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The Rolling Stones ”Miss Amanda Jones”

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持っておきたいストーンズ・アルバム特集第5弾。そんな特集ありましたっけ?
Between the Buttons

Rolling Stones Miss Amanda Jones

Rolling Stones Miss Amanda Jones

Miss Amanda Jones - The Rolling Stones (HQ)

Miss Amanda Jones (from Some Kind of Wonderful, 1987)


Some Kind of Wonderful



Some Kind of Wonderful Trailer

1987年の青春映画で、まず観る事のない類のもの。
それでもバック・トゥ・ザ・フューチャーの娘が可愛いし、Miss Amanda JonesのPVとしては大丈夫。
短髪フェチではありますが、ここはアマンダ嬢に1票。
ちなみに短髪でドラムを叩く娘はワッツという名で、イケメンの男子はキースという名。

曲はビートルズと対抗するような姿勢があった頃で、元々そういうストーンズは好きじゃなかったんですが、今聴くと微笑ましいんですね。

これも、とっても好きな曲。
ミックのバカっぽい歌唱「じょーおーおーーんんず!」ってのがね。
アルバムも地味目だけれど良いです。
どうせなら英国盤が良いと思いますが・・・


Between the Buttons Original recording remastered, Import


「ロッキー・ホラー・ショー」 プチ・パフォーマンス付き上映

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「ロッキー・ホラー・ショー」1975年 英 監督:ジム・シャーマン プチ・パフォーマンス付き上映
The Rocky Horror Picture Show

恩師スコット博士に婚約の報告をしようと出かけた恋人同士のブラッドとジャネット。しかし、嵐の中、道に迷った山中で車がパンクしてしまう。電話を借りようと近くの古城を訪ねるが、そこでは目を疑うような奇怪なパーティーが開かれていた。城の主フランクン・フルターは変わった人物で、彼は自身が作った人造人間、ブロンドで筋肉質の美男子「ロッキー」を披露する。そしてフランクン・フルターとロッキーは、結婚するような演出でベッドのある部屋へと向かうのだが、ジャネットがロッキーの虜になってしまう。フランクン・フルターは、なんとジャネットとブラッドの両方と・・・



9年前にインタビュー・ドキュメント映画「ミッドナイト・ムービー」というのを観て、そこで取り上げられた6本はできれば全て劇場で観たいと思いまして。当時6本中4本は観賞済み。うち3本劇場観賞済みでした。その後「イレイザー・ヘッド」を劇場観賞。「ナイト・オブ・リビングデッド」をDVD観賞して一応は観賞コンプリ達成。劇場も「ナイト・オブ・リビングデッド」を残すのみとなっております。ところが既に劇場観賞済みのこの「ロッキー・ホラー・ショー」は当時(70年代)、何かの(まったく憶えていない)お目当て映画の併映で観て「気色悪い」というイメージしかなくちっとも面白いと思わなかった奴なので、もう一度ちゃんと観ようと思っていたんです。それが劇場で観れるというので大森へ。

全く知らずに行ってしまったのですが、どうやらその日はパフォーマンス付きの大騒ぎ上映というイベントらしいのだ。これは参ったなぁ、乗り遅れると悲惨だし、無理に乗るのも嫌だし・・・
プチ・パフォーマンス付き上映。と言うのは急遽、追加で決まったパフォーマンス付き上映でゴールデン・ウィーク中という事もあり普段よりパフォーマーの人数が集まらないから。健全だな。

上映前にファンクラブ・LIP'Sのメンバーがクラッカー、紙吹雪などの大騒ぎセット販売。グルグル回して音を出すノイズメーカーなどを配布して回る。ノイズメーカーうるさそうだな。
ますます場違い感に見舞われるのですが・・・どうしましょう。
さて、上映中にみんなで盛り上がるダンスの練習。仕方なしに立ちあがり身体を動かす。これがけっこう良いウォーミング・アップとなってほぐれてきたぞ。後は乗れるなら乗りましょうという感じでいいのかな。

上映スタート、パフォーマーの皆さんがスクリーンに合わせて同じ動きをしたり、空耳を使ったツッコミ野次など・・・
どうなる事かと不安でしたが、これが以外と上映の邪魔にはならない。ライブ・オーディオ・コメンタリーって感じでしょうか。
スクリーン上でお城の人たちが同じノイズメーカーを持っていて、ちょっと嬉しくなったりもする。
何度も何度も観賞しているコアなファンの誘導は多少疎外感はあるものの素人でもそこそこ楽しめるイベント。ここまで来れば楽しんだもの勝ちです。



さて、映画の方ですが公開当時から比べれば、女装とかオネェタレント全盛など、時代と観賞者がこのゲテもの作品を受け入れる土壌が育っているので、気色悪さよりも、主演のフランク・フルター博士・ティム・カリーの怪演ぶりなんかカッコ良いと思える。
もっとオカマっぽい作品と思っていたけど、化粧にボンテージ下着という出で立ちのバイセクシャルでありながら、あくまで男性的なんですね。



では、面白いのかというと、やっぱりストリー的な面白さは解りにくい。
ストーリーどうこう言う作品ではないのですからね。楽曲はそこそこ楽しめる、好きな人は相当嵌るカルト映画である事は間違いない。
ファッション映画の側面強い。
ド派手なコスチュウムもいいけれど、個人的にはブラッドが古城に入った際に着ているブルゾンが猛烈に欲しい。



オープニングでの象徴的な唇と 車椅子のスコット博士の網タイツはナイスだし、スーザン・サランドンの白下着は可愛かった。








だんだんこの世界の虜になっていきそう。ヤバイヤバイ。

Science Fiction-Double Feature

Time Warp - Rocky Horror Picture Show

Rocky Horror Picture Show - Touch-a Touch-a Touch-a Touch me

何はともあれ、図らずもパフォーマンス上映を体験できた事は良かったです。


パフォーマー越しの撮影はOK。スクリーンのみ撮影すると映画泥棒になります。

LIP'Sの皆さん、お疲れさまでした。ただ「エンドロールなんかどうでも良い」って、そりゃ、あなたたちは何度も観てるでしょうけど、それは違うと思いますよ。上映中のおふざけは邪魔にならない按配で楽しかったけれど、エンドロールをとても重要視する身にとっては、ここだけはちょっと頂けません。・・・いや、パフォーマンス上映に来た私がいけないんでした。ごめんなさい。



