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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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東都大学野球2部 専修大VS立正大

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今季は観戦できないと思っていたところ時間が出来たので空かさず。
残暑厳しき神宮第二球場です。

東都大学野球リーグ2部

専修大 000 000 000=0
立正大 101 000 02X=4
専 秋葉(長狭・2年)-鈴木(亮)(竜ヶ崎一・3年)=河合
立 沼田(天理・1年)-崎田(立正大淞南・2年)=吉田
本塁打 関本(立)?

立正大2勝【勝点1】

学生野球も名前を覚えてくると、なお楽しめるので、メンバーを記しときましょう。

専修大
(中)矢幡(相洋・3年)
(遊)渡邊(作陽・2年)
(二)青柳(日本航空・4年)
(D)藤生(前橋育英・4年)
 H 仁藤(常葉橘・3年)
(三)稲角(常葉橘・1年)
(右)荒木(横浜・2年)
(一)鈴木亮(国士舘・4年)
(捕)河合(明徳義塾・2年)
(左)小林(山梨学院大付・1年)

立正大
(二)三 日置(堀越・3年)
(左)秦(東海大相模・3年)
(一)原田(天理・2年)
(D)関本(平安・4年)
(三)中嶋(銚子商・4年)
 二 上地(浦添商・3年)
(遊)塩田(川崎北・2年)
(捕)吉田(日大三・2年)
(中)伊藤(鶴岡東・3年)
(右)村山瑞(春日部共栄・3年)
 H 三國(智弁学園・4年)
 右 菊野(中津北・3年)

第1戦を池田駿(新潟明訓・1年)で落したのが痛かった専修大はエース春山(桐蔭学園・3年)ではなく秋葉投手。
今日は継投策で凌ぐのか、終盤に池田駿、春山が出てくる展開にしたいところ。
だが、打線は立正の先発左腕、沼田投手の好投の前に沈黙。

すっかり2部に居座ってしまった古豪専修は元気が無く、反撃の気配も無し。
打球の勢いなども立正大の方が圧倒している。


好投の1年生左腕沼田投手。


専修大、鈴木亮投手、リーグ戦復帰。

象徴的なのが9回の攻防。
2点差で踏ん張りたい専修に対して犠打をプッシュバントで技有り内野安打としてチャンスを広げ、適時打と内野ゴロの間に2点を奪い勝利を引き寄せた立正大。
その裏、先頭打者、青柳主将が出塁。しかし、二ゴロを守備妨害を恐れてか一二塁間で一瞬、立ち止まってしまう、4-3-6と渡っての併殺で万事窮す。


9回をきっちり抑えた崎田聖羅投手。甲子園での活躍が印象的でしたね。



混戦2部でのこの連敗は痛い。
今季も今一つ中途半端(野球に限らず)という校風は守られそうです。
下級生をどんどん使って、来季以降に期待しましょう。

尚、板橋選手(文星芸大付)は退部したようです。
山田智弘投手(県岐阜商)は今季の出番は無いかも。
栃木工の2人(中田智暁、角田皆斗)の活躍を待ち望んでるんですが・・・。

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人として軸がぶれている

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さよなら絶望先生

2年前に気になって調査しようとしたのだけれど、中途で頓挫していた。
やっぱりこれはちゃんと調査、勉強しないといけない。
相変わらず軸がブレてんだな、人として・・・



大槻ケンジの名曲

さよなら絶望先生

さよなら絶望先生 Blu-ray BOX新房昭之キングレコード発売日:2011-03-23ブクログでレビューを見る»

俗・さよなら絶望先生 Blu-ray BOX新房昭之キングレコード発売日:2011-05-25ブクログでレビューを見る»

懺・さよなら絶望先生 Blu-ray BOX(期間限定版)(Blu-ray Disc)TVアニメ≪期間限定版≫キングレコード発売日:2011-07-27ブクログでレビューを見る»

「さよなら絶望先生」シリーズ全話を、無料で9月17日〜19日に一挙ニコニコ生放送!

生とかBOX購入というわけにはいかないので、まずは古本屋とレンタルに走ろう。いや、息が切れるからゆっくり歩くけど。

http://blog.goo.ne.jp/imapon1960/e/6b60238846c93b4c5a429ac4474543fb

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ミントンハウスのチャーリー・クリスチャン

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誰だっかが言ってた。
ジャズの名盤と呼ばれる物には2種類あって、ジャズ音楽史にとって重要なポイントとなる、まさに「歴史的」名盤というやつと、演奏そのものがご機嫌な名演奏盤。
音楽を聴くのは、何も歴史のお勉強をするためでは無いので、極力、前者は避けたいと思うところ・・・

今回取り上げるレコードは、ジャズを聴き始めた当初、レコードを紹介するセンセイ方が悉く、前者の価値を強調する論調だったような気がして、自分の中では敢えて聴く必要の無い盤と決めつけてしまっていた物。

そんな時、やはりジャズを聴き始めた友人が「ミントンハウスのチャーリー・クリスチャン」を買ったと言う。「録音は良くないけれど、最近嵌ってる」と言うので借りて聴いてみたのだ。
・・・もう1曲目から、私の先入観の間違いに気付かされた。ご機嫌スイングの電気ギター・フレーズ。
前者と後者の要素を兼ね備えた、まさに名盤ではないですか。

確かに・・・
スイングからバップへの過渡期。
1941年5月、日米戦争が開始される半年前、ミントンズ・プレイハウスとクラーク・モンローのアップダウンハウスという所で行われたジャム・セッション。
テープレコーダーも無い時代、針で刻みつける携帯用ディスクレコーダーでアマチュアが録音したもの。
1曲目の演奏が途中で始まり、途中で終わるのも録音機器の限界という事だし、B面に至っては、ジャムセッションの各パーソネルも不明のまま。
リズム楽器に過ぎなかったジャズ・ギターを電気ギターでサックスのようなフレーズを作り出し、ギターの役割を一変させたチャーリー・クリスチャン。早世のため、リーダー録音も多くない。

そんなこんなで歴史的名盤の側面がどうしたってクローズ・アップされちゃうんですね。

「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」じゃないですが、他人のレビューを鵜呑みにしちゃいけないと、あらためて思ったもんです。

所有しているレコードは「ミントンハウスのチャーリー・クリスチャン」という邦題で鮮やかなピンクのジャケット。螺旋状の靴跡というどうって事ないイラストも好き。
最近は「after hours」とか「Charley Christian-jazz immortal」というタイトルで、色違いジャケで売られているようですが、やっぱり私は今一な邦題「ミントンハウスのチャーリー・クリスチャン」が親しみやすい。



アップダウンハウスの立場はどうなる?って・・・、
B面の1〜3曲目、当のチャーリー・クリスチャン登場してないし・・・

CHARLEY CHRISTIAN(1916-1942)

