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浅川マキ 山下洋輔 稲葉国光 森山威男 坂田明


「処女の泉」

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「処女の泉」1960年 典 監督:イングマール・ベルイマン

16世紀のスウェーデン、豪農テーレ(マックス・フォン・シドー)の一人娘カーリン(ビルギッタ・ペテルスン)は、奉公人のインゲリ(グンネル・リンドブロム)と一緒に教会にロウソクを届けに行く。その後、森で3人の貧者と出会った彼女は惜しみなく食事を提供するが、無惨にも強姦(ごうかん)された末に殺害されてしまう。インゲリは隠れて一部始終を見ていたが……。

デジタルリマスターの上映。これらの作品がデジタル化されていくのは後世にとって大事な事ではあるけれど、モノクロの陰影が美しいだけにフィルムでの上映機会が少なくなっていくのが残念。多少キズがあってもフィルムの質感で観てみたいもの。

ベルイマンの珠玉の名作でありながら後にスプラッタ作品の元ネタになったらしいから、森でのレイプシーンは当時としてかなり衝撃的。
今見ても、わがままお譲と3人の貧者とのお伽噺のようなやりとりから娘が身の危険を感じ、ついに暴行される流れはなかなかのもの。
しゃべれない長男が厭らしく娘の美しさを讃え、それを通訳する次男のコンビネーション。



しかしながら、文化の違いや宗教感の薄い身からすると理解しずらい点もままある。
3兄弟が一宿にあずかる家が当の娘の家であるのだけれど、帰ってこない娘を両親、下男下女も心配しているけれども客人にはおくびにも出さないから、間抜けにも暴行犯は身ぐるみをはいだ娘の衣装を母親に売ろうとする事で悪事露見。父親の復讐となるわけだが・・・

スウェーデンではどうだか知らないけれど、日本では仇打ちの醍醐味は名乗りを上げる所のはずだ。
父親はせっかく3兄弟が目覚めたところを襲うのに、名乗りも恨みの言葉もなく無言で復習を遂げる。
娘の服を売ろうとしたほどの連中だ。あれでは運悪く泊めてもらった屋敷の主が悪魔か殺人鬼で殺されるホラー展開と信じながら死んでいったに違いない。・・・・、でも、そんな風に見ると面白い作品だな。「鮮血の美学」というスプラッタは未見だけれど、元ネタにするにはレイプ場面の凄惨さだけではなかろう。

確かにモノクロ、光と影のコントラストの素晴らしいシーンが多い。
冒頭でインゲリが朝を迎える場面、鶏が時を告げ朝日が入ってくる。
家長を中心とした食卓風景。
父親が復讐心にかられ、一本の木を根倒しにする場面。その枝を使って湯で身を清める場面。マックス・フォン・シドーは顔も身体もギリシャ彫刻。
のんきに鼾をかいて寝静まってる3兄弟の姿。
怒りにかられ、罪のない末っ子まで死なせてしまう。少年の遺体にすがる被害者の母親の姿が印象的。

役者では純真な処女カーリン役のビルギッタ・ペテルスンの凡庸さに比べ、インゲリのグンエル・リンドプロムの容姿が素晴らしい。
下品さが良いわけだけれどそれでいて彫が深く男前のような端正さ。反抗的な目つき、妊婦でありながら身軽に森を動き回る姿。
暗い森を畏れる尋常でなさや、異教オーディンの呪いと蝦蟇サンドウィッチ。



神は、いや神だからこそ、一部始終を見ていても何も手をくださないって事でしょう。

神に許しを乞い、娘の亡きがらの地にに自分の手で教会を立てると誓った父。そして実に宗教的な奇跡が・・・
泉で何度も顔を洗うインゲリの姿。

教会は建ったのかな。いわくつきの上、名水の沸く教会としてさぞや名所になった事だろうて。めでたしめでたし・・・

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春季東京都高校野球大会 準々決勝

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好天に恵まれ土曜は予定通り神宮第二で東京都大会の準々決勝。
先週、早稲田学院とのWASEDA対決で早稲田実が勝ち上がったので、相当な混雑が予想されるという事で(注目の1年生が居ますから・・・)早朝から神宮へ行ったら、案外並ぶ人が少なくて、けっこう前の方。
早稲田実の試合は第2試合という事もあるんでしょう。これなら第一試合開始直前でも2階席好位置取れたかも。
せっかく前目に並んでいたので、本日は珍しく1階席最前列で観戦。
本当はもう少し上の方が見やすいのだけれど、屋根の日陰になると寒そうなので、お日さまを求めてポカポカ観戦。

本日は東西の強豪対決、実に良いカードになりました。

第一試合
二松学舎大付VS日大三

センバツでは松山東の大応援団に気圧されて惜敗したものの、全国でも上位争い可能な今年の二松学舎大付。
マウンド上は昨夏からお馴染みの2年生大江投手。



日大三はエースナンバーの田村選手を4番セカンドに置いて、2年生の小谷野投手が先発。



日大三の田中選手がバントに行こうとしたところを顔面死球を食らい昏倒。担送となるアクシデントで始まった試合。二松学舎が1、2回コツコツと先手を取ったものの日大三の一発攻勢で逆転を許す。8回の田村選手の満塁本塁打が留めとなりコールド決着。
大江投手は4発被弾。かなりショックでしょうね。



本塁打は神宮第二特有の「あれ入っちゃた!」みたいなのが多いけれど、狙い澄ました田村選手の満塁弾は文句なしの見事な当たりでした。

春は六大学開催と重なるので神宮第二での試合となる。この試合が第一球場だったらどうなっていたかな。本塁打決着だっただけに神宮で見たかったカードです。


日大三高 001 201 14=9
二松学舎 110 000 00=2
8回コールド
日大三 小谷野-田村=小藤
二松 大江=今村

本塁打 下小牧、佐々木、小藤、田村(日)