キネカ大森

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東京六大学野球 春季第5週 早稲田大VS法政大

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東京六大学野球 外野席でのんびり観戦。
六大学は意外と明治・立教が振るわず、早稲田・法政の優勝争いになっている。
昨日の第1戦は早稲田が先勝。
法政はこの後東大戦を残すのみなので、最低でも1勝はしておきたい。早稲田としては連勝を延ばして優勝を一気に引き寄せたいという
この第2戦は注目です。

到着するとちょうど早稲田がワイルドピッチで2点目を献上するシーン。法政先制で面白くなりそうです。
日差しが強くて暑い。ビールが美味そう。




法政の先発は森田クン(富山商・1年)注目の1年生。甲子園での熱投がまだ記憶に新しい。


早稲田は竹内クン(松阪・3年)

3回も法政が攻め早くも竹内クンをマウンドから引きずりおろす。


早稲田二番手は小島クン(浦和学院・1年)1年生対決になりました。こちらも森士監督に抱きかかえられた2年前の仙台育英戦の記憶が鮮烈。
後続を断ち、その後も好投。

その後、試合は淡々と進み。っていうかビール飲んでボーっとしてたんで戦況があまり頭に入ってない。外野席観戦はそれでもいいや。
今日はいわし揚げが販売されてなく残念。自転車なので早目に一杯だけ飲んで酔いをさまして帰らねば・・・

7回、都の西北が高らかに歌われると森田クンが捕まってしまう。二死満塁から河原主将(大阪桐蔭・4年)が右線に走者一掃の三塁打で逆転!


法政二番手、御贔屓、玉熊クン(北海・3年)


まだ1点差の好ゲーム。しかし早稲田は小島クンから吉野和クン(日本文理・3年)のサブマリンに継投で法政の反撃を退ける。
さらに8回、丸子クン(広陵・4年)の三塁打を皮切りに猛攻。玉熊クン打たれます。法政の不味い守備もあり、この回打者一巡の6点と突き離し勝負を決めてしまった。



今季の早稲田の強さは本物のようです。昨日に続いて終盤の得点力が実力の証。高橋新監督の指導の賜物のようです。
投手陣も小島クンがそろそろ先発でも使えそうだし、案外と層が厚い。


吉永クン(日大三・4年)もすこーしずつではありながら復活の兆し?・・・どうなんでしょうね。本日は出番ありませんでした。


法政、堅田クン(関西・4年)を挟んで宮本クン(富山第一・2年)
法政は先発の森田クンとともに、この宮本クンが柱になって富山甲子園組が引っ張ると面白いんだがな。富山県は盛り上がるし、応援しちゃうよ。


ドラフト候補の栄五郎クン(桐蔭学園・4年)は不発。3三振でした。


ヒーローは河原主将ですが、中堅の中澤クン(静岡・3年)も3安打と気を吐く。特に内野安打にした韋駄天ぶりは凄かった。良い選手ですね。

早稲田は次の明治に連勝すると優勝が決まりますが、明治の奮起に期待して混戦にして欲しいですね。
法政は今季8勝3敗が確定(まだ、東大戦終わってないわっ!)今日は終盤ちょっと集中力が切れたようなプレーが出て残念。

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「新妻地獄」

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「加藤彰 たゆたう愛」

「新妻地獄」1975年 日活 監督:加藤彰

嫁ぎ先から、不意に戻ってきた雪路。弟の重夫は驚くが、雪路は夫影井との仲に問題はないという。彼女は責め絵のモデルとなったり、たまたまSM趣味のある相沢と知り合い、互いに惹かれるようになる。相沢に嬲られることを望み、到底満たされない嗜虐欲は雪路を追い詰めていく。彼女がマゾヒズムに目覚めたのには、暗い過去があったのだ。

もう毎度書いていますが、こちらが歳を重ねれば重ねるほど、あれだけ苦手だった谷ナオミの良さにどんどん気付かされてしまう。
加藤彰監督の谷ナオミSMものはさて・・・相性的にチト不安があるのですが、どうでしょう?

セーラー服女子高生の谷ナオミはいくらなんでも無理だろう。しかし案外キャピキャピの谷ナオミさんがキャワユイのです。
それから6年後、もうすっかり大人の女になり和装でも洋装のセーターでも匂い立つような色気に幼馴染の粟津號も欲情しようというものです。
しかし、考えて見れば高校生から6年後ってまだ24,5歳です。あの色気はどう見ても30半ば以上。
実際には当時、谷ナオミ27歳。恐るべし。

謎めいた展開で何故か雪路が被虐に目覚めているようですが。その原因が少しづつ回想によって明らかになります。
その原因とは!キャピキャピ新妻のちょっとしたいたずら心が元で夫である先生が怪我をして不能になってしまい・・・。
松葉杖で殴られたりしていますが、それで被虐に目覚めたというのは説得力に欠けるのですが、原因は「谷ナオミ」だからの一言で充分なのでしょう。
SMシーンが加藤彰のせいかおとなしめなのかなと思っていたら、ある程度物語が決着した後に取ってつけたような緊縛シーン。やはり「谷ナオミだから、これ入れとかないとね」みたいなサービスシーンの数々
縛られたまま小船で流され放置。

東てる美が谷ナオミが惚れる相沢の女。縛られる事でしか感じる事の出来ない哀しい性を演じております。一応、大き目な前張りは上手く隠せていたように思います。
自縛で悶えてるところを粟津號に見つかり犯されます。この時の粟津さんが良いです。「なっ、なっ」って・・・、
終わった後、東てる美から「ブタ」呼ばわりされていますが、今回も粟津さんの頑張りが嬉しいですね。その妻が絵沢萌子さんですがチョイ役でした。