THE HARLEM JAZZ SCENE - 1941
Recorded at Monroe's"UPTOWN HOUSE"and Teddy Hill's"MINTON'S PLAYHOUSE"
Featuring CHARLEY CHRISTIAN:
SWING TO BOP - STOMPIN'AT THAVOY - UP ON TEDDY'S HILL - GUY'S GOT TO GO - LIPS FRIPS
Featuring DIZZY GILLESPIE:
STARDUST - KEROUAC
Assisting Artists:
THELONIUS MONK, KENNY CLARKE, JOE GUY, DON BYAS, KENNY KERSEY, NICK FINTON
and the House Band at MONROE'S

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「女賭博師乗り込む」

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「昭和の銀幕に輝くヒロイン〔第60弾〕江波杏子」

「女賭博師乗り込む」1968年 大映 監督:田中重雄

ツボ振りを封印し芸者となったヒロインが、恩ある女親分のため再び賭場へと向かう。「女賭博師」シリーズ第六作。本作から大滝銀子こと“昇り竜のお銀”が主人公として定着。「入ります!」というセリフが一世を風靡した。

個人的に女賭博師としては、そのクールでおっかないほどのルックスで藤純子のお竜を上回るんじゃないかと思っていた(両方ともほとんど見てません)江波杏子特集も結局、最後のこれ1本のみ。
なるほど、実際に見てみるとこちらの方がマイナーなんだね。やはり任侠は東映って事なんでしょうか。

本作では深川芸者の家が嫌で壷振りになったお銀(江波杏子)、ガールズバンドを率いる妹(安田道代)
江波杏子の迫力、ただものではありません。いつもどおり可愛いんだけど、何か変な安田道代。
お銀は亡き母の前で壷に封印、深川芸者二代目小志乃となるんだが、一転、日本髪芸者姿となると人が違ったよう。確かに美人ではあるのだけれど、芸者似合わねぇ〜。
ここいらは、あくまでも壷振りの江波杏子が際立ち、よろしいでんな。

何か変顔の安田道代は仲間とお揃いのミリタリー・ミニで出演直訴、イカしてます。

お銀に対抗するストリッパーの壷振り・ユカリが三条魔子
悪役親分・横井は山茶花究。陰険さは出ているものの迫力今一つ。
この親分と乳繰りあいながら「壷振りにしてぇ」という三条魔子の指技が唯一のエロシーン。

おっかない江波杏子の迫力は、ある意味存在自体がエロいとも言えるけど、やっぱりエロシーンを望んじゃう。
この人は大映じゃなくてにっかつで見たかった。

浪速千栄子の女親分ぶりもカッコ良い。
昔とった杵柄で代理人を立てずに壷を振ろうとするのは、芸者となった小志乃(お銀)にとって大事な深川踊りの日だからなんだけど、部下の男がお銀を連れてくると、あっさり代理を頼んじゃう。この辺の機微は任侠をもっと勉強しないと難しいようだ。

勝負は賽本引き。これは難しそう。
壷振り(滝田祐介)が振った賽の目(2個合計)を花札のような数字札で当てるユカリとお銀。

滝田祐介が横井のいかさま受け入れずに刺されて、さぁ、これからどうなるのかと思ったが、別にどうもならず終わる。

ラピュタ阿佐ヶ谷

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「悶え」

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「昭和夫婦百景」

「悶え」1964年 大映 監督:井上梅次

夫から不能であることを告白された新妻が、苦悩しながらも献身的努力をはらう。ドンファン青年の危険な誘惑や、人工受胎をも決意する処女妻の心理──。平林たい子の『愛と悲しみの時』を映画化したもの。

この映画は「黒い雪」同様、留さん文治(9代目)がマクラで紹介していた。
文治師匠曰く
「あの映画、おしまいまで見ているうちに手前ぇの方が悶えてくる。そして、若尾文子って女優がね、すけべったらしい目付きで・・・、私ぁ、ああいう映画、大好きなんっ・・・」
と聞かされちゃ、観ないわけには行きません。

昔、東京12チャンネルで放映され、勇んで観たものですが、エロ映画を期待していた当方、すっかり肩透かしを食らわされたものです。
久しぶりに劇場で見ると・・・

若尾文子の色っぽさは健在で、あんなに色っぽいのに処女妻。
お友達の江波杏子も、妊娠してしまうと、「結婚はしないけど産む。日本の女性がやった事のない新しい生き方」なんて言ってます。
そういう懐かしい時代・・・。

川津祐介はいつも通りの役で、若尾文子を誘惑する青年。夫(高橋昌也)の部下でもあります。
もう川津祐介以外には考えられないという役どころ。その叔母の藤間紫の、コメディーぽっさも微妙に笑えます。

怪しいのは多々良純と人工受胎を施すの医者コンビ。
黒眼鏡の多々良純が若尾文子に
「根が親切なものですから、御不幸なご夫婦を見るとついつい親身になってしまうんです」の珍台詞。怪しすぎだろ。

この映画の見ものは、高橋昌也がなんとか機能を回復させようと苦悶する妄想シーンに登場する渦巻きぐるぐるにありましょう。
ウルトラQのものより油が濃く、気持ち悪い。

川津祐介とホテルでよろめく寸前に、高橋昌也が部屋に突入、発覚。
自分の身体の秘密を部下に漏らされたと知って逆上。
ベッドに投げた押した妻に向かって
「何て事してくれたんだ、バカっ、バカッ、バカ!バカ!バカ!バカー!」で不能も回復。やおら流れる男女混声合唱。波しぶきがザバーン!
・・・とても深刻な題材とは思えず、ゲラゲラ。

ラストは和装の若尾さんで締め!(美!)