第二試合
関東一VS早稲田実

注目は早稲田実の1年生、清宮君。今日も報道カメラが多いです。
関東一のオコエ外野手のプレイも楽しみ。


関東一、先発はエースナンバー田邉投手。

試合はノーガードの打ちあい大乱戦となりました。
3つの押し出しなどで優位に試合を進めていた関東一でしたが、5回 田邉投手がつかまり、玉川選手の適時打で1点差とすると、3番清宮選手の高校初本塁打(3ラン)で一気に逆転。俄然盛り上がった早稲田応援席でしたがその裏関東一も猛攻で8点を奪い再逆転。

食い下がる早稲田実も6回、加藤捕手が再び追い上げる本塁打で雄たけびを上げる。

しかし、現時点の攻守の完成度では関東一の方が勝っているようで、結局 18対11 のコールド決着となりました。
両軍2桁得点でのコールド。7回で7点差がついていれば大抵決着がついたものだという事でコールドになるわけですが、この試合はこれだけの乱打戦で、まだまだ解らない感じもありました。
しかし、疲れる試合です。

早稲田実は四死球を与えすぎだし、投手陣はストライクを取るのに苦労していました。守備でも微妙な綻びが見えました。多く課題を夏までにどれだけ鍛えてこれるか。大型で強力なチームだけに楽しみではありますね。

早稲田実は2番玉川選手、3番清宮選手、4番加藤選手が目を引きました。
関東一は、やはりオコエ選手。ダイヤモンドをスルスルと駆け巡る姿、スライディングも美しく、黒豹の如し。まさに黒い弾丸。
プロ注目ですが、なかなか魅せる選手です。
龍谷大平安でお馴染み「怪しいボレロ」でのオコエ応援もド迫力。
そして4番を打つ森山選手。163の小柄な身体ながら4番を任され、これがなかなかの好打者。

今回、写真の方は後半、調子悪くて、清宮選手の初本塁打での嬉しそうなホームインの姿や加藤選手の雄たけび、オコエ選手の本塁スライディングとシャッターを押しましたが、残念ながら全てボツでしたわ。
まぁ清宮君の写真を撮りにきたわけじゃないから良いんだけれど。


早稲田実 清宮選手


関東一 オコエ選手


早稲田実 010 054 1=11
関東一高 004 181 4X=18

関:田邉-阿部-小松原=鈴木
早:宮崎-服部-松本=加藤

本:清宮、加藤(早)


やはり最前列より高見の見物の方が好きですね。







早実・清宮 高校初本塁打が130m特大3ラン

高校野球春季東京大会:関東第一18-11早実>◇18日◇準々決勝◇神宮第2

早実の「和製ベーブ・ルース」、清宮幸太郎内野手(1年)が「3番一塁」で3試合連続の先発出場。第3打席で高校初本塁打となる3ランを放った。

【阪神早くも17年ドラフト候補の早実・清宮に熱視線】

5打数2安打4打点。早実は清宮の3ランで逆転したが、乱打戦の末、11-18で7回コールド負けした。今春は3試合に出場し14打数7安打の打率5割、6打点、1本塁打。甲子園を目指す夏の西東京大会へ、怪物1年生がその存在を強烈にアピールした。

打席内容は以下の通り。

1回表2死走者なしで回ってきた第1打席は右飛に倒れた。

3回2死からの第2打席はあわやの大飛球を放ったが右飛。

1-5の5回、2点を返しなおも1死二、三塁。センターのネットに当たる推定130メートルの特大逆転3ランを放った。中堅手が一歩も動けない豪快な当たりだった。清宮はジャンプしてホームを踏んだ。

再び逆転されて迎えた6回2死一、二塁の第4打席では中前にタイムリーを放った。

7回の第5打席は三邪飛に倒れた。

スタンドでは両親が観戦。記念の一発を見届けた。

 <清宮幸太郎(きよみや・こうたろう)アラカルト>

 ◆生まれ 1999年5月25日、東京都生まれ。

 ◆身長 184センチ。

 ◆体重 97キロ。中1当時183センチ94キロあった。

 ◆投・打 右投・左打。

 ◆ラグビー歴 小4まで。その後野球一本に。

 ◆家族 父はラグビーのトップリーグ、ヤマハ発動機の清宮克幸監督(47)、母と弟。

(日刊スポーツ)


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「ブロンソン」 DVD

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「ブロンソン」2008年 英 監督:ニコラス・ウィンディング・レフン

子供の頃から、ただ「有名になりたかった」マイケル・ピーターソンは郵便局を襲って懲役7年の刑を宣告される。収監されたマイケルはひたすら反抗的な態度で意図不明の暴力を繰り返し、刑務所をたらい回しにされる。結局、服役期間は26年に及ぶ。出所したマイケルはかつての刑務所仲間で今はナイトクラブを経営しているポールと出会い、アンダーグラウンドのボクサー「チャールズ・ブロンソン」となる。

期待したニコラス・ウィンディング・レフンの初期作「Fear X」が今一つだったので、それではという事でこちらを観賞。
日本では劇場未公開。レフンの「ドライヴ」、トム・ハーディーの「ダークナイト・ライジング」のヒットによりDVD発売。

これぞ、純粋バイオレンス。
暴れる事に意味無し。
女からは「あなたには野心が無い」と言われてふられる、マイケル・ピーターソンが、あまりに虚しい。
映画俳優と同じに、嫌、それ以上に立派なお髭で笑顔がチャーミングなので何か憎めないキャラだが、それはこちらに危害の恐れがないから。こんな奴たまったもんじゃない。

絵作りのカッコ良さは流石にレフン。今回は音楽も大丈夫。オープニングのThe Walker Brothers「The Electrician」とエンディングに使ってたGlass Candy「Digital Versicolor」はかなり気に入る事ができました。
「Fear X」から継承されたかのような赤い照明でエージ内で鍛えるマイケル・ピーターソンの屈強な裸。腕立てなどの素早い動きと のスローな感じの組合せが絶妙にカッコ良く、これ一発で決まり!
本編中はワーグナー、ブルックナーといったクラシックが効果的。

