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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「女囚101 性感地獄」

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「PRISONER ♀ 残酷!おんな刑務所」

「女囚101 性感地獄」1976年 日活 監督:林功

人妻のヒロイン・珠瑠美は、自分をレイプしようとした男を殺して服役。しかしそれは、夫の仕組んだ罠だったのだ──。裏切りを知ったおとなしい人妻は、女子刑務所という凄まじい状況のなかで、たくましく、ふてぶてしく変身を遂げていく。

数多くの名作を生み未だに(否、今だからこそ)人気のあるにっかつロマンポルノだが、勿論しょうもない作品だって沢山ある。
本作の見所といえば、厚化粧のおばはん(実際は見た目より若いはず)の女囚姿という極めてゲテモノ的要素という事になってしまう。どうもあの厚化粧(囚人にも関わらず)には当時のビニ本のトラウマが・・・

夫に罠にハメられて男を殺し服役を余儀なくされたおとなしい人妻・佐夜子(珠瑠美)が、禁欲的な監獄生活から次第に強かになっていき、青年医師を強チンするにまで成長していく。

後半、佐夜子らによって房長の座を失脚させられた珠江(丘奈保美)が反省房から髪振り乱して出てきて佐夜子と対決となる。あら、恐ろしい。

それにしても緩い監獄ではある。
ポルノだからそのへんのリアリティとかはどうでも良いのであるという開き直りは構わない・・・、面白ければ、ね。
囚人に使わせる刃物の管理くらいキッチリやっとけや。

女優の質に問題ありすぎ。怖い物見たさで鑑賞するしかない。
このような、箸にも棒にもかからない雑多な作品も含めて(そのような作品が残存する希少価値ってのはあるでしょ)現在でもフィルムで観れるにっかつロマンポルノは少しでも多く鑑賞したいものだとあらためて思う次第。

ラピュタ阿佐ヶ谷

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