ラピュタ阿佐ヶ谷

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「カフカの『城』」 DVD

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「カフカの『城』」1997年 墺・独 監督:ミヒャエル・ハネケ
Das Schloß/The Castle

フランツ・カフカ未完の傑作小説を、細部に至るまで忠実に映画化した異色作。「城」に支配された村に辿り着いた測量技師・Kを待ち受けけていたものとは…。

昨年DVDを借りて記事にし損ねてお蔵になっていた奴がいくつかあるので簡単にポツポツ公開していこうという趣向。

昨年2月に大雪降りましたよね。その時雪だから雪の映画をってんで借りたんでした。
カフカ作品の中でも大好きな「城」の映画化。実に忠実。終わり方まで・・・未完。

本読んでる時はシュール・ギャグが無性に面白くてクスクス笑いながら読んでいて、本当にこんな読み方で良いのかな?と不安もありましたけど・・・
でも一番好きな測量士の弟子2人が、想像通りのギャグかましてくれるんで、あれで良かったのだと喜ばせてもらった。

フリーダとの関係がこんなに面白かったっけと思い、再読しようと思ったけれど処分したのか文庫本が見つからずBOOK OFFにて再購入。




実はこれがハネケ初体験だったのですね。




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B・B・キング死去

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ブルースの王様B・B・キング氏死去 89歳 自宅でホスピスケア

ブルース界の巨匠B・B・キング(本名ライリー・B・キング)さんが14日、米ネバダ州ラスベガス市内で死去。89歳だった。20年以上前から糖尿病を患っていたが、昨年10月のツアー中に体調を崩して残りの公演をキャンセル。衰弱が目立つようになり、今月1日に在宅介護を受けていることを自身の公式サイトとフェイスブックで明らかにしていた。

「キング・オブ・ブルース(ブルースの王様)」と称されるキングさんは1925年9月16日にミシシッピ州イッタベータのプランテーション(大規模農園)で生まれ、両親は4歳のとき離婚。幼少時から綿花畑で働き、43年にテネシー州メンフィスに移り住んだ。そこでいとこにギターを習い、49年にレコード・デビュー。

アルバムは50枚以上リリースしており、代表作に50年代のヒット曲「Three O’Clock Blues」や70年の「The Thrill Is Gone」などがある。69年にはローリング・ストーンズと欧州14都市でツアーを行っており、グラミー賞は15回受賞。89年にはアイルランドのロックバンド「U2」と共演した「When Love Comes to Town」を発表し、ロックの殿堂入りも果たした。71年以来、何度も日本公演を行った。

自ら「ルシール」と命名したギブソン製のギターはあまりにも有名。“うめくように”奏でるテクニックとその卓越したボーカルは、エリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリックス、キース・リチャーズなど多くのギタリストに影響を与えた。

スポニチ・アネックス
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ブルース・ギターってのもなかなか好きなジャンルではあるけれど、常にそっちまで手が回らない状態。
それでもブルースの王様 B・B・キングなのだから1枚くらい持っておこうと買ったCDがこちら。





いろんなアーティストとデュオしております。

B・B・KING DEUCES WILD
bb king & eric clapton rock me baby best version

B.B. King & Dr. John: There Must Be a Better World Somewhere


はっきり言ってマディ・ウォーターズあたりと比べて、ほとんど聴く事がない。あまり好みでなかったので買った当初に聴いたきりかな。選ぶCDを間違えたんでしょう。

今夜は追悼で久しぶりに聴いてみました。デュオじゃない奴の方がきっと良いと思われます。

ご冥福をお祈りいたします。

Touch and Go - I find you very attractive

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作業用BGM 忘備録(部屋のお片づけ、掃除機の前に)
Touch and Go - I find you very attractive

クラブとかダンス・シーンって奴でしょうか。
部屋の片づけをしながらYOU TUBEランダム再生してたらかかってたんで。

日本語情報あんまり無いようなんですが、どうなんですか。




せくしー画像でも
Touch And Go Straight To Number One

Touch & Go - Would You Go To Bed With Me?



Touch & Go - Quieres acostarte conmigo

Touch and go - Tango in harlem

Touch and Go (band)
東欧で人気ってのがいいね。

http://www.touch-and-go.net/


I Find You Very Attractive Import

村瀬秀信 「4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ涙の球団史」

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2015年5月現在
DeNAベイスターズは絶好調。51年ぶりの7カード連続勝ち越しで貯金11、首位を走っている。

大洋ファンSince1975としては、久しぶりに毎日試合結果を確認するのが楽しい。
もうずいぶん長い間、プロ野球(特にセ・リーグ)には関心が無いという態度を取り続けていたのに、今年はそうも行かなくなってきた。ゲンキンなものであります。
身売りして中畑監督就任を機にファンをやめようかとも思ったが、やっぱりずっと気になっていた。密かに密かに・・・

横浜球場での観戦も18年御無沙汰している。
一番良く行ったのは98年のV戦士が育ってきた93年~97年。優勝の年は一度も観戦に行けなかった。
にわかに行ってみようかなという気にもなる。今、お気に入りは法政の三嶋クンです。ローテが平日になってしまいました。

これは発刊された当時2013年速攻で買って読んでいたもの。
記事UPし損ねていたので、快進撃を記念しまして・・・

ファンによるファンのための・・・涙なくしては語れない敗戦記録。
なぜいつまでも弱いのか。なぜ歴史から学べないのか、そんな事情が良く解る。ファン必読の書であります。
DeNA中畑体制になって少しづつ変わってきたけれど3年でクライマックスシリーズ出場は果たせなかった。
2014年まで敗戦の記憶は4676敗まで延びている。

この本では次の優勝は1998年からまた38年待たなければいけないという論調が多い。
待てよ待てよ、38年待って優勝できる保証は一切ありませんよ。
とにかく弱すぎた(特に2006年から2012年の暗黒ぶりは酷かった)昔から弱かったけれどホエールズ(ベイスターズ)は良く春の珍事を起こしてくれていたじゃないか。GWまで持つかどうか。それでもプロ野球開幕当初はずいぶん楽しませてもらえていたけど、この暗黒期は開幕から最下位路線まっしぐらだもんね。

それが久しぶりの快進撃。
このまま行くとは思わない。夏場減速するでしょう。それでも今年は良くやった。もう充分。
出来ることならなんとか持ちこたえ、クライマックスシリーズに出場、優勝チームを破って日本一になるってのが一番良いシナリオ。

今日も1点差、井納が熱投して山崎康を2日連続温存の勝利!
がんばれベイスターズ!


