「SUCK」2009年 カナダ 監督:ロブ・ステファニューク
鳴かず飛ばずのカナダのインディーズバンド「ウィナーズ」。マンネリ化したいつものライブ後、ベース担当のジェニファーはとうとうバンドに愛想を尽かし、薄気味悪い男と一緒に消えてしまった。翌日、姿を現した彼女はまるで別人!?のように様子が変わっていた。目の色や外見だけでなく、メンバーも驚くほどの演奏力や魔力的なカリスマ性を備えて。なんとジェニファーは一晩でヴァンパイアになっていた!!
メンバーは困惑するものの、ジェニファーが放つ妖艶な魅力でバンドは人気急上昇。カナダを越えてアメリカツアーも大成功。もっともっとBIGになるためには俺たちもヴァンパイアになるしかない!とメンバーは次々とヴァンパイアに。しかし、ヴァンパイア・ハンターのヴァン・ヘルシングが彼らを追いかけていた・・・。
アリス・クーパー、イギー・ポップが重要な役で出演。ヴァン・ヘルシングには「時計じかけのオレンジ」のマルコム・マクダウェルと、話題性に事欠かないホラー映画って事で公開を楽しみにしてたんだが・・・失敗した。レイト・ショー前の腹ごしらえが災いして瞼が重く、鑑賞どころではなくなっちゃたい。
とにかく緩いホラーで、残酷シーンはなるべく映さないように作られている。勿論、血もバラバラ死体も出るけれど、悲鳴のあとに場面が変わって、もうヴァンパイヤが死体を貪っているといった塩梅。
グルーピーを1名、餌食にしていましたけど、観客に対して大殺戮がくり広げられたり、ライブハウスがパニックになったりする事はありません。
これはホラー映画というよりロック映画としての要素を楽しむ作品ですね。
ウィーナーズの曲(監督・リーダー役出演のロブ・ステファニュークが作曲)も思いのほかポップで聴きやすい。PVのように楽曲を楽しめるシーンも多い。もっとヘビメタ、パンクっぽいものを想像していました・・・。
小ネタもかなり散りばめられていたようだが、途切れ途切れで意識が飛ぶのでほとんど認識できず。
往年の名盤ジャケットを再現するシーンがロック親父にサービス満点。
「旅の恥はかき捨て」と言って次々にメンバーがヴァンパイヤになっていく。
どんどんグラムロックなメイクになって行くけれど、あれはメイクじゃなくて地の顔色なんだね。
ベースのジェニファー(ジェイシカ・パレ)のメイク(地の顔色だってば!)のエスカレートしていく様も楽しい。
プロデューサー役のイギー・ポップ(長い顔に渋さが増して、益々怪しい)はメンバーに大人の忠告をしていたようだけど詳細は認識できず・・・
3月末にはレンタル開始のようだから、借りてサラッと再確認してみようか。
なんだか憎めない楽しい映画だったような気がするもんで・・・
渋谷 シアターN
鳴かず飛ばずのカナダのインディーズバンド「ウィナーズ」。マンネリ化したいつものライブ後、ベース担当のジェニファーはとうとうバンドに愛想を尽かし、薄気味悪い男と一緒に消えてしまった。翌日、姿を現した彼女はまるで別人!?のように様子が変わっていた。目の色や外見だけでなく、メンバーも驚くほどの演奏力や魔力的なカリスマ性を備えて。なんとジェニファーは一晩でヴァンパイアになっていた!!
メンバーは困惑するものの、ジェニファーが放つ妖艶な魅力でバンドは人気急上昇。カナダを越えてアメリカツアーも大成功。もっともっとBIGになるためには俺たちもヴァンパイアになるしかない!とメンバーは次々とヴァンパイアに。しかし、ヴァンパイア・ハンターのヴァン・ヘルシングが彼らを追いかけていた・・・。
アリス・クーパー、イギー・ポップが重要な役で出演。ヴァン・ヘルシングには「時計じかけのオレンジ」のマルコム・マクダウェルと、話題性に事欠かないホラー映画って事で公開を楽しみにしてたんだが・・・失敗した。レイト・ショー前の腹ごしらえが災いして瞼が重く、鑑賞どころではなくなっちゃたい。
とにかく緩いホラーで、残酷シーンはなるべく映さないように作られている。勿論、血もバラバラ死体も出るけれど、悲鳴のあとに場面が変わって、もうヴァンパイヤが死体を貪っているといった塩梅。
グルーピーを1名、餌食にしていましたけど、観客に対して大殺戮がくり広げられたり、ライブハウスがパニックになったりする事はありません。
これはホラー映画というよりロック映画としての要素を楽しむ作品ですね。
ウィーナーズの曲(監督・リーダー役出演のロブ・ステファニュークが作曲)も思いのほかポップで聴きやすい。PVのように楽曲を楽しめるシーンも多い。もっとヘビメタ、パンクっぽいものを想像していました・・・。
小ネタもかなり散りばめられていたようだが、途切れ途切れで意識が飛ぶのでほとんど認識できず。
往年の名盤ジャケットを再現するシーンがロック親父にサービス満点。
「旅の恥はかき捨て」と言って次々にメンバーがヴァンパイヤになっていく。
どんどんグラムロックなメイクになって行くけれど、あれはメイクじゃなくて地の顔色なんだね。
ベースのジェニファー(ジェイシカ・パレ)のメイク(地の顔色だってば!)のエスカレートしていく様も楽しい。
プロデューサー役のイギー・ポップ(長い顔に渋さが増して、益々怪しい)はメンバーに大人の忠告をしていたようだけど詳細は認識できず・・・
3月末にはレンタル開始のようだから、借りてサラッと再確認してみようか。
なんだか憎めない楽しい映画だったような気がするもんで・・・
渋谷 シアターN