今、見ると文治師が言うほどスケベったらしくはないが「おしまいまで見ているうちに手前ぇの方が悶えてくる。」と言うのはある意味、当たっているね。
そして私もこういう映画、大好きなんっ・・・


ラピュタ阿佐ヶ谷

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「欲望の酒場 濡れ匂う色おんな」

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「欲望の酒場 濡れ匂う色おんな」2010年 OP映画  監督:池島ゆたか

四十路のシンガーは生き別れた娘の所在を知らずに20年のドサ回り生活。ある時ファンの女の子が娘だとわかり・・・。

ピンク映画初の本格歌謡映画。
劇場では主演の佐々木真由子の役名・斑鳩洋子名義でCD販売までしていた。
歌手志望だったらしく、歌唱力には問題無し。
ただ、楽曲がやや演歌っぽくて好みじゃないけど。それが場末感を出していたともいえる。
真梨邑ケイあたりを使わなくても成立している。

脚本も良くできた大人のメロドラマになっている。
もちろん、濡れ場もしっかり組み込まれているが、あまりエロくない。濡れ場無くても十分成立するんじゃないかと思う。

斑鳩洋子のファンという若い娘が日高ゆりあ。相変わらず小っちゃいけど…
若き日の斑鳩洋子も日高ゆりあ。ちょっと無理あるけど…

彼女が実の娘だと知って驚き、化粧室に駆け込む佐々木真由子、絶品。
母親とは名乗らず、歌を1曲プレゼント。
それは斑鳩洋子を影で支え続け、彼女も弟のように可愛がっていたマネージャー高岡が洋子のために初めて作った楽曲だった。

なかなか泣かせるじゃないの。

高岡と濡れ場を演じるクラブの中国系バイトの娘がカワユイ。

日高ゆりあに付き添わされてライブに来る女友達が倖田李梨。
好きでもない歌手のライブに付き合わされても、ちゃんと話を合わせる事のできる年上の良いお友達って雰囲気がよく出てたような。

上野オークラ劇場

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マイネタ帳(30) 柳家さん助

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落語協会相談役の柳家さん助師が亡くなっていました。
相談役だったんだ・・・何を相談しようというのか。名誉職?
<訃報>柳家さん助さん85歳=落語家
晩年は寄席の出演も無かったようだが、それにしてもこのあっさりした訃報記事しか検索されなのは淋しい。

聴けた噺は以下5席

無学者 昭和54年10月18日 浅草演芸ホール
かぼちゃ屋 昭和54年11月12日 池袋演芸場
強情灸 昭和55年3月12日 末広亭
不精床 昭和55年3月18日 末広亭
親子酒 平成9年9月14日 末広亭

聴いていた頃はちょんまげで高座に上がっていた。
登場すると「盛大なる拍手をバサバサバサッと頂戴しまして・・・」の挨拶。このバサバサが聞けるだけで嬉しくなったもんです。
決して上手い方ではなく、あまり評価はしていなかったのだけれど、また見てみたいと思わせる何かがあったように思います。
上記のようにレパートリーも柳家の長屋噺が並ぶ、珍しい噺や大ネタが無いのも返って好印象。

訃報記事があまりに淡泊なので、持っている名鑑を年代別に転記しておく。

柳家さん助 本名 松本光春 大正15年8月6日生 埼玉県出身 師匠:柳家小さん(5) 昭和26年8月14日入門 柳家小春→柳家小三太→柳家さん助 昭和36年9月、さん助で真打 得意ネタ、「馬大家」「長短」「強情灸」、出囃子 春藤、趣味 将棋
(昭和53年 別冊落語界名鑑)

柳家さん助 本名 松本光春 大正15年生まれ埼玉県 寄居小学校卒、昭和26年8月、五代目柳家小さんに入門、小春。29年小三太で二つ目、36年二代目柳家さん助で真打、出囃子 春どう。
寄席で一席終えた後「サルマタ上げすぎて前のご婦人をひっくりかえした事が・・・」などと言いつつ披露する「つりの踊り」のファンは多い。「盛大なる拍手をバサバサバサッと頂戴しまして・・・」という登場文句といい、この人ならではの雰囲気が醸し出されるのである。
(落語34号 1997年年鑑)

柳家さん助 本名 松本光春 1926年8月6日生 埼玉県出身。寄居小学校卒。51年、五代目小さんに入門して小春。54年、小三太で二つ目。61年、三代目さん助で真打昇進。
「長短」「強情灸」など柳家の十八番である長屋もののベテラン。若いころから寄席出演の回数は抜群に多かった。また、81年まで8年間”ちょんまげ”を結っていた。高座世界のサムライ落語家として、テレビでも引っ張りダコだった。
意表を突く江戸時代のヘアスタイルは、落語家としての個性を倍加させるためのアイデアだったが、一方で木炭車の時代から自動車を運転するなどハイカラ落語家としてもならした。時に落語の中に散りばめられる小唄は春日流、これは本物である。他の趣味としては将棋が名高い。近年は一席を演じた後に滑稽洒脱な「釣りの踊り」などの”寄席の踊り”を、バレっぽい前説付きで披露するなどサービス精神は今も衰えない。
(落語36号 2003年年鑑)

個人的には、自分が40前後に、このさん助にクリソツだった上司にお世話になった。
その方も定年後、60後半で他界され、今は居ない。

柳家さん助師のご冥福を祈りながら、亡き先輩の事を思い出した。

東都大学野球 青学大VS亜細亜大

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台風で日程がずれて第3戦が金曜祝日になった東都。
東洋大VS中大も3銭に持ち込まれるかと思いきや、こちらは優勝候補東洋大が連敗で勝点を失った。
こうなると俄然、青学VS亜細亜の第3戦が楽しみになってくるじゃないの。
東浜、石井の先発なので昨日に続き投手戦になりそう。

行ってきました神宮球場。
祝日の神宮球場だけど、思った通りガラ空き状態で、のんびり。
実力はともかく人気で劣るのだから、六大学野球より入場料を安くしていただければ文句無しなんだが・・・

三塁側応援席にはスケジュールの都合なのか青学応援リーダー不在。これは淋しい。


秋季東都大学野球1部

青学大  000 000 001=1
亜細亜大 100 200 00X=3
青 ●石井(青森山田・4年)−福本(大阪桐蔭・1年)−斎藤(青森山田・2年)
亜 ○東浜(沖縄尚学・3年)
本塁打 (亜)中村篤(1回ソロ)


青学
(一)佐野(大阪桐蔭・2年)
(D)木野(PL学園・4年)
(遊)篠塚(桐蔭学園・4年)
(中)杉本(徳島商・2年)
(右)内藤(千葉経大付・3年)
(三)丸山(大阪桐蔭・4年)
(二)筒井(桐光学園・3年)
 H 久保田(帝京・1年)
(左)政野(桐光学園・4年)
(捕)谷(千葉経大付・3年)
 H 井上(報徳学園・3年)
 捕 加藤(三重・1年)
 H 安田紘(天理・1年)
 R 谷中(皇學館・4年)

亜細亜
(中)中村篤(青森山田・2年)
(左)中村毅(中京・2年)
(D)日下(日大三・2年)
 HD 國友(中京大中京・2年)
(二)青柳(金光学園・4年)
(右)中西(青森山田・4年)
(一)堀尾(神港学園・3年)
 H 雪下(志学館・3年)
 一 岩崎(天理・1年)
(遊)高田(岡山理大付・3年)
(三)井野川(玉野光南・2年)
(捕)下舘(一関学院・4年)

