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Channel: JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)
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「キャリー」

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「キャリー」1976年 米 監督:ブライアン・デ・パルマ

内気な高校生キャリーは、冴えない容姿とおどおどした物腰で、学校中の笑い者にされていた。狂信的な母は、性を罪悪視し、肉体の成長はよこしまな邪念の表れであるという考えの持ち主。家では常に罵られていた。そんなキャリーは、遅い初潮を迎えたことを機に、徐々に超能力に目覚めていく。いじめへの罪滅ぼしとして近所に住むスーは、自分の恋人トミーに、キャリーをプロムパーティに誘うよう頼む。怯えながらもキャリーはトミーの誘いを受け、当日はベストカップルに選ばれる。だがステージに上がったキャリーに、いじめたことからパーティ参加を禁止されていたクリスが仕込んでいた、豚の血が降り注ぎ……。

ホラー映画の金字塔。公開時に周囲で凄い話題になっていました。映画、ましてやホラー映画に興味が無かった高校時代はまったくスルーしておりましたが、こんだけ有名な作品だから名シーンくらいは見た事ある。
1976年ブライアン・デ・パルマ。良いじゃないですか。
まだスプラッターは登場してませんので、正当ホラー映画として古くても鑑賞には充分耐える、名作の所以でしょうか。

それにしても・・・
黄色の体操服ブルマでバレーボールをするヤンキー娘たち。
運動音痴のキャリーは標的にされ・・・同じく運動音痴の当方としては身に憶えがあるだけに・・・、まぁ、それはそれとして、シャワールームでのヤンキー娘たちの様子やら、おっかない女体育教師の補習授業しごき、に平手打ち。この聖職者のセンセイがまた肉感的で・・・って、いったい何見てんだ。ホラー映画だろ。
いや、でもデ・パルマは確信的にエッチな気持ちだったに違いない。

ホラーシーンは終盤だけですから、それまでに至る学園青春映画としても実に良い感じ。
それは、主演のシシー・スペイセクがギリギリでドブスじゃなく、飾り用によってはそれなりにチャーミングに見える絶妙感によるところもあるでしょう。
体育教師同様にスー・スネイル(エイミー・アーヴィング)とトミー・ロス(ウィリアム・カット)が悪事に加担しているもんだと疑ってかかっていただけに、この2人が本当にキャリーのために彼女をプロムに引っ張り出した事を知った時は、温かい気持ちにもなれる。へぇ〜
ただ、キャリーにとっては最早、被害者意識の塊ですから、親切にしてくれた女体育教師諸共、皆殺しってのもいいです。
いじめられっ子がキレた時の目の演技。
絶望の中、念動力自殺ですか。

マッチ棒のようなキャリーが体を交わして車を横転させる。名シーンですね。

しかし、いつもつくづく思う事は、最も恐ろしいのは宗教への盲信ですね、やはり。人間の弱さに繋がるだけに。
ママの殺られ方が良いです。
そして、この映画で一番の悪人はキャリーの名を覚えられない校長でしょう。あの、ギャグは押しすぎ・・・

酒気帯びのトラボルタが可愛いです。



早稲田松竹


さて、次はクロエ・グレース・モレッツさんのリメイク版。予習はOK、待ち遠しいですね。

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クロエ・グレース・モレッツ主演でリメイクされた映画『キャリー』の全米公開が、予定されていた3月15日から10月18日に延期されたとHollywood Reporterなど複数のメディアが報じた。

ホラー映画の人気が高まるハロウィンに公開をぶつけるためかもしれないが、W.E.N.N.によると、CGの仕上げにより時間をかけるための措置とのウワサもあるらしい。クロエは6月28日に映画『キック・アス』の続編が公開されるため、そちらが封切られてから存分に『キャリー』のプロモーションをしてもらおうという映画会社の考えもあるようだ。(シネマトゥデイ)

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