneのサインがありました。それはどうでも良い・・・
相倉久人がライナーでナイトクラブ「マン・ホール」を詳しく紹介してくれている。いや、相倉久人は行ったことが無く写真を見ながらの紹介なんだけど・・・
以下引用・・・Shelly Manneのサインが邪魔して一部文字が読めないのでね。想像で補えるところは補って。
これは、近く来日するモダン・ジャズの四大ドラマーの一人、シェリー・マンが自らのグループを率いて、ハリウッドにある自分のナイトクラブ(マン・ホール)で実況録音した白熱の名演集である。
________
ハリウッドのほぼ中心に位置するノース・コーエン●●●1608番地ーーーといったところで、行ったことのないぼくに●●●なのか見当も付かないが・・・・。なにしろハリウッドについて・・・・持ち合わせている知識といったら、そこにはサンセット77という番地が現実には存在しないということぐらいなので、とにかくそのなんとか大通り1608番地にシェリー・マンの経営する≪マン・ホール≫という変わった名前のナイトクラブがある。
これも実際に行って見てきたわけではないが、写真で見ると、入口の上にマン・ホールの蓋を型どった丸い看板が吊ってあって、その周りを≪シェリーズ・マン・ホール≫という文字が取り囲んでいる。中はさして広くはなく、天井の梁から、鍵屋の店先にでもありそうな大きな鍵が吊るしてあるのが目をひく。周囲の壁には、シェリーのレコード・ジャケットや、新聞の切り抜き、うすぼけた写真、絵などがいっぱい。ステージ左手の壁に描きこまれた梯子の段々をたどって行って天井を見上げると、そこにもマン・ホールの絵が書いてあって、≪シェリーズ・マン・ホール≫という文字が裏がえしに読める。なんのことはない、地下の穴ぐらからマンホールの蓋を見上げたような格好になっているのだ。なんとも御念のいったいたずらである。
更にホールの突きあたり、いちばん奥を見ると、そこにも一つマンホールがある。ただし≪シェリーズ・マン・ホール≫という文字の代わりにシェリーの写真をはめこんだその飾り付けは、むしろドラムヘッドの感じに近い。その写真の銘にいわくーーー「創設者にして持ち主。西暦1960年」
バンド・スタンドはホールのどの部分からも楽に見られるように出来ており、音響効果も満点。ジャズを聴くにはまずもってこいの環境のようである。シェリー自身も言っている。「わたしの望みは、わたしや他のミュージシャン諸君が、いかなる音楽上の妥協にも応ずることなく、自由にジャズを演奏できる場所にあった」と。
このマン・ホールが最初に蓋をあけたのは1960年11月4日だったが、それ以来彼は、毎週金、土、日の晩には、自分のグループを率いてここのバンド・スタンドに上がっている。
______________________________
あぁ、もうタイムスリップして聴きに行きたくなる。なにしろこちとらが生まれたばかりの頃の話だわさ。
タイムスリップでけんので盤に針を落とす。
Love For Saleや Softly,などの超スタンダードとデューク・エリントン、ディジー・ガレスピーの曲をコンテ・カンドリ(tp.)、リッチー・カムカ(ts.)、ラス・フリーマン(p.)、チャック・バーグホーファー(b.)、シェリー・マン(ds.)というメンバーでの演奏だから悪かろうはずがありませんがな。
His Menの場合シェリー・マンのドラム・テクよりバンド編成、編曲構成に耳がいくんですよね。
第1面
1.恋の売物
2.ハウ・クッド・イット・ハプン・トゥー・ア・ドリーム
第2面
1.朝日のごとくさわやかに
2.ザ・チャンプ
このところずっと探しているけど出合わない物がShelly Manneの「Li'l Abner」
一回見つけたんだけどジャケットの痛みが激しい割に高価だったんで止めました。
手頃な値段で欲しいのです。「Li'l Abner」ジャケットが滅茶苦茶良いのでね、アナログ盤で欲しいんです。オリジナル盤は高いでしょうから再発盤でいいんです。
amazonでCDが安く入手できるのでCDで手を打つかと何度も思いましたが、まだ我慢してます。CD買ったとたん何故かアナログ中古が出回ると言う事が多々ありますんでね。
こんな素敵なジャケット。
というわけで、中古屋に来たついでだからというのでShelly Manneの他のレコードを少しづつ買ってます。