奥江英幸


4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ 涙の球団史著者 : 村瀬秀信双葉社発売日 : 2013-06-26ブクログでレビューを見る»

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「シェア・ハウス・ウイズ・ヴァンパイヤ」

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「シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイヤ」2014年 新 監督:ジェマイン・クレメント タイカ・ワイティティ

ニュージーランドのウェリントンで共同で暮らしている4人のヴァンパイアは、楽器を演奏したりダンスしたり、時々郊外のパブでハメを外したりと自由気ままな日々を過ごしていた。そんなある日、8,000歳のピーターがうっかりかんでしまった大学生のニックも彼らの仲間に。さらに、ニックが人間の親友スチューをシェアハウスに連れてきたことから騒動が巻き起こり……。

「ロッキー・ホラー・ショー」のScience Fiction-Double Featureのカプリングがコレ!
キネカ大森さんナイス!

実はこの作品、予告編を観て「おもしろそうじゃん」と興味を持たんだけど、冷静になるとくだらなそうだし、劇場で観るまでもないかとスルーを決め込んでいた奴。まさかコレを劇場観賞する事になろうとは・・・。これぞDouble Feature二本立ての醍醐味ですな。

想像通り他愛のない内容ですがモキュメンタリーの手法が妙に緩い笑いを誘ってくれるし、昔からのヴァンパイヤ映画に詳しければ一層楽しめそうでもある。さらに、劇中で使われる絵画のチョイスがなかなか良いのです。
いろいろ調べていくと相当楽しめる作品なんじゃないだろうか。いや、それほどのモンでは無いけれど。

ニックの友人で人間のスチュ。
高齢で現代のものに疎いヴァンパイヤたちにあれこれ親切に教えてあげる飄々さ。

ヴァンパイヤから愛され信頼も熱い彼の存在がある事によって、観ているこちらも「この作品なんか、好き」と言えてしまう。



多分、予告編を観て「面白そう」と思い観に来たらガッカリするだろうけれど、ハードル低くてDouble Featureのついでで観たことによって案外評価できるって作品。
二本立て企画の勝利!



キネカ大森

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東京六大学野球 第6週 早稲田大VS明治大

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新記録更新に視界良好。第一戦は無安打でしたが明治・高山選手(日大三・4年)の安打数は5月16日現在111。

今季つまずいてしまった明治ですが、流石にもつれる早明戦。第一戦で早稲田の連勝を止め、優勝争いを面白くしてくれます。

本日の先発。明治はプロも注目、上原投手(広陵・4年)


そして早稲田は今季、復活をかける吉永投手(日大三・4年)
早稲田はこの吉永クンが復活すると、さらに投手陣が充実してくる。注目の当板です。


試合開始早々、早稲田が1発攻勢。
2番河原主将(大阪桐蔭・4年)が右へ、3番茂木栄五郎選手(桐蔭学園・4年)がバックスクリーンに放り込む2者連続本塁打で先制。
外野席観戦は本塁打が出ると盛り上がる。この日は右中間スタンドだったので周囲は明治ファンが多かったようですけど。

注目の吉永投手は日大三同期・高山選手に112本目の安打を許しますが、牽制で見事に刺してまずまずの滑り出し・・・
ところが2回の攻撃で打者吉永選手が高山選手への中飛を打った際にトラブル発生したようで、2回から急遽、小島クン(浦和学院・1年)にスイッチ。復活を期す吉永クンの状態が心配ですね。


明治低迷を象徴するように上原投手が不調。制球に苦しんでいました。それでも終盤まで初回の2点のみで凌いで行く。
6回には菅野選手(東海大相模・4年)のソロ本塁打で1点差とし、7回も抑えの吉野和投手(日本文理・3年)を代打攻勢で二死満塁と攻めるも後続が断たれます。


追撃の本塁打を放った菅野選手。


最後を締めくくったサブマリン吉野和投手。



早稲田が終盤、茂木栄五郎選手がこの日2本目の本塁打も出て突き離し第3戦に持ち込みました。
これで明治の優勝は消滅。
先週に続き小島投手が救援で2勝目。
高山選手は3安打で通算114まで伸ばし、小早川(PL学園-法政)等に並び歴代9位。
早稲田、茂木栄五郎選手は3安打3打点の活躍で今季5本塁打。長打力に磨きがかかたようです。

明治投手陣の不要な四球が多く、10安打11四球ではいかにも厳しい。第3戦も早稲田有利ではないでしょうか。

優勝の行方は法政が残り連勝確定的で8勝3敗勝ち点4
優勝のかかる早慶戦、慶応が連勝で法政に追いつく、早稲田は明治から勝ち点を得ればかなり有利になります。

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「結婚哲学」

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「ルビッチ・タッチ!」

「結婚哲学」1924年 米 監督:エルンスト・ルビッチ デジタル上映

結婚生活に不満を持つミツィは、親友シャーロットの夫にモーションをかけ・・・。二組の夫婦がくっついたり離れたりしつつ、ラストはキッチリまとまるセンスの良さ!チャップリンや黒澤、ヒッチコックがこよなく愛した、ルビッチ恋愛喜劇の最高峰。