シンメトリーにこだわった構図はキューブリックの影響色濃く。
現代の「時計仕掛けのオレンジ」なんて売り文句もありますが、流石に「時計仕掛け」には及ばないと思うけど、終盤、絵の先生に施したアート。あの帽子、あのメイクア・・・アレックス。



マイケルが精神病棟で薬によって自由を奪われている時、最初に「9歳の少女」発言の親父と遭遇する場面の絵作りはかなり好き。

殺人は犯さないので死刑にはならない。
マイケルがシャバで犯す罪はセコイものでしかない。でもひとたび、刑務所に入ると本領発揮なのです。閉ざされた塀の中、狭い独房での大暴れだけに、やっぱり何か虚しく憐れです・・・
宝石店襲撃なんぞは、まさに「らくだ」の馬さんですから・・・



シアターの舞台で自ら道化となり進行する異様なテイスト。伝統の波多野栄一芸。
今までの刑務所モノにあった他の囚人とのあれやこれやの楽しい娯楽性などは皆無な展開。ほとんど独房だからひとりっきりなんですよね。

トム・ハーディーの裸(ボカシ入りが残念)と演技が最高。この演技が認められ「ダークナイトライジング」のベイン役が来たんでしょう。

「チャールズ・ブロンソン」ことマイケル・ピーターソンはイギリスで最も有名な囚人であり、34年の刑務所生活のうち、30年を独房で過ごし、いまだに服役中である。



"Bronson" The Walker Brothers - The Electrician

Glass Candy Digital Versicolor




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MARK RIBOT'S CERAMIC DOG 「PARTY INTELLECTUALS」

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頼んでおいたインポートCDが漸く到着。
最近、頼んでおいてもすぐに来ない輸入システムもそれはそれでなかなかよろしいと思えて来ました。
待ち遠しさと、忘却の狭間・・・

YOU TUBEで聴きまくっていた時期から少し時が経ち、久しぶりのRIBOTさんです。
CERAMIC DOGはYOU TUBEにUPされているライブが圧倒的1番ですが、これはこれで多彩さがありよろしいですな。
何処かで聴いたことがありそうで、決してないオリジナル感。
聴いたとしてもジャンル的にあまり積極的に体験していなかったあたりがRIBOTさんにより開眼させられていく感じ。
最初はヴォーカルがちょっと心配でしたが、サウンド・ヴォイスとして聴きながせば問題なし。

3のような女性のヴォーカルの入るソフトなものもあるんですね。

ちょっと、どうかな?と思うサウンドでもRIBOTさんの荒々しいギター・ソロがあれば機嫌も治ろうかというもの。
やはり、YOU TUBEでポツポツ聴くより、順番通りまとめて聴く方が圧倒的で良いです。
お気に入りになりそうです。

まだまだ、入手は続けていこうと思えましたさ。


MARK RIBOT'S CERAMIC DOG
PARTY INTELLECTUALS

1. Break On Through
2. Party Intellectuals
3. Todo El Mundo Es Kitsch
4. When We Were Young & We Were Freaks
5. Digital Handshake
6. Bateau
7. For Malena
8. Fuego
9. Girlfriend
10. Midost
11. Sh Sh Sh Sh
12. Never Better









marc ribot's ceramic dog - when we were young and we were freaks


Marc Ribot's Ceramic Dog - Digital Handshake


Marc Ribot - Bateau


Marc Ribot's Ceramic Dog - ShSh ShSh

次回予告
Ceramic Dog - Lies My Body Told Me (Official Music Video)


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「時計じかけのオレンジ」

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「時計じかけのオレンジ」1971年 米 監督:スタンリー・キューブリック

鬼才スタンリー・キューブリック監督の描く傑作SF。近未来、毎日のように暴力やセックスに明け暮れていた不良グループの首領アレックスは、ある殺人事件で仲間に裏切られ、ついに投獄させられてしまう。そこで彼は、攻撃性を絶つ洗脳の実験台に立たされるが……。

お気に入りの映画でVHSを所有しておりますが、デッキが壊れて久しく。
キネ旬さん企画で、方々でキューブリック作品がかかります。嬉しい事です。

久しぶりに観賞。劇場での観賞は初めて。














やはり前半部に作りだされる近未来の世界に圧倒されます。
怪しい女体オブジェとドルーグのウルトラ・ヴァイオレンス。
彼らの出で立ち。急所プロテクター
符牒の多様。

デストピアとしてはルドヴィコ療法以降のほうが怖いんでしょうけど・・・
療法施術されてアレックスが戻ってくると、少し、近未来感が薄れてしまうし、やはりバイオレンス描写のエグイ前半部により魅力を感じてたもんだが・・・
こうして久しぶりに観賞してみると、後半、近未来感が薄れた代わりに、キューブリックがやたらとギャグかましてくるんですね。これが良いではないですか。
寒かろうと何だろうとギャグをかます!
重症を負ったアレックスの呻きと女の喘ぎが重なったり。

警察官になった昔の仲間の「Well Well Well・・・」あれもギャグとしか思えない。

襲撃した小説家の家に再訪すると、奥さんの代わりにマッチョが居る。復讐に燃える小説家の目がいっちゃってる。
心理テストを行う精神科女医さんの癒し系な笑顔。
内務大臣の持つスプーンをねだってあーんするアレックス坊や。

音楽の使い方。

ClockWork Orange - Funeral Of Queen Mary

Rossini - The Thieving Magpie (Abridged).m4v

Beethoven's 9th


































































キューブリックは音楽の使い方が実に巧みだけれど、本作ではそれに加えて女性の裸の使い方がとてもお上手。
どうってことない裸なのに妙に刺激的にお使いなされる。

今回、野暮なぼかしとかが無かったのも好印象。

落ちは、言葉(字幕)によるもので、映画としてはどうかといった所かもしれないが、あの唐突で能天気な落ちはとても好きです。


品川プリンスシネマ

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「私と私」

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「春爛漫 歌と踊りの銀幕祭典 Dancing,Singing! 」