試合は亜細亜大が初回中村篤の先頭打者本塁打。4回にも、判断誤り走者が本塁封殺されるも、尚、石井を攻め、二死満塁から中西の2点適時打。こうなると東浜攻略は難しくなる。
校歌の無いラッキーセブンで反撃の糸口を掴みかけるが、熱気を増す野球部員のメガホン応援もむなしく、後続を断たれる。
9回に3安打で完封目前の東浜から1点奪っただけに7回の逸機が惜しかった。



亜大、東浜は完封すれば通算完封16のリーグ新記録だったのだが。これで24勝。
1点は失うものの、今日はエースの役割りを果たした。



さて、優勝の行方はどうなるでしょう。
予想としては、結局の所、後半盛り返して東洋大の春秋連覇かな。第6週の亜細亜VS東洋が山場ですね。
入れ替え戦に回るのは駒大。という予想ですが、はてさて・・・。

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「東京=ソウル=バンコック 実録麻薬地帯」

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「中島貞夫 狂犬の倫理」

「東京=ソウル=バンコック 実録麻薬地帯」1973年 東映 監督;中島貞夫

新婚旅行中に妹夫婦が事故死した。不審に思った達也(千葉真一)は謎を追ってアジアを駈け巡るが・・・。韓国、香港、タイでの海外ロケ、各国のトップスターとの競演など、空前のスケールで送る千葉ちゃん全盛期のアクション大作。

タイトルは東京=ソウル=バンコックと端折っているが、千葉ちゃんは釜山、慶州、ソウル、香港、バンコック、スコタイ、チェンマイ、東京と駆け巡る。
実際クライマックスはスコタイ(仇敵、松方弘樹との再会)チェンマイ(銃撃戦、セスナ機から急襲)そして日本に帰ってから(物産会社の地下室爆破)のようでしたが…

原作に菅原通済(本人名で出演)協力、三悪追放協会とある、実録物(!?)ですぜ!

菅原通済

流石に全盛期だけあって千葉ちゃんのアクションが見せ場なのは当然。特に格闘シーン。やはり白いパンツが似合います。
吊るされてのリンチ・シーンでの肉体美。これだけの肉体を持ちながら「仁義ひとりたび」の愛車はトラックじゃなくてダンプというのが勿体無い。
ところどころに見せる茶目っ気もアクションスターとしての人気の秘訣でしょう。

松方弘樹の方も2度にわたるベッドシーンで、その全盛期ぶりを見せてくれます。

各国のトップスターと言われても疎いのでよく判りません。
ノラ・ミャオ(タイの娘バリンダ)くらいなら・・・
「男はどうしてこうも闘う事が好きなの?」
「好きなわけじゃねぇ、仕方ないだけだ」と千葉ちゃん。

松方弘樹の愛人が金昌淑
「和田に謝ってください」の言葉を残し殺される。松方弘樹、謝らずに絶命。

韓国警察、金大漢に崔峰(チェ・ボン)
妹を物産会社の駐在日本人(川谷拓三)に廃人にされ復讐に燃えるタイ人・ノンはチャイヤ・スリヤンという方。

上記の中で一際輝くのがチェ・ボンさん。カタコトの日本語を静かに語る雰囲気と、さえないおじさんぽいのにアクションがキレる。韓国スターにありがちなキャラなのでしょうか。
カッコ良かったよチェ・ボンさん。

荒木一郎が音楽担当。突如現れるド派手な劇伴に驚きながらも大いに盛り上がる事ができ、笑みが零れます。

結局、大活躍の千葉ちゃんも、菅原通済翁からしてみれば、「若い者はあのくらい元気があった方が良い」で片付けられちゃうラストが秀逸。
あくまで謎の老人で、金子信雄(もう絶対悪役に違いないと思ったのに)は悪徳物産会社に菅原翁が送り込んだ捜査員だったのね。

腕の立つチェ・ボンさんや老獪で飄々とした菅原翁。
若き熱血アクションスター以上にカッコ良いです。ホント。

タランティーノ脚本の「トゥルー・ロマンス」にポスターが登場したり、世界中のアジア映画マニア垂涎の1本だそうです。
また、日本・香港・韓国・タイそれぞれの公開バージョンがあるらしい。見てみたいですね。

シネマヴェーラ渋谷

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エイドリーン・ハインドマーシュ

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いい感じの声を見つけたけど名前覚えにくくて、忘れちゃいそうなのでMEMO

エイドリーン・ハインドマーシュ&ザ・ヴァイパース :NIGHT AND DAY

ハモンド・オルガン弾き語りの女性をフィーチャーしたトリオが本国ニュージーランドで2007年に発表したアルバム。4ビートとボッサのリズムが交錯する軽やかな「NIGHT AND DAY」、ハモンドのあたたかい音色とキュートかつスモーキーな声が心地よい「IN A MELLOW TONE」などは、カフェ・ミュージックとしても楽しめる。

01:NIGHT AND DAY
02:THEY CAN’T TAKE THAT AWAY FROM ME
03:THERE IS NO GREATER LOVE
04:THE GIRL FROM IPANEMA
05:YOU MAKE ME FEEL SO YOUNG
06:DEED I DO
07:SEPTEMBER IN THE RAIN
08:COROVADO
09:PENNIES FROM HEAVEN
10:CARAVAN
11:IN A MELLOW TONE

http://diskunion.net/jazz/ct/list/0/72210713

http://adriennehindmarsh.com/cd's.html

http://www.adriennehindmarsh.com/cd's.html

ナイト&デイエイドリーン・ハインドマーシュ&ザ・ヴァイパーズNALYD発売日:2008-04-16ブクログでレビューを見る»

ルックスは、まぁアレなんでTOPのイラストジャケットを推したい。

師匠「オルガンを弾きなさい」
弟子「・・・・」
師匠「破門ド・オルガン」 DOMO-SUIMASEN

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Shelly Manne & his Friends 「MY FAIR LADY」

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Shelly Manne & his Friends
modernjazz performance of songs from MY FAIR LADY.

ブロードウェイ・ミュージカルのマイ・フェア・レディの曲をジャズにアレンジした名盤。
ウエスト・コースト・ジャズのシェリー・マンのレコードは本当に小粋なものが多いし、また、レコードジャケットとしても素晴らしい物が数あるので今後も少しづつレコードを増やしていこうと思っています。



シェリー・マンの秀逸なレコード・ジャケットの中でも本盤は白眉。
アスコット競馬場の大きな帽子のレディが上目使い。視線の先、帽子の上には無造作に描かれた鳥のイラスト。
サーモンピンクが効いてます。

連休中にこのレコードに針を落としたところ、あらためてその名演ぶりに聴き惚れ、続けざまに4回聴いちゃったよ。
そこで、ふと気付いたんだけど、映画にもなったあの有名な「マイ・フェア・レディ」
ヘップバーンの「マイ・フェア・レディ」はTVでの放映を2度程見ようとしたが、途中で眠っちゃったり、だらけてしまいまともに見てない。
だからジャズにアレンジした、こちらの元歌というのをまともに聴いてないわけだ。
これは、ちゃんと原曲も聴いて、このトリオのアレンジの凄さをもっともっと味わう必要があるよね。

SideA

Get Me To The Church On Time
On The Street Where You Live
I've Grown Accustomed To Her Face
Wouldn't It Be Loverly

SideB

Ascot Gavotte
Show Me
With A Little Bit Of Luck
I Could Have Danced All Night

Andre Previn(P.)
Leroy Vinnegar(b.)
Shelly Manne(ds.)