サイレント映画。途中でまどろみながらの観賞となったけれど、それでも充分面白く楽しめた。
ミツィは強かな肉食系女子で獲物を狙う顔芸がすごくおっかない。
シャーロットの方は純粋ではあるけれど誤解の多いやきもち焼きで、これまた面倒臭さそう。
好きでもない男に言い寄られれば悪い気はしないし、親友の不幸を心配しながらも浮気相手への好奇心から駆け付けてみたり、極めて悪い意味で女性的。
長身のドクター・ブラウンは品のある紳士ながら、同僚のグスタフを馬鹿にしての大笑いの顔芸がまた凄い。



なんのかんの終始ラブラブなブラウン夫妻は元の鞘に治まり、ミツィと別れたがってるお髭のシュトック教授は優位に離婚を決め、めでたしめでたし・・・
ミツィは散々な目となりましたが自業自得とも言え・・・
可愛そうなのはコケにされまくってたブラウン医師の同僚でブラウン夫人のシャーロットに思いを寄せるグスタフ・ミューラ氏。でも彼は顔がとてもキモいのでしょうがない。

ラスト、きっちりまとまるとあるが、ずいぶん強引ではあります。強引なだけに嫌なタイプに思えたミツィの強い愛情への渇望が憐れであり、せつなくもあり・・・。

シネマヴェーラ渋谷

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祝・古豪復活!専修大学野球部(東都大学野球)

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専大26年ぶりV 昇格即優勝は日大以来

2015年5月20日

「東都大学野球 専大1-0拓大」(20日・神宮)

専大が完封勝ちし、89年春以来26年ぶりの優勝を決めた。1部昇格し、即シーズンを制したのは69年春の日大以来46年ぶりとなる。
初回2死三塁から、4番・浜田竜之祐内野手(4年・鹿児島実)が左翼線に適時二塁打を放ち先制。この1点を、先発の堀田竜也投手(2年・常葉学園菊川)、大野亨輔投手(4年・星稜)、高橋礼投手(2年・専大松戸)の3投手のリレーで守り抜いた。

OBで就任2年目の斎藤正直監督は、ウイニングボールを手に「このボールを取るまで長かったな、と。26年ですから」としみじみ。決勝打の浜田は「入学した時から2部の生活が長くて(1部優勝は)想像できなかった。やってきたキツい練習が報われてうれしい」と、喜びに浸った。
専大は勝ち点4、8勝2敗で全日程を終了。中大、国学院大が残り試合に連勝して勝ち点4としても勝率で及ばないため、専大の優勝が決まった。
敗れた拓大は、最下位が確定。2部1位との入れ替え戦に回る。

デイリースポーツ
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26年ぶり・・・
この伝統校が長らく低迷してしまっているのを知り熱烈応援に回って苦節8年の美酒。

本日は1時から客先で仕事の打合せがあり、打合せ前に経過確認すると8回終って1-0でリードというハラハラ痺れる展開。そのまま2時半まで打合せに入り、終わってドキドキ、再確認すると吉報が待っていました。

監督、選手、関係者の皆様お疲れ様でした。
全学休講の大応援団。応援に駆け付けた現役、OBの皆様もお疲れ様でした。




濱田クンも申しておりますが、この早期復活はまったく想像もしていなかった。
主力投手が抜けオープン戦も苦戦しているようだし、また2部に逆戻りだけは避けたい。早く勝ち点2を獲得するのが目標と見ていたのに6連勝で勝ち点3と最下位回避どころか優勝の目が出てきた。
私もGW中に3試合観戦する事ができ(1勝2敗でしたが)1部って本当に良いなぁと実感させていただきました。

國學院戦に1つでも勝てれば優勝できるのではと思っていたら、痛恨の連敗。そうは簡単ではありませんよ。
それでも入替戦回避を狙う拓大にキッチリ連勝。素晴らしいです。

こんな記事がありました。
専修大「1部昇格即優勝」は46年ぶりの快挙 勝因は卓越したチームマネジメント

古豪復活にはちゃんと理由があるものですね。斉藤正直監督素晴らしいです。
もっとも前高橋監督も1部昇格時はその人柄が賞賛されもしましたがすぐに2部落ち低迷するとけちょんけちょんでしたけど。
中大には御礼を申し上げたいし、次は平成16年秋以来の中大優勝を見たいです。日大も上がってくるかもしれないし、更に盛り上がるぞ(拓大さん、ごめんね)


斉藤正直

1960年生まれの昭和54年入学。山沖(中村-専大=阪急他)の1個下、つまり我々の1個下ですから監督自身も学生時代2部から頂点へ駆け上がった経験があるんですよね。

OBの黒田投手(上宮-専大=現広島)も次は日本一も狙えると申しております。
今、調べたら早くもクォーターファイナルで六大学(多分、早稲田が来るでしょう)と当たってしまう組合せ。
決勝まで当たりたくない相手。(その前に負けたら話になりませんけど)
しかし、今や打倒六大学イコール日本一ではありませんから。昨年Vの東海大や昨年準Vの神大は言うに及ばず、各地区大学の台頭も充分ある時代。
名門東都の代表と言っても昨年までは2部のチーム、経験も実績も不足していますのでチャレンジャー精神を忘れず戦って欲しいです。
東都最多優勝を誇る古豪も日本一は1度きりですから、なかなか大変。
リーグ4連覇のサッカーもインカレ優勝は1度きり。

また、この優勝に留まらず精進です。夏場にさらに鍛えて守備力や機動力にももっともっと磨きを掛けなければなりません。そして1,2年生の野手の台頭が待ち望まれます。来年は主力がごっそり卒業します。今の主力、2年前に1部昇格した時の主力は2年時から活躍しておりました。一部定着し、33回34回と優勝回数を増やしていってもらいたい。

本当によくやりました。おめでとう。



低迷の歴史のほんの一部

2009.5.12神宮第二球場

東都大学野球2部 専修大VS日本大

東都大学野球2部 専修大VS立正大

春季東都大学野球2部 専修大VS国士舘大

東都大学野球2部優勝決定戦 日大VS専大

東都大学野球 1部2部入替戦 東洋大VS専修大

東都大学野球2部秋季リーグ 専修大VS日本大

東都大学野球一部二部入替戦 青山学院大VS専修大


当ブログ東都優勝記事には毎回、過去の栄光を誇示するために歴代優勝回数を掲載しております。
もう過去の栄光ではありません。これから新しい時代を作ってください。
ほんとに、まさかこんなに早く32回目を記載できるとは思いませんでした。