「私と私」1962年 東宝 監督:杉江敏男

生き別れになった双子の姉妹が出逢い「ザ・ピーナッツ」の名でデビュー、たちまち人気歌手に・・・というスタア誕生の物語。ナベプロ所属の面々がいろどりを添え、ヒットナンバーもふんだんに織り込まれた華やかなアイドル映画。

59年の「可愛い花」のリメイクといっても良いか。今度は50分の作品を90分にモノクロをカラーにクレイジーもちょっと添え。
ニュープリントなので画質がとても綺麗。古き良き総天然色映画。

生き別れた双子の情愛と育ててくれた父との、母との情愛がからんでって事ですけど、どうって事ないストーリー。

それぞれがソロで歌うシーンが良いのよね。正直、つけぼくろされちゃうとどっちがどっちだか判んないんですけど。
青空の下、「ちゃっきり節」を歌うのがエミさんで、赤い自転車にワンピースやスカーフをコーディネイトして走りながら「二人の高原」を歌うのがユミさんて事のようです。
同じ顔でもショートヘアでバスガール・コスプレの楽しめる赤城増美の伊藤エミの方が可愛い。

クレージー・キャッツが中途半端な出方。植木等の無責任マネジャーとハナ肇の社長の掛け合いは流石だけれど、これだけやっていて谷啓の目立たなさはどうした事か。何らかの事情があったんでしょうね。

西條康彦と田辺靖男のコンビ。特に田辺靖男の坊やっぷりがキャワユイのね。滑舌の悪さも。

有島武郎は流石です。今回はかなりカッコ良いお父ちゃん。

中尾ミエのサマーセーターが大問題。COUTIONですぞ。

とにかく、テレビ局スタジオでザ・ピーナッツが歌って、横でスマイリー小原が踊っているだけで、何も言う必要が無い。
TV受像機から映されるザ・ピーナッツは当然白黒で・・・、映画とテレビの立場が逆転し始める頃、両者の関係はこの頃合いが一番良かったかもね。

曲の方は大好きな「ふりむかないで」を歌ってくれるので満足。
あれ? 主題歌「私と私」「高原のしっぽ」は聴いたことなかったな。勉強不足ですみません。売れましたか?

ザ・ピーナッツ 私と私



ラピュタ阿佐ヶ谷

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David Bowie 「Sense Of Doubt」


よしみつこ

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なんですか、これ
こんなんあるんですね。

よしみつこ第148回

おかみさんも師匠同様細身なんですね。
内助の功

前からおばさんが走ってきて避けようとして転倒だそうです。




お大事に・・・・

第11回立川左談次一門会

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事情を知らずに会場に行ったら左談次師骨折により休演。

詳細はおかみさんから聴けます。

よしみつこ

師匠が事故に会い不在と思えばお弟子さんは揃って高座事故。
お二人とも気持ち良く快調だっただけに残念。
それを救ったのは代演の龍志師匠でした。
久しぶりでしたが、やっぱり良いです。立川流の中でも好きな師匠ですが、案外遭遇機会が少ないのです。
調べたら10年前の日暮里以来のようです。

噺家さんに対して、かなり面食いな部分があるのです。龍志師の高座での笑顔。
二つ目錦魚の頃は悪ガキっぽい可愛いさがあったけど、イイ感じの爺ぃになって。
昔は膝に置く手の形のあまりにも家元コピーぶりが可笑しかったけれど、もう気にならない。
強飯の女郎買いに留まらず中まで、たっぷり。

第11回立川左談次一門会
2015(平成27)年4月25日
巣鴨 スタジオ・フォー

立川談吉 「天災」
立川龍志 「子別れ 上・中」

中入り

立川談奈 「井戸の茶碗」

談奈さんは秋の真打ち昇進に伴い立川左平次と改名との事。
「左平次」いいのか? いいんだろうね。

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「マップ・トゥ・ザ・スターズ」

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「マップ・トゥ・ザ・スターズ」2014年 米 監督:デヴィッド・クローネンバーグ

鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督が、ハリウッドセレブの実態をシニカルに描いた人間ドラマ。ハリウッドでリムジン運転手をしていた脚本家ブルース・ワグナーが実際に体験した話を基に、富も名声も得た完璧なセレブ一家が抱える秘密を暴き出す。

セレブを相手にしているセラピストの父ワイス、ステージママの母クリスティーナ、人気子役の息子ベンジーから成るワイス家は、誰もがうらやむ典型的なハリウッドのセレブ一家。しかし、ワイスの患者で落ち目の女優ハバナが、ある問題を起こして施設に入所していたワイス家の長女アガサを個人秘書として雇ったことで、一家が秘密にしてきたことが白日の下にさらされ……。

闇を抱えたサイコな題材は面白いはずなのに、のめりこめないまま、乗りきれず終わっちゃたよ。
解りやすくふっきれてくれないので、悶々としてしまう。だからこそ重苦しく、後味の悪い嫌な印象を残す事に成功しているとも言えるんだろうけど、これが本来のクローネンバーグの手法芸風なんだとすると苦手かもしれない。

ただ一人、下品に吹っ切れているのが女優賞獲得のジュリアン・ムーアおばさん。今回、素晴らしいです。
決してトイレットシーンだけが語られるような演技であったり、作品であったりするべき物じゃないはずなんだが、やっぱりあの屁。いい屁をこいてくれちゃうもんだから・・・SEなんだろうけど、実に嗅覚を刺激する臭そうな便秘の屁でござんした。

期待のワシちゃん、今回は火傷の後を付けての登場だが、修復技術が進んでるのであまり目立たない。同時にキャラの気味悪さも地味目。もっと解りやすくしてしまうと作風が崩れるかもしれないが、ジュリアン・ムーアがあんだけやってくれてるんだから、もどかしい。こういう役は得意のはずだ。

気味の悪さならむしろ弟の方か。美形で大人になりきっていない体型の脆弱さ(驚異のなで肩)が不気味。でも、ピストルで遊んでるので嫌な予感がしたんだけれど、犬殺しでしかなかった。亡霊に惑わされての少年殺しも未遂に終わるし・・・。