借りてきましたDVD。
映画についてはまた後の機会に・・・


1曲目に「Get Me To The Church On Time」を持ってくるセンスの良さ。
プレヴィンが軽やかに奏でる冒頭のI'm gettin' married in the morning・・・のフレーズが堪らない。シュトトトトとシェリー・マンが入ってくる。
貧乏暮らしのイライザの父っつぁまが、ヒギンス教授の計らいで中産階級になっちまう。適当にやっていた女からも結婚を迫られいよいよ年貢の納め時、結婚式前夜を仲間と飲んでどんちゃん騒ぎ。

良い曲ですね。

男の曲だと思うんですが、女性による名唱もあるんですね。
カッコ良いです。ジュディ・ガーランド
http://www.youtube.com/watch?v=ScSd03OjVx4

「On The Street Where You Live」はロマンチックな曲ですが、競馬場でイライザに一目惚れしたフレディによるストーカーソングですね。
これはナット・キング・コールのが良い。

http://www.youtube.com/watch?v=z6Y2VyEzdf4

「I've Grown Accustomed To Her Face」はヒギンズ教授のレックス・ハリソンが口ずさむ程度。忘れられない君の顔・・・

「Wouldn't It Be Loverly」は映画では2回登場しますね。花売り娘のイライザが町の貧しい人々と楽しく歌い踊る場面とレディになったものの失意で訪れる育った町ではイライザは歌に加わらず。貧しい住民が静かに歌うのみ。
この盤でのアレンジはやや前者よりなんでしょうが、ジャズの粋さが出ていて楽しい。3つのパターン、どれも素晴らしいのは元の良さでしょうか。

アップテンポにアレンジされた「Ascot Gavotte」愉快愉快!
アスコット競馬場に集う上流階級の紳士、淑女。映画ではミュージカルらしく演劇的な絵作りが素敵でした。

さて、「Show Me」と「With A Little Bit Of Luck 」のアレンジにはちょっと驚き。
映画では我慢の限界に達してブチ切れ気味に歌うヘップバーンがおっかなくも可愛らしかったですが、こちらは強さは無くあくまで可愛らしく。
「運が良けりゃ」でお馴染みのコミカル・ナンバーがバラードに変身させてしまうのは驚くとともに、ちょっと残念な気もしますが、別のジャズ・バラードとして聴けば何の文句がありましょうか。

そして、映画で最も有名な(ある意味テーマ曲と言ってもいいでしょう)「I Could Have Danced All Night」 がラテン・アレンジで聴けます。
原曲も素晴らしかったですが、こいつはまた、カッコええです。
プレヴィンのピアノに絶妙にからむシェリー・マンのブラシ、そしてストトトンと気持ち良く決まるリズム。

映画で元歌を聴き、ますますこちらのレコードの素晴らしさを知ったわけですが・・・
恥ずかしながら初めて知りました。映画よりこっちのレコードの方が先なんですね。1956年

後に指揮者としても活躍したプレヴィン。このブロードウェイミュージカル曲のジャズ・アレンジが縁なのか、1964年の映画では音楽担当となり、アカデミー賞編曲賞を受賞。再び映画を元に今度はカルテットでアレンジをしてみせてくれている。

マイ・フェア・レディアンドレ・プレヴィンSMJ発売日:2009-09-30ブクログでレビューを見る»

こちらも是非聴き比べてみたいですね。

マイ・フェア・レディシェリー・マンユニバーサル ミュージック クラシック発売日:2011-02-23ブクログでレビューを見る»

マイ・フェア・レディ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]ジョージ・キューカーパラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン発売日:2011-04-28ブクログでレビューを見る»

ホーリックス

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旅立った方々
今回は番外編
お馬さんです。

ネットでたまたま知ったのですが、
競馬から足を洗って10年以上。懐かしくて・・・

89年のジャパンCを勝ったニュージーランドの世界的な名牝ホーリックス(父スリーレッグス)が8月24日、余生を過ごしていた同国のケンブリッジスタッドで死亡した。
28歳だった。
ホーリックスはGIニュージーランドSを勝つなど本国で活躍し、6歳秋に来日。
ジャパンCでは早めに先頭に立ち、外から追い込んできたオグリキャップとの壮絶な叩き合いの末、同馬をクビ差退けてV。
芝2400メートルで2分22秒2という当時の世界レコードをマークした。


ホーリックス


珍しくこのレースでは潤わしていただきました。
単勝と連複、的中。
そういえば、私、ジャパン・カップは良く当てたんですよ。
当時は本気の馬とそうでない馬が解りやすいレースでしたから。
でも、ジャパン・カップの的中率が高いというのは、他のレースでいかに当らないかというのが良く解りますよね。

ゾロ目で高配当の場合は押さえるようにしていましたので。
2−2でタイムも2分22秒2



懐かしい名前が連なってます。

Japan Cup winner Horlicks dies

繁殖牝馬としても実績を残して余生での大往生ですね。
いつまでも忘れません。ありがとう。

他人の競馬の話で、やっぱり面白いのは損した話だと思います。
今回は儲けた話で、面白くもなんとも無いやね・・・失礼。

「ショウほど素敵な商売はない」 DVD

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「ショウほど素敵な商売はない」1954年 アメリカ 監督:ウォルター・ラング
There's No Business Like Show Business

1930年代、ヴォードビルの大スターであったドナヒュー一家の子供達の成長と美しい家族愛に、素晴らしい歌と踊りを散りばめた感動のミュージカル。

1919年、モリー(エセル・マーマン)とその夫テレンス・ドナヒュー(ダン・デイリー)がアデルフィ劇場に出演したとき、当時1歳の長男スティーヴも初舞台を踏んだ。1923年にドナヒュー一座がピッツバーグ劇場に出演したときはスティーヴ6歳、それに4歳の長女ケイティ、2歳の次男ティムが加わっていた。それから月日が流れ、ドナヒュー夫妻は成人した長男スティーヴ(ジュニー・レイ)長女ケイティ(ミッチー・ゲイナー)、次男ティム(ドナルド・オコナー)と5人一座を組み、ニューヨークのヒポドロムに出演して大当たりをとった。父親に似て浮気者のティムはガール・フレンドとナイトクラブへ行ったとき、そこの受付をしている歌手志望のヴィッキー(マリリン・モンロー)に眼をつけたが、体よく追いはらわれた・・・