東都大学野球優勝回数

専修大・・・32
駒沢大・・・27
中央大・・・24
亜 大・・・23
日 大・・・22
東洋大・・・16
青学大・・・12
芝工大・・・ 3
学習院・・・ 1
国士大・・・ 1
立正大・・・ 1
國學大・・・ 1


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「スーパー・サイズ・ミー」DVD

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「スーパー・サイズ・ミー」2004年 米 監督:モーガンスパーロック

モーガン・スパーロック自身が1日に3回、30日間、マクドナルドのファストフードだけを食べ続けたらどうなるかを記録。この間、健康のための運動はやめ、彼の身におこる身体的・精神的な影響について記録。さらに、スパーロックはファストフード業界の社会的な影響を調査し、この業界が利益のために栄養を犠牲にしていることを明らかに。

ずっと見たかったやつを漸くレンタルに踏み切った。この作品を知ったのは4年前「ビン・ラディンを探せ」を見たとき。その時点で既に公開から7年も経っちゃってる。ドキュメントだし、こういうのは旬を逃すとなんだかね。
マクドナルドの状況も良かれ悪しかれいろんな意味で変わってきてるでしょうけど、そんな事はどうでも良い。

監督自ら身体を張っての危険な実験。日本のテレビ・バラエティ企画にも大きな影響与えてるんじゃないですか。
スパーロックは体当たりと何故か楽しくなる編集方法が見せ場と思う。だからいつでもそこそこ楽しめる。それでいて追及している内容はけっこうシビアで大真面目ってのが良いね。

実験条件自体が偏っていたりもするし、マクドナルドじゃなくても同じ物ばかり1カ月も食っていたら、そりゃ身体も悪くなるだろうよ。

さて、そのマクドナルドですが、私自身、年齢の割に使う頻度は多いと思う。なかでも朝マックはほぼ日課。
リピトールを隔日に飲むよう言われておりながらついつい飲み忘れる事しばしば。
課しているのは、目に見える卵とイカ、タコを徹底的に避ける事。
卵は目に見えてなければOKとしている。そこまで拒んだら食えるものが極端に減るからね。OKを言いことにハンバーガーや卵を練りこんだラーメンはしょっちゅう食べてるんで、まったくダメなんですが・・・
流石にこれ見ると、毎朝ソーセージ・マフィン食うのは拙いかなと思う。ソーセージ・エッグ・マフィン食わなけりゃいいってもんじゃない事は解ってます。でも200円で朝飯はなかなかないよ。
値段なりの食事って言ってたよな。

一生懸命青魚、ひじき、納豆、豆腐、しいたけ、食ってはいますが・・・
アボガド・オイル舐めてみるか。

実験を続けるモーガンを心配するオーガニック彼女がいましたけれど、この彼女って、後に「ビン・ラディンを探せ」に出てくる生まれたばかりのモーガンの子の母親ですか?どうでもいいけど。



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東大勝ちましたね

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東大ついに勝った!94連敗でストップ 決勝点は野選

◇東京六大学野球春季リーグ第7週  東大6―4法大(2015年5月23日 神宮)
東大が10年秋の早大1回戦以来の勝利を挙げ、連敗を94で止めた。2点を追う8回に山田の右中間適時三塁打などで同点。4―4の延長10回1死二、三塁から内野ゴロの間に勝ち越しに成功した。
1点を追う5回1死二、三塁から暴投で2者が生還して逆転。7回に3点を失って再び追う展開となったが、8回に楠田の犠飛と山田の適時三塁打で同点に追いついた。
そして4―4で迎えた10回表に2度の野選で2点勝ち越し。投手陣は山本俊、三木、宮台、柴田とつなぎ、逃げ切った。10年秋の早大2回戦から始まった東京六大学野球リーグ史上最長の連敗記録に終止符を打った。法大から勝利するのは08年秋以来7年ぶりとなった。
一方、敗れた法大は今季4敗目を喫し、優勝の可能性が消滅した。

スポニチアネックス

     

まさかここで勝つとは。
優勝の望みがある法政。勝ち星計算していましたが、油断ありましたか。
野選2個ってのもどうなの?
ほんのちょっと巴戦に期待していたのに・・・

確実に秋には百は突破すると思ってました。高山選手(明治)の新記録とどっちが先かって。申し訳けない。

野球だからこういう事もあるんですね。

何はともあれ東大野球部、おめでとうございます。
また明日からあらためて記録に向かう事になりますが、がんばってください。(ちょっと意地悪でしたか

ベイスターズが首位だったり専修が昇格即優勝したり、今年の野球界は波乱含みで面白い。

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ceramic dog / you turn

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今月届いたMARC RIBOTはコレ


ceramic dog / you turn

1. lies my body told me
2. you turn
3. masters of the internet
4. ritual slaughter
5. avanti papolo
6. ain't gonna let them turn us round
7. bread and roses
8. prayer
9. mr.pants goes to hollywood
10. the kid is back!
11. take 5
12. we are the professionals
13. special snowflake

Mark Ribot / Ches Smith / Shahzad Ismaily



YOU TUBEにてさんざん聴いてきたものばかりだし、ヴォーカルの入る曲が多いので心配でしたが、これが実に気に入ってしましました。
スタンダードの11が目玉でありますが、有名な曲を彼がアレンジするのだから悪かろうはずがないわけで、そりゃあ、初めて聴いた時はぶっ飛んだ。
ロックンロールスタンダードに「ベートーヴェンをぶっ飛ばせ」ってのがあるけど、まさに「デイブ・ブルーベックをぶっ飛ばせ!」
元ネタが変拍子で個性的なのに、こんな料理の仕方があるんかって感じ。



目玉のスタンダードが良いのは既に周知でしたが、いや、オリジナル?がまた良い。
2、4、8等インプロヴィゼーションものは勿論、ヴォーカルの入る曲も凄く気に入ってしまいました。