ハリウッドゴシックなのでタイトルの意味は「ハリウッド・スターへの道」みたいなものかと思っていたら、そうではないのですね。
このタイトルセンスはなかなかよろしいし、下手な邦題を付けずにそのまま「マップ・トゥ・ザ・スターズ」としたところも好印象。

終始、眠たかったのもあるけれど、今回は撃沈。



早稲田松竹

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東都大学野球 春季 第4週

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4季ぶり1部復帰を果たした専修大がまさかの快進撃を続けている東都大学野球リーグ、神宮観戦してまいりました。
本日は中大OB氏と同伴。



攻撃陣は昨秋の主力が多く残っているので、投手陣に柱ができればそこそこ戦えるかもという思いはありましたが、正直ここまで強いとは。
接戦をモノにしているのは実力の証し。しかし、戦国東都、勝ち負けは紙一重です。

まずは中大VS拓大


中大先発の村川投手(浜田・3年)108球2安打完投のナイスピッチング


拓大先発は飯野投手(作新学院・4年)


昨日に続き2試合連続本塁打を放った高校時代から注目の大型遊撃手、松田選手(国学院久我山・3年)

拓大 000 000 010=1
中大 012 100 000=4
中央 ○村川=保坂(佐野日大・2年)
拓殖 ●飯野-赤嶺(糸満・1年)-池田(柏日体・2年)=杉原(明徳義塾・3年)
本塁打 中央・松田(4回ソロ)

そして第2試合
せっかく古豪が1部復帰したのに・・・
アスレチックスのような新ユニフォームはいかがなものかと思いましたが、いつもでも過去の伝統にしがみついていてはいけないのでしょう。そしてこうして結果を残してくると黄色が冴えてなかなかよろしいと思える。
古豪復活の暁には伝統のユニフォームに戻すプランもあるようで期待しましょう。

最初に結果行ってしまいましょう。

サンケイスポーツさん
専大が開幕6連勝!1部復帰即Vへ、優勝争いトップに踊り出る/東都

東都大学野球第4週第2日は29日、東京・神宮球場で2回戦2試合を行い、専大が駒大を3-0で下し開幕から6連勝で勝ち点を3に伸ばした。6連勝は8戦全勝(5校制)で優勝した1959年春以来。中大が拓大を4-1で下し連勝、勝ち点を2とした。専大は二回先頭の5番・渡辺和哉内野手(4年)が2試合連続の2号ソロ、四回には4番・浜田竜之祐内野手(同)が右越え2ランを放ち、連日先発の右腕・大野亨輔投手(同)が1安打完封した。

“台風の目”と注目された専大が、優勝争いのトップに躍り出た。東都リーグ最多の31度の優勝を誇る伝統校だが、89年春以来、Vから遠ざかり、昨春に81年秋、82年秋の優勝メンバーである斎藤正直監督(55)が就任し、春2部5位から秋2部優勝、そして入れ替え戦で青学大を破って1部に復帰し、69年春の日大以来の1部復帰即優勝への道を歩んできている。

この日は4番・浜田、5番・渡辺のアベックホームランも出て、「入学して初」という2試合連続先発の大野が1安打1四球9三振で完封し、斎藤監督を喜ばせた。

残る2カードは、次週の国学院大戦と拓大戦。指揮官は「2部の時に、優勝以外は(入れ替え戦に出られないと)意味がない、と1戦必勝でやってきたことが選手に浸透しているので、このまま自分たちの野球をやっていく」と初志貫徹だ。


専修大は昨日延長戦を3人のリレーで凌いだので本日の先発が誰になるのか注目でしたが、大野投手(星稜・4年)が連日の先発。
この選手の復活は大きかったですね。ここまで最上級生でエースとして十二分の活躍。
本日は1安打完封。9奪三振。特に終盤ビシバシ決める奪三振ショーは頼もしい限り。


駒大先発の片山投手(福岡工大城東・4年)2本塁打浴びで4回KO


4回、4番浜田(鹿児島実・4年)の2点本塁打で勝利をグッと引き寄せる。


2試合連続本塁打のDH渡辺(文星芸大付・4年)
昨秋の入替戦から本当に良く打つ長距離砲。他校にとっては脅威の専修打線と言っても良いかな。


浜田選手。4番5番のアベックは初。

専大 010 200 000=3
駒大 000 000 000=0
駒沢:●片山-高橋由(岩国商・2年)-中山(市川越・2年)-伊藤一(中京大中京・3年)=高橋亮(埼玉栄・3年)
専修:○大野=時本(大垣日大・4年)

本塁打 専修・渡辺(2回ソロ)浜田(4回・2点)


得点は本塁打による物だけだったけれど、打つべく人が打って、エースが抑える完勝でした。勢いがついてきたようです。

こうなると昇格即優勝の可能性が現実的になって来ますが、そう甘くは無いのが東都。
なんとか入替戦回避と思っていたのが、それどころでは無くなってきました。
直接対決で連勝と退けた中大が投手陣充実で逆転を狙っているし、来週の國學院大も強豪です。
さらに引き締め一戦必勝で臨んでくれる事でしょう。
滅多にないチャンスを掴めるか。

GWの暦が良い。天気も持ちそうなので来週も行く予定。今度こそ下手投げの彼を見たい。


感動のひらめき

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ネットで話題になってる事をこんな処で便乗して記事にするのは何ですが・・・
あまりにも見事なひらめきに感動してしまいマヒた。


たった1枚でOPENにもCLOSEにもなるカラクリ看板がFacebookで話題に


OPEN CLOSE 看板というと日本では「営業中」と「準備中」の両面看板もよく使われていますね。
ついつい思い出してしまう古いネタ。

この両面看板を使って一言という大喜利があって
金大中の弟で営業中、そのまた弟で準備中と回答したのは、あれは誰でしたっけ?
好楽さんだったか、志の五さんだったか。
あまりの馬鹿馬鹿しさに腹よじってしまい、それ以降このギャグが離れません。
この看板を見る度にエイ=ギョウチュウ、ジュン=ビチュウが浮かんできて困ってます。
とてもナイス・アイデアが浮かぶような頭じゃないやね。