昔の洋画の所謂名画と呼ばれるものは、恐ろしいほど見ていない。
映画をよく見るようになったとは言え嗜好はご覧の通り偏っていますから。
今更、そのような作品までなかなか手が回りません。
DVDで安易に観る事は可能な時代。しかし、名画であればできれば劇場の大スクリーンで・・・。

そういった意味でも「午前十時の映画祭」は格好の企画。
立川談志家元絶賛!滂沱の涙もの映画なら一度は見ておきたいと思っていたのに、気づいたらミユキ座の上映は終了していた。

止むを得ずレンタルで・・・。

慣れないミュージカル、しかも歌うシーンはショウ場面がほとんどとちょっぴり心配しながら鑑賞し始めましたが、出演者のヴォードヴィル・シーンは見ているだけで楽しくなる。
しかし、ヴォードヴィル一家のドナヒュー家の歴史を歌と踊りだけであっさり見せておくだけで、果たして感動のラストというものが訪れるのだろうかと、またまた、ちょっと心配になってきた。
でもちゃんと、モーリー・ママが「ショウほど素敵な商売はない」を朗々と歌い上げる舞台袖の家族再開シーンにウルっと来るじゃないの。(こんなにもご都合主義的な再開だというのに・・・)
音楽の魔術って奴か?

よくよく考えると、それまでの歌と踊りでの綴りかた。この、あっさり感の塩梅が実に上手いんだね。

ミッチ・ゲイナーのダンスがとても美しく見惚れる。

エセル・マーマン。声もでかいが顔もでかい。
小顔のミッチ・ゲイナーと男装水夫となって歌うシーンのど迫力ったら。

ドナルド・オコナーのティム。七光芸人はこうでなくっちゃというキャラクターが良い。

マリリン・モンロー出演の映画を観るのもこれが初めて。
ここは、まだまだダンス・レッスン修行も不足していた頃だそうで、見劣ってしまう。
そうなるとセクシーさも下品に見えるだけでとても損。
セクシーに気だるく歌う「Lazy」にしてもそのバックでコミカルに活発に動くミッチ・ゲイナーとドナルド・オコナーのダンスが最高。

ミュージカル、ショウの現実から離れた夢のようなエンターテイメントの世界にうっとり嵌るのも、良いものだ。

Alexander's Ragtime Band

「ドナヒュー一家に幸あれ!」
これは当時、談志家元が映画同様に嬉しがった双葉十三郎先生だか何だかの一言映画評。

でも、劇場なら、もっと良かったろうに・・・

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「高校生番長 棒立てあそび」

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「大映ハレンチ青春白書 キケンなお年頃★」

「高校生番長 棒立てあそび」1970年 大映 監督:岡崎明

10代の性に対する葛藤を、明るいタッチで描いた“高校生番長”ものの一編。都南高校応援団の大作は、夏合宿で行なった全裸の特訓がキッカケで、光代を意識し始める。合宿も終わり、やがて彼女をめぐって男たちの争いが始まる……。

事前知識まったく無しで鑑賞。
「ハレンチ青春特集」とタイトルからのイメージで東映の女番長や恐怖女子高シリーズの大映版を勝手に想像してしまったではないの。
そもそもズベ公は出てくるものの(八代順子)、あくまで脇役だし、いったい何処が「番長」映画なのよ。
極めてピュア、純粋な青春ドラマでちょいと見ていてこっ恥ずかしくなる内容。
では、面白くないのかというと、これが結構見ていて嵌っちゃう懐かしの青春ドラマ?

それにしても時代とはいえ、1970年当時の高校生ってこんなにも純真だっただろうか。我が世代よりちょっとお兄さんたちなんだけれど・・・

例によって篠田三郎が優等生の柔道部員。ところがこの篠田三郎が純主役ではないのね。篠田三郎と南美川洋子、小野川公三郎と八並映子、2つのカップルがダブル・ヒーロー&ヒロイン。いや、むしろ後者のカップルが主役ですな。

生真面目な篠田三郎君が窓越しに女子学生の着替えを見てしまい、悶々とする場面があり、おっ、ここで篠田三郎君のせんずりシーンかと色めきたったのですが、当然そんな描写はなく、残念でした。
後姿でもシコシコと身体を揺らす描写でもあればウルトラマンタロウ東光太郎のお宝シーンとして語り継がれたろうに・・・

「棒たてあそび」というタイトルは応援部員のOBによる訓練。部員が全裸で仁王立ち(一物には鈴をぶら下げてます)する前に目隠しをした水着(ビキニじゃなくセパレートね)の女子生徒にフラダンスを躍らせ、鈴を鳴らさないように耐えるという趣向。
ま、映像としては若々しい男子の背中が映されるだけで、ボカシを使う必要もなし。チリチリンと風流な音がして、OBが「仰角130度!」なんて叫ぶのみなんですが・・・

ある意味、多感な青春時代というものは純真であればあるほど、楽しいものなのかなと思いますね。これも良き時代という事になりましょうか。
小野川公三郎君と八並映子ちゃんの純情ぶりはちょっと感動もんかも。

不良グループの体たらくぶりも可愛い。若倉慶という二枚目男優さんがなかなか良い目つきでした。

タイトルが秀逸なんで当世AVなんかで同タイトルの作品を作って欲しいね・・・内容は今度こそ、皆さんの想像通りのものになりますでしょ。めでたしめでたし。

ラピュタ阿佐ヶ谷

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「マイ・フェア・レディ」 DVD

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「マイ・フェア・レディ」1964年 アメリカ 監督:ジョージ・キューカー

ロンドンの下町。花を売り歩いていた女性イライザ(オードリー・ヘップバーン)は、通りすがりの言語学教授ヒギンズ(レックス・ハリソン)に言葉の訛りを指摘され、彼の提案で訛りの矯正と淑女になるための礼儀作法を教わることに。そして、ヒギンズの家に住み込みながら厳しい指導を受けるイライザ。彼女はやがて、上流階級の貴婦人として競馬場へ赴き、社交界に華々しくデビューする。ところが、淑女らしさにますます磨きをかけていたある日、ヒギンズの研究対象にされていたことを知り、ショックを受けたイライザは彼のもとを去ってしまう…。

ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した「マイ・フェア・レディ」
TVでの放映を2度程見ようとしたが、途中で眠っちゃったり、だらけてしまい、まともに見てない。
だいたい競馬場での「ケツをひっぱたけ!」あたりまで。

ヘップバーンの映画だし、イメージとしてはオシャレで可愛いシンデレラ・ストーリー。女性向けの作品なんじゃないかと思っていた。
でも、今回まともに通しで観てみると、イライザ・ヘップバーンの魅力より、むしろ脇を固める男性陣のキャラに目が止まる。

まず、お父っつあん。スタンリー・ホロウェイ
貧乏を苦にもせず、女の釣針から餌だけを奪い取って逃げちゃおうと「With A Little Bit Of Luck」を歌い、
ヒギンス教授の余計な計らいで中産階級になってしまった事を嘆いてみせる。
まさに西洋版の熊さん八っつあん。
中産階級を嘆くなら、「お金を返せばよい」という娘の言葉に返した「この生活を捨てる勇気が無ぇんだ」が良かったね。
ヒギンズ教授にぶった貧乏人の道徳論も素晴らしいし、年貢納める前夜の「Get Me To The Church On Time」が最高!