アルバムとしてはバラエティに富んだ選曲。悪く言えばハチャメチャで一貫性が無い。けれど病みつきになる。
これがあのオッサンが演奏しているとなると尚更。
なんだかこちらもレッド・ツェペリンとか夢中で聴いていた中学の頃を思い出し、若返ったような気がしてくる。・・・あくまで気のせいですけど。
3のオリエンタルな無国籍リズムに歌詞も面白そう。今度google翻訳かけてみよう。
6のレゲエではとてもリラックスした感じからソリッドな7への移行。
8でMarkのギターを満喫したら、またコミカルな9がやってくる。
10も可愛らしくて、やっとJAZZYな演奏で和む。
12はブラスまで入ってるくるヒップホップ調で「俺らはプロだぜ!」とやられりゃ・・・マイリマシタ。


どうしたってこれはヘヴィー・ローテーションになりますわな。




届いたCD
PC画面ではグレイと思っていましたが、実際はチャコール・グレイ。これまたシブい!
○×遊びみたいなんのも面白い。


Ceramic Dog - Your Turn (11/13/13)

Marc Ribot's Ceramic Dog, Mr. Pants Goes To Hollywood, Le Poisson Rouge, NYC 5-5-13

今度来日する時は絶対教えろよな!
ceramic dog で来てほしい。




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「奴隷妻」

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「加藤彰 たゆたう愛」

「奴隷妻」1976年 日活 監督:加藤彰

たゆたう女性心理を描くのを得手とした加藤彰の、珍しく男性目線によるハードな一作。没落した一族の玲子は、元は使用人の運転手で、今は高利貸しとして成り上がった山本に借金を申し出る。だが玲子を愛していた山本は彼女を拉致。連日いたぶり続け、いつしか玲子も正気を失い山本に仕えるようになり……。本作は高橋明唯一の主演作であり、男の冷ややかなロマンと愛が行き着く最果てを描いた、異形の傑作。

ポルノ映画は鑑賞後、時間がたってしまうと内容をすっかり忘れてしまう事がある。まさにそれ。どうした事か、あらすじを確認しても白人たちに輪姦される谷ナオミが良かったのと、終盤の女体盛りの事ぐらいしか覚えていない。

チラシコピーにこの女体盛りは戦慄ものだよと記されていた。女体盛りというとどうしても先入観で鮨を連想していたのだが、これが、なんとアツアツのステーキを谷ナオミの腹に乗せナイフとフォークで女体もろとも切り刻むスプラッターぶりで、確かに戦慄!ど肝を抜かれた。
これだけでも十分カルト的な価値があるってもんだ。あまりにも女体盛りのイメージが強すぎて、その他ありきたりのSMポルノ・ストーリーがぶっ飛んじまったて事かも。

ほう、高橋明さん唯一の主演作とは貴重・・・、他には無いというのも意外。というか、確かに主演男優ではあるけれど、やはり主演は谷ナオミでしょう、コレ。ポルノのばやいはそうなるってもんよ。

水城ゆうが良かったような気がするんだけれど思い出せない。もったいない。

ラピュタ阿佐ヶ谷


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訃報 暁輝雄さん

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浪曲漫才「宮川左近ショー」の暁照雄さん死去

浪曲漫才トリオ「宮川左近ショー」のメンバーで三味線を担当した暁照雄(あかつき・てるお、本名・浜田登志夫=はまだ・としお)さんが29日午前4時32分、下咽頭がんのため亡くなった。78歳だった。告別式は近親者で行う。
徳島県生まれ。1950年に2代目東洋軒雷右衛門に入門し、59年、グループを結成。巧みな演奏を聴かせ、「なんでこんなにうまいんやろ」とおどけ、笑わせるギャグが定番だった。トリオとして72年に上方漫才大賞を受賞。解散後、2008年には、弟子とのコンビで文化庁芸術祭賞大賞(大衆演劇部門)も受けた。
(読売新聞)




本日は訃報が相次ぎましたね。
多分、扱いは一番小さいのかと思いますが、自分としてはいの一番に追悼したい方です。

三味線漫談宮川左近ショーは上方芸人さんなのでテレビでしか拝見する事ができなかったけれど、この手の三味線漫談グループでは一番好きだったなぁ。水に漂う左近ショー
早起き名人会をエアチェックした奴も何度も聴いたもんです。

ギターの松島一夫さんも2年前に亡くなられていて、もう皆さん居なくなってしまったのですね。

案外、男性に対して面食いなあたし、端正な顔立ちと着物、三味線の取り合わせが妙におかしくもあり、メンバーの中では一番印象の強い人でした。影ながら左近ショーのデビッド・ボウイと呼んでおりました。

お弟子さんとのコンビ暁照雄光雄はあまり観る機会が無かったなぁ。演芸番組自体が寂しい事になってる。量的にも質的にも・・・寂しいもんです。

本名:浜田 登志夫。三味線担当。徳島県出身。立ち位置は向かって右。浪曲師一家に生まれ、1948年に二代目東洋軒雷右衛門に修行に出され、入門翌日に東洋軒雷坊で宇和島の融通座で初舞台。天才少年浪曲師として売り出される。芸者に三味線を教わっていたが、変声期に喉を傷めたため1954年に照雄の名で曲師に転身。東京に出て三門博に付いたり、大阪で河内音頭の鉄砲光三郎と組んで鉄砲節の開発に邁進したりした。ショウ加入後は和夫、一夫と揃えるため照夫に改名。