金大中

金大中事件

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映画INDEX

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【あ行】


【か行】

 
【さ行】

 
【た行】 


【な行】


【は行】

 
【ま行】


【や行】


【ら行】


【わ行】



待機中
「恋恋風塵」「疑惑の影」「愛獣 赤い唇」「曽根崎心中」「バリー・リンドン」「新妻地獄」


自宅鑑賞(DVD等)お蔵入り・・・
「ロスト・ワールド」「マルクス兄弟 オペラは踊る」「ビリー・ザ・キッド 21歳の生涯」「荒野の決闘」再鑑賞可能。
「カフカの『城』」「ファーゴ」「ブラック・スワン」「オーメン2/ダミアン」「ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレル」以上レンタル返却。











春季埼玉県高校野球大会 準々決勝 浦和学院vs春日部共栄

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GW恒例の野球観戦
大宮公園まで一走り。
試合開始時間9時と聞いて、随分早いなと思ったが、実際は10時開始でした。
それにしても一気に暑くなりました。
ついこの間までお陽さまが恋しかったのに、もう紫外線と対決。対決です。いつも通り対策は講じてませんので焼けるまま。

埼玉の準々決勝は昨夏の代表で龍谷大平安を降した春日部共栄と今春甲子園ベスト4の浦和学院という好カードになりました。
昨年メンバーが抜けて今年の共栄はどうなのか。
県大会においてはややアンチ浦学的立場なので三塁側春日部共栄父母の会応援団越しに観戦。


浦和学院、先発は10番の小倉投手。センバツでは江口投手が絶好調であった事もあり、登板機会がありませんでしたが、夏を勝ち進むには欠かせない存在の左腕。


春日部共栄の高野投手はエースで4番。彼が中心となるチームのようです。帽子を飛ばしての奮闘はわざとでしょうか。
サイズの合った帽子を被りましょう。強いチームというのはユニフォームの着こなしからして違うもの。春日部共栄も強豪で鍛えられたチームに違いないけれど、こんなところからも今年の浦学との力量差を感じてしまう。

試合の方も投・攻・守に力量差を感じる内容。


本塁打を放った6番高橋(字違いますけど)選手。

春日部共栄打線も5回6回と反撃。外野を抜ける気持ち良い適時打で盛り上がるが、なおも好機に後続を断たれいずれも1点止まりという所が辛かった。

浦学の小倉投手も課題を残す投球。
8回先頭打者を歩かせたところで降板。


二番手はセンバツではベンチ入りの無かった榊原投手。

浦和学院が準決勝進出。滅法強さを見せる関東大会出場へあと一つ。




暑い。さすがにビールが飲みたくなるけどビール販売は無し。アイスモナカで我慢。

第二試合の川越東vs朝霞は見ずに帰る。

帰ってシャワーを浴びて、ビール飲んでバタンキュー。

川越東が準決勝に進出したようです。
準決勝は
浦和学院vs成徳大深谷
川越東vs聖望学園

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「バリー・リンドン」

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「バリー・リンドン」1975年 英 監督:スタンリー・キューブリック

18世紀ヨーロッパ貴族社会の風俗や世界観を鮮やかに再現し、日和見主義で英国貴族に成り上がっていくアイルランド青年の栄華と没落の半生を描いたヒューマン・ドラマ。

第1部「レドモンド・バリーが如何様にしてバリー・リンドンの暮しと称号をわがものとするに至ったか」と第2部「バリー・リンドンの身にふりかかりし不幸と災難の数々」の2部構成でたっぷり185分。途中インターミッションが入ったようだが、一気に上映。3時間という上映時間を考えれば休憩は要らないとも思えるけれど、実際体感は時間は6時間くらいに感じられてたっまったもんでは無い。途中だれて、少し眠ってしまったのもあるけれど退屈に感じる時間帯が確かにあった。それでも前半のクイン大尉との決闘を中心とした国を追われていく波乱の人生。後半の義息との決闘を中心とした凋落の人生物語。2つの決闘シーンでそれなりに盛り上がり、6時間にも感じた作品なのに、これで終わってしまうのが惜しい、もっと見続けていたいと思うのだから不思議。

18世紀貴族の風俗とか良く知らないけど、細部に徹底した拘りをみせるキューブリックが描いてるから、そのまんま信用しても良いと思わせる説得力。
18世紀絵画を見ているかのような美しい絵作り。美しい風景の中に、あのタイツ姿の妙ちくりんな衣装の人物の配し方なんて構図的に相当計算されてんでしょうね。

しかし、中世貴族の衣装をまとった人物が出てくると、必然的にそこから始まるギャグやコントを連想してしまうのは、誠に困ったもんだ。
白塗りに付けホクロ・・・。やはりギャグ要素としか思えない。実際コメディ要素はかなり散りばめられているんじゃないか。

兵隊が行進しながら真正面から対峙し敵の標的となりバラバラ倒れていくという中世の戦闘シーンは決闘以上の様式美か。

好きなポイントを挙げるとすれば
最低な男バリーが義息との決闘シーンで見せる男気。鳩の羽ばたき音の効果がナイスです。
そんな最低男のバリーを愛して止まないリンドン未亡人の哀しげな表情。
馬車での嫌煙シーン・・・
あたりです。

今回もクラシック音楽。様々なアレンジで流れるヘンデルの「組曲第11番ニ短調HWV.437〔第2集第4番〕からサラバンド」の何たる不吉な感じ。

落ちは今回も字幕による一言。「時計じかけ」のようなオチャメ度は無いけれど、こちらも象徴的でかなりよろしい。

エロチックなところが冒頭のノラとのリボン隠しのシーンくらい。最初の方で出てくるもんだから、その後も期待したけれど、後は義息への体罰くらいなもんでエロさに欠けているのが残念。