ヒギンズ教授の方は、女心のまるで解らぬ独身主義者。
「どうして女は男のように振舞えないのだ」と「A Hymn To Him」を歌ってみせる。
ところがレディとして対等の立場と成長したイライザに対して恋心に気づき、嫉妬、強がり、の見苦しい態度が素敵なダメ男。
地団駄踏んだ後、呟くように歌う「I've Grown Accustomed to Her Face」が良い。

ミュージカル原作「ピグマリオン」ではイライザはフレディ青年と結婚するというストーリーだったらしい。
映画ではフレディと結婚させずに、イライザが最後にヒギンズ教授の元に戻る。
この解釈によってイライザとヒギンズの心内に、よりスポットが当たる事となり、それはそれで成功だろう。
でも、むしろ、その事によりストーカーソング「On the Street Where You Live」を歌うフレディの存在が本物のストーカー以外の何者でもない事になっている。これまた最高。
気に入りました。

オードリー・ヘップバーンは未だに当時のポートレイトがポスターなどに使われるシンボリックな美女で、私も時に、はっと見惚れてしまう事もしばしばなんだけど・・・。
この作品に関して言えば、下品なイライザにも、レディになってきらびやかな衣装をまとったイライザにも、大して魅力を感じる事ができなかった。
歌う気満々だったのに吹き替えられちゃったんだってね。



ミュージカルとして、名曲、名シーンのオンパレードで楽しい傑作ではありました。
編曲のアンドレ・プレヴィンはアカデミー編曲賞。(他部門でもにも多数受賞)

Shelly Manne & his Friends 「MY FAIR LADY」

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「東都大学野球80年の軌跡」

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BB MOOKの「東都大学野球80年の軌跡」

戦国東都

「東京六大学野球から遅れること5年半。1931年(昭和6年)4月2日、中央大学、専修大学、日本大学、國學院大學、東京農業大学の五大学野球連盟(現・東都大学野球連盟)が発足した。戦争での中断があったものの、東都大学野球リーグは今年で80年を迎えた。現在の加盟校は21校。一部から四部までの4リーグ制で運営され、上位リーグ最下位と下位リーグ最上位による入れ替え戦は、文字通り”下剋上”の様相を呈する。どのチームも片時も気の抜けない厳しさは、まさに”戦国東都”と呼ばれる所以だ。」


80年史と言っても、資料の少ない戦前よりもここ40年くらいが中心になっているであろうし、MOOK本なので詳細を期待してはいなかったけれど、ちょっと残念だな。

メインは歴史を年代別に分けて綴る東都大学野球歴史。
なかなか興味深く、また懐かしく読んだわけだけれども・・・
資料が少ないとは言え、優勝校や順位の資料くらいは残っているので文章にて、毎年の春秋リーグには触れていただきたいところ。
資料が十二分に揃っているはずの70年代以降についても黙殺されているシーズンがあるのが、なんとも残念。記者の思い入れ度合い、紙面の都合などがあるのだろうが、これでは資料としては不完全。
僅かであっても、例えば「○○年秋季リーグはA投手の活躍などで○大が○季ぶりの優勝を遂げる」だけでも、あると無いとでは大違い。歴代順位表を文章化するだけでも違うもの。

佐竹俊之氏の「大洋ホエールズ誕生前」など、単に資料(その資料自体がとても貴重なんだけど)を文章化するだけなのに、当時の様子が想像できるという素晴らしい手法をとって、我々ファンを喜ばせたものだったではないか。

いづれMOOK本だけではなく本格読み物としての東都大学野球史が発刊されることを望みたい。100年まで待つことに、いささか自信がないので・・・

さて、2011年秋季リーグ、頭一つ抜けていると思われた東洋大を尻目に、東浜巨を擁す亜細亜大が好調で2006年秋以来の優勝を決めるか、東洋大が底力で反抗を見せるか。
二部リーグは拓殖大の初昇格に期待が高まったが、強豪立正大との熱戦に、痛い勝点を落としてしまった。このまま順当に行けば立正が入れ替え戦。対するは駒大か日大か・・・
いづれにしてもまだまだ予断は許せません。これからが面白いぞ。

東都大学野球連盟80周年記念カ−ド戦国東都80年 BBMベ−スボ−ルカ−ド

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「投げたダイスが明日を呼ぶ」

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「昭和の銀幕に輝くヒロイン[第59弾]松原智恵子」

「投げたダイスが明日を呼ぶ」1965年 日活 監督:牛原陽一

神戸の賭博場に流れついた主人公は、イカサマにかかった素人賭博師を助けたために、やがて暴力団との全面対決を余儀なくされる──。小林旭が歌いまくり、暴れまくる痛快アクション「ギャンブラー」シリーズの一篇。

自分を狙った弾丸がそれて身代わりとなって死んだ男の故郷を氷室浩二(小林旭)が訪ねる。男の父親・平次郎(加藤嘉)が経営する花園が暴力団の島野興行に狙われていた。島野(浜田寅彦)の背後には黒幕として宗藤(金子信雄)がおり、土地を買収してホテル建設を計画していた。氷室は花園で働くが、島野興行の嫌がらせは執拗で、平次郎から土地の権利証を預かって姿を消す。しかし、氷室を狙う神戸の組織がやって来て……

鑑賞から、あまりに時間が経ってしまって(6月だよ)、実はよく覚えていない。

西部劇のストーリーを模倣した、ご機嫌の映画。時代を感じて良い。
ストーリーや小林旭の火炎瓶アクションを楽しむというよりも、やはり小林旭の歌ですね。
そうか、「自動車ショー歌」はこの映画で歌われたものだったのか。知らんかった。
「グングン節」の訳わかんないセクシーさが良い。