先日はバーニー・ケッセルのコーナーに「ポールウィナーズ・スリー」(ds.シェリー・マン)を発見したので、「今日はこれで決まり」と思いながらも他のエサ箱を漁っていて、いざ、レジへとバーニー・ケッセルの場所に戻ったら、さっきまであった「ポール・ウィナーズ・スリー」がもう無い。トホホ・・・恨めしい。
まだ店内に持ってる奴が居るのではと思うのも悔しい。やはりこれはという盤を見つけたら大事に抱えながら他の箱を漁らんといかんらしい。
当盤「Shelly Manne & His Men at Manne Hole Vol.1」はキングレコード発売で、昔ながらの裏ジャケに日本語ライナーが印刷されている野暮い盤ですけれど、最近はそういうのも悪くないと思うのでね。1964年の盤です。
嘘か本当かShelly Manneのサインがありました。それはどうでも良い・・・
相倉久人がライナーでナイトクラブ「マン・ホール」を詳しく紹介してくれている。いや、相倉久人は行ったことが無く写真を見ながらの紹介なんだけど・・・
以下引用・・・Shelly Manneのサインが邪魔して一部文字が読めないのでね。想像で補えるところは補って。
これは、近く来日するモダン・ジャズの四大ドラマーの一人、シェリー・マンが自らのグループを率いて、ハリウッドにある自分のナイトクラブ(マン・ホール)で実況録音した白熱の名演集である。
________
ハリウッドのほぼ中心に位置するノース・コーエン●●●1608番地ーーーといったところで、行ったことのないぼくに●●●なのか見当も付かないが・・・・。なにしろハリウッドについて・・・・持ち合わせている知識といったら、そこにはサンセット77という番地が現実には存在しないということぐらいなので、とにかくそのなんとか大通り1608番地にシェリー・マンの経営する≪マン・ホール≫という変わった名前のナイトクラブがある。
これも実際に行って見てきたわけではないが、写真で見ると、入口の上にマン・ホールの蓋を型どった丸い看板が吊ってあって、その周りを≪シェリーズ・マン・ホール≫という文字が取り囲んでいる。中はさして広くはなく、天井の梁から、鍵屋の店先にでもありそうな大きな鍵が吊るしてあるのが目をひく。周囲の壁には、シェリーのレコード・ジャケットや、新聞の切り抜き、うすぼけた写真、絵などがいっぱい。ステージ左手の壁に描きこまれた梯子の段々をたどって行って天井を見上げると、そこにもマン・ホールの絵が書いてあって、≪シェリーズ・マン・ホール≫という文字が裏がえしに読める。なんのことはない、地下の穴ぐらからマンホールの蓋を見上げたような格好になっているのだ。なんとも御念のいったいたずらである。
更にホールの突きあたり、いちばん奥を見ると、そこにも一つマンホールがある。ただし≪シェリーズ・マン・ホール≫という文字の代わりにシェリーの写真をはめこんだその飾り付けは、むしろドラムヘッドの感じに近い。その写真の銘にいわくーーー「創設者にして持ち主。西暦1960年」
バンド・スタンドはホールのどの部分からも楽に見られるように出来ており、音響効果も満点。ジャズを聴くにはまずもってこいの環境のようである。シェリー自身も言っている。「わたしの望みは、わたしや他のミュージシャン諸君が、いかなる音楽上の妥協にも応ずることなく、自由にジャズを演奏できる場所にあった」と。
このマン・ホールが最初に蓋をあけたのは1960年11月4日だったが、それ以来彼は、毎週金、土、日の晩には、自分のグループを率いてここのバンド・スタンドに上がっている。
______________________________
あぁ、もうタイムスリップして聴きに行きたくなる。なにしろこちとらが生まれたばかりの頃の話だわさ。
タイムスリップでけんので盤に針を落とす。
Love For Saleや Softly,などの超スタンダードとデューク・エリントン、ディジー・ガレスピーの曲をコンテ・カンドリ(tp.)、リッチー・カムカ(ts.)、ラス・フリーマン(p.)、チャック・バーグホーファー(b.)、シェリー・マン(ds.)というメンバーでの演奏だから悪かろうはずがありませんがな。
His Menの場合シェリー・マンのドラム・テクよりバンド編成、編曲構成に耳がいくんですよね。
第1面
1.恋の売物
2.ハウ・クッド・イット・ハプン・トゥー・ア・ドリーム
第2面
1.朝日のごとくさわやかに
2.ザ・チャンプ