主演のライアン・オニールは平凡な感じがしたが、脇役が皆さんイイ顔している。ノラ、クイン大尉、追いはぎ、バリバリ、ブリンドン子爵・・・・、中でもランド神父は出色。
















品川プリンスシネマ

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肉フェスTOKYO 2015春 駒沢

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連休3日目
混雑、並びを覚悟のうえで駒沢オリンピック公園で開かれている肉フェスに行ってきた。
食べざかりの中三も自分同様にまったく健啖家ではないので、さほどお金もかからんだろうて。

午後1時半に現地到着。
700円単位の食券を購入するシステム。
だいたい一食が食券2枚の1,400円。軽いもので1枚のも少しある。
失敗したのはsuicaをチャージしておけば食券を買うために並ばずに済んだのね。



行楽日和で人出も多いので、着席は無理そう。立ち食いで・・・

まずはエイジングビーフ
「赤みの旨味 超熟エイジングビーフステーキ」各1



小さいけれど、これでちゃんと150gはある。
熟成一枚ステーキを野菜たっぷりの特選ソースとともに。
空腹で立ち食いがっつき、高級感を排除して屋台気分が好ましい。

流石にのどが渇きますね。ソフトドリンク、アルコールは現金可のものも
クラフト・ビールは食券で購入。

いわて蔵ビール ヴァインツェンの山椒のビールをいただく、美味い。



もう一食は
「旨すぎる!牛タンネギ焼き」と隣の「宮崎牛A5プレミアムステーキ握り」を所望して分け合って食らう。


まぁ、よくある牛タンでございます。白髪ネギがたっぷり添えられていて嬉しい。
デザート店舗もあるけれど、サラダとかは無い。お肉は野菜と一緒に食べたいからね。


写真で見るとこんなもんで不味そうすが、食するとこれが美味い。すこし甘めの特製ステーキソースが絶妙。一人占めしたくなる一品。



もう一品、食券買い足してとも思いましたが、今日はこれぐらいで勘弁してもらいましょう。

満腹ではないけれど、ちょうど良い感じ。

限定メニューも気になったけどなぁ。

肉フェス×寄生獣がコラボ! “ミギートボール”も登場「美味しいお肉食べてますか?(意味深)」
ハイチの「グリヨ」も興味深いけれど、これは昨日までの出店だったようです。残念。

ゴールデンウィークらしいイベントって事で。

ゴッチーズビーフ池袋西口店

大安くらぶ

ホルイチ

いわて蔵ビール 山椒エール

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東都大学野球 春季 第5週 専修大VS國學院大

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完全優勝の1959年春以来の開幕6連勝で周囲では、昇格即Vだの26年ぶりVだのという声も聞こえてくるけど、まだまだ勝ち点3でしかありません。大学のリーグ戦はそう甘くはないのです。
ここからまさに一戦必勝。負けてしまうとあっと言う間に転落です。
しかし、そういった環境で野球ができるのは幸せな事でしょう。
個人的には優勝も望みたいけれど、今季優勝しても秋や来春にまた2部に戻るのはもう避けたい。一部定着を大目標としてもらいたいと思います。

とにかく今週は連敗をしない事。
一方、専修の進撃を止めてここを連勝して9季ぶり優勝をぐっと引き寄せたい國學院大。
やはり東都はスリリングです。

曇り空で涼しく、正午を回ると陽が差してきました。



「打撃陣が好調なので投手陣の頑張り次第で優勝が見えてくる」と言っていた大野クン(星稜・4年)が先発。(今回から選手をクン付けで記載する事にします。)
しかし、先週の快刀乱麻の投球再現というわけには行きませんでした。
初回に2番からセンター返しの3連打で先取点と奪われ、併殺くずれで2点目。
2回は無得点ながら四死球でピンチを招き、3回には柴田クン(岡山理大付・4年)に本塁打を浴びてしまう。




國學院の4年生エース新ヶ江クン(国学院栃木)

専修は4回に打撃好調の4番浜田クン(鹿児島実・4年)が安打の森山クン(星稜・3年)を置いて2点本塁打で反撃。




大野投手の立ち直りに託したかったのですが、直後の5回には長打2本の適時打でノックアウトの形。
二番手は谷本クン(済美・4年)今季初登板。ここから専修は投手陣を繋いでいくのですが、負けパターン。
1年生の山田宏夢(北照)クン、2年生の越渡クン(市岐阜商)
負け試合でもこのあたりの投手で1人でもビシッと抑える子が出てくると一部定着の夢が広がるんですが、そうは行きませんでした。
秦クン(二松学舎大付・1年)にもヒットが欲しいですね。明日以降期待です。


谷本投手(済美・4年)


山田宏投手(北照・1年)


越渡投手(市岐阜商・2年)

打撃陣も安打を打ったのは重野クン2本、浜田クン3本、森山クン1本の3人だけの6安打で完敗。
新ヶ江投手を攻略できそうな雰囲気はありましたが、継投で 土倉投手(遊学館・4年)に退けられ、最終回に敵失で1点を奪うに留まりました。

第二戦は絶対に負けられない戦いになります。完敗だけに気持ちは切り替えやすいのでは?
勝ちパターンの継投が見たい。下手投げの彼を見たい。健闘を祈ります。



忙しいので亜細亜大VS拓殖大は見ずに帰る。

東都大学野球 春季 第5週
1回戦
國學院 201 021 012=9
専修大 000 200 001=3
専:大野-谷本-山田宏-越渡=時本(大垣日大・4年)-大橋(天理・1年)
國:新ヶ江-土倉=大前(青森山田・4年)
本塁打 國:柴田(3回・ソロ)専:浜田(4回・2点)

神宮球場

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東都大学野球 春季 第5週 専修大VS國學院大 第2戦

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今日も勝つと負けるでは大違いの重要な一戦。神宮球場に駆け付けました。
12時半試合開始予定だから、前の試合がよほど早く終わらない限り13時に着けばよいでしょうという感じで向かう。
到着すると第一試合、亜細亜大VS拓殖大が延長に突入。延長11回を迎えていました。
こちらも両校負けられない一戦。熾烈な投手戦が繰り広げられていました。