お顔が見たけりゃ、お写真で
あ、お声が聞きたきゃ、お電話でぇ
こんな便利な世の中に、会わなきゃ言えない事がある
あ、グングン・・・

農園で働く小林旭。何故か衣装までウエスタン・ルック。お揃いとも思えるカウボーイ・ハットやベストで働く松原智恵子。
ここでは、案外しっかりしたお嬢さんでした。

牧伸二と横山美智代の2人の役どころ。小林旭との関係が好ましい。

小林旭。今や最後に残った昭和の大スター。じじいになってますますそのキャラクターに磨きがかかってる感じです。
先日、たまたま見た、TBS安住アナの番組でも、面白いエピソードを語ってくれてました。
今のうちに沢山、見ておきましょ。
でも、カッコ良さと言う事なら、やはり若い頃の映画。吉川晃司ばり(この人も、もう若くないけど)のルックスと高い声。
渡り鳥シリーズ、ギャンブラーシリーズをボチボチと見て行きたいのですが、なぁ・・・。




アキラ 4小林旭日本クラウン発売日:2002-02-21ブクログでレビューを見る»

ラピュタ阿佐ヶ谷

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横溝正史 「本陣殺人事件」

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本陣殺人事件 (角川文庫―金田一耕助ファイル)横溝 正史角川書店発売日:1973-04ブクログでレビューを見る»

読んだ本の記事も溜まってしまった。
今日数えたら8冊だ。

映画「三本指の男」を観たあとに読んだ。BOOKOFF 100円。
なにしろ、横溝正史の作品は「犬神家の一族」くらいしか読んだ事がない。

「本陣殺人事件」
思った通り、日本推理小説史上の傑作と言われるトリックの謎解きが、めちゃくちゃ面倒臭い。
伏線となる手掛かりも都合が良すぎる。
バカミスならともかく、これを、なまじ本格でやられると辛い。
映画で観ていなかったら、まったく理解できなかったかもしれない。
そもそも犯行にそんな用意周到な、推理探偵への挑戦的なトリックを考え出して実行に移す犯人の神経が理解しがたい。
衝動的で犯行を隠そうとする意図もない、あったとしても極めて杜撰なものの方が性に合ってるわけで。

トリックの謎解きが終わった後の部分の方が本作は魅力がある。どろどろとした因習やら、その古臭い時代に救われる思い。

と言いながらも、これが山田風太郎のトリック殺人だったら、寛容に受け入れちゃうんだろうからゲンキンなものだ。

「車井戸はなぜ軌る」
これも時代が助けられている感じ。トリックも本陣ほどでなく、本格の嘘くささの前で許容範囲。

「黒猫亭事件」
一人二役の騙しのトリック。
作品としては3編のなかで、これが一番好ましかった。

どの作品も戦後昭和の時代の雰囲気が良く現れてるところが魅力的で、映像化への欲求が湧くんじゃなかろか。

喰わず嫌いも少しは解消したようだが、時、既に遅し。今更横溝正史を読み漁ろうとは思わぬ。

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2011秋季高校野球東京大会2回戦

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快晴の野球観戦日和。
時間ができたので、昨日の雨で予定がづれた秋季高校野球東京大会へ。

どうせなら、未だ行ったことのない球場へ、ということで行ってまいりました八王子は上柚木公園野球場。
京王線で南大沢下車、JR八王子駅南口行きバスにて柚木陸上競技場から徒歩2分。
郊外の住宅街、さらに静かな丘に球場はありました。
バックスクリーンから見える高層マンション群、振りかえると緑の公園。
観客席もそこそこだが高くはないので最後方からの観戦でもネットに邪魔される。外野の芝生席も開放。

本日は2回戦。
まだまだこのあたりは力量差が出てしまう場合もあるけど・・・。
上柚木のカードは過去の実績のある名門校の東西対決。
10月中旬でも日差しはかなり強い。ウトウトと観戦。

2011年秋季高校野球東京大会2回戦
上柚木公園野球場

第2試合 国学院久我山VS岩倉
久我山 000 500 4=9
岩 倉  000 000 0=0
7回コールド



2年連続の選抜を目指す国学院久我山。
春からの成長が楽しみなエースの川口貴都君、今日はレフトに入って4番打者。
球場に付いた時点でスコアボードを確認したら3回終わって0-0
緊迫した試合になるのかと思ったら席に付く前にあれあれと5点入っちゃった。
こうなると興味はコールド決着か、岩倉が粘るか。
結局、打順が一回りしたところで勝負が付いた感じ。
7回にも4点。好機の攻撃を踏ん張りきれない岩倉。やはり力量差はあったか。
バッテリー・エラーも多かった。

久我山、次戦は17日、都府中東と。
久我山の二塁手が頭部死球で昏倒担送退場。試合後、救急車がゆっくり出て行った。

第3試合 二松学舎大付VS日大二
二松付 100 300 200=6
日大二 100 000 000=1

二松の鈴木誠也投手がテンポ良く小気味よい。この子もエースで4番だ。



日大二は再三失策で点を与えてしまって残念。一塁送球失策がいくつあったか。日大二高も強豪だが、このレベルだと秋は厳しいってことか。
こういうチームが夏までにしっかり守備を鍛えて強くなる事もよくあるね、がんばれ。

二松学舎大付、次戦は17日、帝京。踏ん張りどころだが・・・

日大三も早稲田実も早々に姿を消した今大会。
優勝の行方は?
本日勝者の2校の他にも帝京、佼成学園、関東一、東亜学園・・・
面白いところでは悲願の成立学園、郁文館、駿台学園。

帰りは柚木陸上競技場からバスで八王子まで出てみる。
これが遠く、混んでるし、運賃も高くて失敗。
八王子から中央快速、ホリデー特快で次なる目的地へ滑り込み。

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「人間らっこ対かっぱ」

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「いまおかしんじの世界+」★特別招待作品

「人間らっこ対かっぱ」1985年 シネバザール 監督・撮影・編集:平野勝之

『監督失格』の平野勝之が自主映画時代に放った伝説の猛獣決戦。日常のヌルイ風景なぞクソくらえ。平野が抱えた8mmカ メラは疾走する。橋の下に広がる川は戦場と化し、果てしな く河童との戦いは続く。煙と血が画面を覆う中で魑魅魍魎たちの絶叫が途切れることなく響く。これぞ“しあわせなバカタレ”たちが巻き起こす狂乱の宴。

らっこ人間じゃなくて人間らっこ。人間かっぱでもかっぱ人間でもなく、かっぱ。・・・どうでも良いが。

自主制作映画、よく高校の文化祭とかでこういうの見せられた。
抑えきれないエネルギーの暴走を見せられても・・・
て言うか、うるさい!
23分という時間が長くて、長くて・・・

特別招待作品ですので、ご容赦ってことで。


ポレポレ東中野

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