たっぷり照雄さんの三味線を聴いてご冥福を祈ろうじゃありませんか。

宮川左近ショー 「殿中松の廊下」より

宮川左近ショー 柔道

宮川左近ショー 「紀伊國屋文左衛門」

暁照雄・光雄

暁照夫・光夫「1996年お正月番組」

スチャラカ社員


「曽根崎心中」

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「ゴールデン名画劇場」

「曽根崎心中」1978年 ATG 監督:増村保造

言いかわした仲の遊女・お初と手代・徳兵衛は、様々な障害に阻まれ、心中を決意する。愛を貫く男女の悲劇を熱情的に描き、梶が数々の主演賞に輝いた増村の集大成。

近松の心中作品を増村監督が撮ったもので、これはかねてより観たかった。
人形浄瑠璃というのはまともに観賞した事は無いけれど、まだまだ演技の稚拙さのある宇崎竜堂の徳兵衛と花魁とはまた違う独特の女郎言葉を使うお初の梶芽衣子による大映的演技を見ていると、そのまんま人形やってるんじゃないかって思うほど。

さて心中に関しては、お初の方が圧倒的に積極的にリードしていて、真面目一本槍で人の良い徳兵衛は引きづられるような感じなんですね。なかなか面白いです。
彼の人の良さにもほどがあるのは悪者友人である油屋久平次に男同士の友情の元、金を貸してしまうのだけれど。この橋本功の久平次の悪人ぶりが素晴らしいだけに、いかにも胡散臭い久平次に無心されて易々と貸してしまう徳兵衛がとっても間抜けに思えてしまうという弊害まで起こしちゃう。とにかくこれだけ憎々しく解りやすい悪人というのはなかなか居ません。橋本功の怪演は大きな見所です。

徳兵衛の主である平野屋久右衛門。井川比佐志がなかなか泣かせる役どころ。

いつもお美しい梶芽衣子さんの見せ場はボロボロになって天満屋を訪れた徳兵衛を縁の下に匿う場面。美しいおみ足にすがりつく徳兵衛。

心中を美化するという事で上演禁止とかって言うけれど、決して美化してばかりいるわけではないように思うのです。いまわの際で両人が父母に自分の不甲斐なさを詫びる言葉・・・、この辺は捉え方一つってところでしょうね。


これが心中に向かうなかなか良い宣材スチールだけれど、徳兵衛の顔がきれいすぎます。本編ではボコボコにされ傷だらけです。美化しちゃいけませんね。

心中シーンの痛々しさもかなりエグくて良かったと思います。

やっぱり古典は素晴らしいです。世話物はもう少し勉強してみるのも良いかもな。




神保町シアター

「レイジング・ブル」 DVD

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「レイジング・ブル」1980年 米 監督:マーティン・スコセッシ

プロ・ボクシング元ミドル級チャンピオンで、"ブロンクスの怒れる牡牛(レイジング・ブル)"の異名をとったジェイク・ラモッタ。スラム街から這い上がり、不屈の闘魂で王座に君臨した栄光と破滅の半生とは……?

恥ずかしながら初めて観ました。やられました。
事前情報は実在のミドル級ボクサーをモデルにしたボクシング映画でロバート・デ・ニーロが所謂デ・ニーロ・アプローチで役者魂を見せているというのんと、男子なら誰でも感動できまっせというお勧めの言葉。
知らないというのは愚かな事ですが、知らないからこそ、驚きがあって楽しめるってのを久々に体感。









オープニングのシャドーボクシングのカッコ良さ、試合シーンの迫力。まぁ、このあたりは想定内。
ビッキーとの出会いから初デート。試合前のストイックな情事までの展開の超エロさ。でもこのあたりまではジェイクのカッコ良さばかりが見えて、何だかなぁと今一のめりこむ事はなかったんです。「百円の恋」の新井浩文のダメさを愛する者としては…

















冒頭で嫌がる弟・ジョーイ(このジョー・ペシがまた素晴らしかったですね)に自分を殴ってみろと執拗にからみますよね。ここが弟同様、なんでこの男はこんな事をさせるんだ?と不思議に思ったわけですが、その後見えてくるジェイクの異常性の一端だったんですね。
彼のダメさ、破滅のポイントは執拗なやきもち焼き。
そこからの転落はもう大好物。









ジェイクが一人ごちます。
「アニマル?そりゃあ俺はケダモノさ。だけどそんなに悪かないだろ。」

これですよ!



まず、ロバート・デ・ニーロのデ・ニーロ・アプローチは聞いておりましたが、実際にあの腹の違いを見ると驚かざるを得ません。
赤井英和のライザップもいいけどね。

 







スコセッシ=デ・ニーロといえば「タクシー・ドライバー」と思っていましたが、こんな名作があるのを知らなかったなんて、なんともお恥ずかしい。ごめんなさいです。









さて、こうなると次は未体験の「ロッキー」をどうするかですが、「レイジング・ブル」がとても良かったので、あっちは食わず嫌いのままで終わらせてしまおうかとも思ってます。今さら見るのも気恥かしい・・・


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祝・早稲田44回目のV

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<東京六大学野球>早大44回目V…6季ぶり

東京六大学野球春季リーグは30日、最終週の早慶1回戦を行い、早大が慶大を降して、6季ぶり44回目の優勝を果たした。優勝回数は法大と並んでリーグ最多。早大は9勝1敗1分けの勝ち点4で、慶大が2回戦から連勝して同4で並んでも勝率で上回る。

早大は大竹(2年・済々黌)が慶大打線を3安打に抑えて完封。四回と八回の丸子(4年・広陵)の二塁打を足場にした得点などで慶大を突き放した。早大は6月8日に開幕する全日本大学選手権に出場する。

毎日新聞

家に居たのにNHKの中継が無かったので試合を見る事ができませんでした。
神宮は超満員だったようです。
秀逸な早慶戦ポスターが話題になってましたしね。

あっさり第1戦で優勝決めましたね。慶応の奮起に期待したのですが、やはり今季の早稲田の戦力充実ぶりが目立ちました。
ご贔屓の大竹投手がすばらしいピッチングをしたようですね。
クォーターファイナルでは当たりたくない相手です。大竹クンをぶつけられたらどうします?
全日本の優勝候補筆頭に上げておきます。
野球ですから何が起こるか解りませんけど・・・

早稲田野球部、優勝おめでとう。吉永クンの元気な姿は見れるんでしょうか。
慶応は、明日から勝ち点奪いに行きましょう。


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