結局、両校とも投手陣が踏ん張り決着付かず、延長15回1-1の引き分けとなりました。拓大が必死に追いついた形で明日、1敗1分けで第3戦を闘います。



長い試合でした4時間弱。
すっかり待たされた専修、國學院の両校。影響が出るのはどちらでしょうか。
両先発投手の立ち上がりに注目。

試合開始が14時50分。
夕方予定していた用件はキャンセルするしかないでしょう。


國學院先発は沖垣クン(生光学園・4年)


専修大は新生堀田クン(常葉学園菊川・2年)

両者不安な立ち上がりをなんとか0で切り抜ける。特に堀田クンは失策・四球で走者を出して嫌な流れでしたが踏ん張りました。


2回に専大の大砲・渡辺クン(文星芸大付・4年)がこの日も本塁打で先制。本当によく打ちます。東都でも久し振りのホームランバッターですね。

しかし、その裏すぐに國學院も反撃。鈴木薫クン(文星芸大付・4年)の適時二塁打が出ます。同窓生競演ですね。
その後は両投手が踏ん張って膠着状態。
専修大は本当に適時打欠乏のイメージ。GW3戦見に来ても本塁打でしか点取ってない、あとは敵失。
いい当たりが外野に飛んでも抜けることが無い、というのは相手投手の術中という事でしょうか。
打者によっては、もう少し中堅中心に転がす意識があっても良いのかな。

この日は昨日大当たりの濱田クン(鹿児島実・4年)が不発で連打を許してもらえません。


ここまでチームを復活させてくれた斉藤正直監督の抗議場面。國學院の鳥山監督のアピールで死球が認められた事への抗議。その前に斉藤監督も守備妨害をアピールして、これは認められなかったんですね。


そうこうしているうちに、國學院は昨日もピシャリと救援した土倉クン(遊学館・4年)うがマウンドに上がってしまいました。ますます点が取りにくくなりそう。

また、この試合も延長という雰囲気も出てきます。そうなると後攻めの國學院がやはり有利になってしまいます。
9回表、絶好の好機は先頭の三浦クン(札幌第一・4年)がストレートの四球を選んで出塁。犠打でスコアリングに送って中軸。濱田クンが打ちそこなって倒れると、4番の渡辺クンは敬遠。当然の策ですね。
6番途中から1年生に代わって入っていた永濱クン(専大松戸・3年)に代打は高崎クン(常葉菊川・4年)、後輩の堀田くんが頑張っているのでここは一発ほしいところでしたが凡退チェンジ。
9回裏、堀田クンが先頭打者に安打され犠打で二塁に送られたところで、待ってました!高橋礼クン(専大松戸・2年)大学選抜にも選ばれているサブマリン。投球を見るのは初めてです。


ダイナミックなサブマリン、186cm でかいです。撮影失敗でこれ1枚。

しかし、代打の増田クンに安打でつながれ一死一三塁。もう満塁策をとるしかありません。
代打の朝日くんを見事な三振。もう、バットとボールが遠く離れ当たる気がしません。
いよいよこれは延長かなと、迎える打者は昨日からいい働きをしているオーマイパスタ(國學院のユニークな応援)の大前クン。
きっと打ち取ってくれるでしょうと安心して見ていたら、なんとフルカウントになってしまいました。
運命の1球は・・・、見送られボール、痛恨の押出し四球でサヨナラ負け。

この連敗は本当に痛い。代わって國學院は望みを繋ぐ連勝。やはり強いですね。
1部の壁を見せつけられました。
優勝争いは混とん、専修、中央、國學院での争い。中央、國學院ともに駒沢・亜細亜を残しています。
鍵を握るのは駒沢の今永クンが復活するか(大学選抜にはえらばれていましたからね)
ん?なんか他力本願狙ってるな。
残す拓大戦。これまた必ず連勝しなければなりません。今日の岸投手、どうだったんでしょう。

専修大 010 000 000=1
國學大 010 000 001x=2
國學:沖垣-土倉=大前
専修:堀田-高橋=時本
本塁打 専:渡辺(2回ソロ)

神宮球場

「愛獣 赤い唇」

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「加藤彰 たゆたう愛」

「愛獣 赤い唇」1981年 日活 監督:加藤彰

五年の刑期を務めて出所した、コールガールの礼。昔の仲間ユキは悪いヒモの新二にたかられ、奈美は足を洗って夫の仁と喫茶店を開いていた。礼も情夫のヤクザ高村と再会。だが、礼が仲間のためにかぶった組長の息子殺しの事実が明らかになっていき、奈美夫婦や高村と礼の関係は壊れていく。

美人で可愛い泉じゅんの硬派ハードボイルドポルノ。梶芽衣子さんの一連の作品がバックにあるようで、カッコ良いです。
コールガールという立場でありながら義侠心に熱いクールな女って設定。
愛した男に裏切られた事を悟り、男達に輪姦されるシーンであっても、ハードボイルド仕様の泉じゅんは決してうろたえたりしない。かと言って華麗なアクションでピンチを切り抜けたり、ヒーローが助けにきたりもしない。覚悟を決めてされるがまま。女の意地として、決して感じない事。
いくら犯されても白けた虚無の表情というのは、ポルノとしては本来バツなんですけどね。

その点、同僚で喫茶店をやっている奈美(高原リカ)の方がエロい。犯されても、ついつい感じてしまいますから。
しかし、高原リカも捨てたもんじゃないハードボイルド女子。
男の味が忘れられないといった可愛い風情を装い、ラブホの窓を突き破って転落無理心中。
抱き合って落下する刹那のあざといカットがなかなかよろしい。

ワルの男たちも、外見上そこそこカッコ良いのではないでしょうか。

まぁ、泉じゅんは綺麗なので大ハズレは無い。これもギリギリハズレは逃れたといったところ。





ラピュタ阿佐ヶ谷

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